マーケティングの基本的なフレームワークについてまとめた

会社のEラーニング講座に、本来は営業さん向けなんでしょうけどマーケティングの基礎講座があったので受講。(マーケティング支援の商材扱いがちなので)

以下本編。

●環境分析
◆3C
Company Competitor Customer
要するに敵を知り己を知れば百戦危うからず。
以下のフレームを使ってそれぞれ補完し合いながら3C分析に活かす

・SWOT分析
内部・外部の縦軸とネガ・ポジの横軸
Strength Weakness Opportunity Threat
自社と競合を4つの観点から比較する。

・PEST分析
外部環境のマクロ・ミクロのうちマクロの話
Politics Economy Society Technology
外部環境のうち、操作しにくいマクロ要因を分析する。

・バリューチェーン分析
付加価値をつける中でどの部分が他社より優れている/劣っているのかを考える
主活動(製造販売工程など)・支援活動(バックオフィスなど)に切り分ける
例:仕入れが強い、製品が弱い、バックオフィス部門が大きすぎる、など

・5フォース分析
新規参入
→参入障壁の高さ
代替品
→例えばカフェの競合:コンビニ、缶コーヒーなど
売り手
→原材料などの供給業者 コーヒー農場など
買い手
→需給バランスが崩れていないか?価格設定や相場はどうか?
現存の競合企業との敵対関係
→力関係がどうなのか。

●STP
顧客を選定する過程。
Segmentation Targeting Positioning
市場を細分化し、その中でどこをターゲットにし、そのためにどのような立ち位置を取るか

◆セグメンテーション
市場細分化戦略
地域・性別・年齢・年収・慣習・文化・趣味など、、、
従業員数・売上規模・地域・親密度・競合利用の有無など
◆ターゲティング
細分化した中で誰を狙っていくのかを決める(缶コーヒーなら時間帯なども)
◆ポジショニング
勝ち抜くためにどういう立ち位置を取るか
競合製品との比較したときに、どのように映るかを工夫する。競合優位性をどのように作り、打ち出すか。

●4P
戦略の中身。以下の4つをどのように組み合わせて打ち出すか。3C分析でも役立つ
Product Price Place Promotion
→買い手の視点では4Cになる。(3Cとは関係ない)
CustomerValue CustomerCost Convenience Communication
どんな価値を、どんな価格で。利便性 接点

企業側の価値と顧客側の価値をすり合わせる
価格設定は何に競合する商品なのかを意識する。何の代替財なのか。


以上。

マーケ系の本はよく読むけどマインドセットとかwebマーケとかの話ばっかだったのでちゃんと体系立ててフレームワーク学んだことなかったな、と。

言われてみてれば、確かにこの辺の視点で考えるし、最初からこれに当てはめて考えると早いですね。巨人の肩に乗りましょう。


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