謎解きワールド「6 step EXTRA」解答・解説
2020年4月6日に公開された、VRChat内で遊ぶことのできる謎解きワールドの「6 step」のクリア後要素の解説記事です。
「VRChat」は、VR空間内にアバターでログインし、多人数でコミュニケーションできるソーシャルVRアプリです。
今回解説する「6 step」は、ソロでも多人数でも挑戦できる謎解きで、制限時間等はありません。(タイム計測機能はあります)
Desktopモード(VR機器を使わずPCのみでVRChatを遊ぶモード)でも解くことができます。
入場
前回の記事では本編について解説しました。
EXTRAを遊ぶためには、本編の最終問題の答えが必要です。
入力すると扉が出現します。
入場すると簡単な説明とスタートボタンがあります
step1
スタートボタンを押すと、頭上からたくさんの玉が降ってきます。
ビンゴカードが4枚、奥には数字を入力するパネルがあります。
天井を見ると、STEP1の問題パネルがあります。
ボールには数字が書いてありません。
単色のボールが11個、2色のボールが10個あります
Step1 解答・解説
Freeマスに✕が付いているカードとついていないカードがある事や、各色のボールの個数、解答パネルが数字であることに注目し、「BINGOと同色のボールの数だけビンゴカードのマスを開いて数字にする」ことで答えを導くことができる問題でした。
青7個、ピンク12個、緑8個(+Free)、赤4個(+Free)から作れる数字はそれぞれ1パターンしかなく、それぞれ7、0、4、1となります。
最後に、天井のボードとビンゴカードの色を合わせて並べ替えることで、パスコードの[4017]が導き出されます。
余談ですが、この形式で線対称である2と5、点対称である6と9は使用することができず、0、1、3、4、7、8から答えとなる数字を選ぶ必要がありました。
使用するマスの数が最大のパターンと最小のパターンは出しておきかったのと、Freeマスを使わないパターンと使うパターンを2つずつにしたかったことからなんとなく今回の数字に決定しました。
step2
(一部見えづらいパネルを拡大)
step1の答えをパネルに入力するとその部屋にstep2が表示されます。
部屋中央にはボードが増え、前面にstep2の問題パネルが出現します。
問題パネル左側にはstep1同様4桁の数字入力パネルが出ています。
ビンゴカートにはアルファベットが追加されています。
step2 解答・解説
前回クロスワードの盤面であったボードの黒マスに注目し、それぞれのビンゴカードの対応する位置を矢印の通り左から読んでいきます。
前面パネルに表示されている緑、ピンク、赤、青の順につなげると、
「THEAN SWERI SCHRI STMAS」、意味が通るように区切ると
「THE ANSWER IS CHRISTMAS」となり、4桁の数字に変換して[1225]が解答となります。<s>なんか見たことありますね</s>
step3
step2に正解すると、右側の壁にstep3の問題と解答キーボード(アルファベット)が表示されます。
step3 解答・解説
それぞれを調べると、
ボクシングデー 12/26
ワープロ記念日 9/26
いいふろの日 11/26
ラッキーゾーンの日 5/26
分母がすべて26であること、入力パネルがアルファベットであることから、アルファベットのn番目の文字をつなげて入力します。
12,9,11,5番目のアルファベットはL,I,K,Eですので、解答は[LIKE]となります。
本編のstep3では答えの一部が日付を表す問題であったので、そこから着想を得てこの問題を作成しました。
step4
step3に正解すると、左側の壁(step3と向かい合う壁)にstep4の問題と解答キーボード(アルファベット)が表示されます。
step4 解答・解説
数字の色と桁数から下線部の単語と関連付け、0～9と対応する文字を求めます。
143 5029768
SKY RAINBOW
数字と対応付けができたので、「かけろ」を「掛け算をしろ」という指示であるととらえることができます。
「にじのはし」は「虹の端」ととらえ、5029768の端である5と8だけを抜き出して58と考えてもらうことを想定しています。
そら(143)ににじのはし(58)をかけろ→143×58=8294 なので、8294をアルファベットへ変換し、WINKが答えとなります。
step5
step4に正解すると、後ろ側の壁(step2と向かい合う壁)にstep5の問題と解答キーボード(カタカナ)が表示されます。
step5 解答・解説
各マークと対応する文字を考えますが、♣マークに注目して「からからですなばかり」の3文字目、「とびこむこと」の3文字目、4文字目が「ぷ」である単語の2文字目を考えたとき、どうにも同じ文字を埋めることができません。
同じ文字ではないと仮定して上記を考えると、「さばく」「だいぶ」「とらんぷ」が考えられ、♣の位置にある文字を集めると「くらぶ」となることがわかります。
すべてのマークにおいて同じルールで文字が割り振られていると考え、●「まる」、▲「さんかく」、■「しかく」、✕「ばつ」、♠「すぺーど」、♥「はーと」、♦「だいや」を文章の意味が通るように配置すると、
赤と黒のマークが使われているカードはトランプ
砂漠 ＝ からからですなばかり
ダイブ ＝ とびこむこと
こたえは スペシャル
となります。
LAST STEP
step5に正解すると、部屋中央に巨大なオブジェクトが表示されます。
床にも変化があり、オブジェクトと同じ形に枠が書かれています。
オブジェクトは手に持つことができ、床に形が合うように当てるとさらに床が変化し、Useできるようになります。
Useすると床が消失し、少し下に落とされます。
中央にはオブジェクトがあり、前方にはキーボード(アルファベット)があります。
LAST STEP 解答・解説
オブジェクトの板のに書かれている文字を、これまで解いてきたstep1～5の問題パネルがある向きの順に読んでいくと最終回答である「REUSE(再利用)」を導くことができます。
キーボードに「REUSE」と打ち込むことでゲームクリアとなります。
ゲームクリア画面です。
終わりに
以上が謎解きワールド「6 step」のEXTRAの解説となります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
余談ですが、このEXTRAの問題は、すべてのステップで本編の内容に寄せた要素がありました。
step1 ビンゴ
step2 クロスワードパネル、解答(クリスマス→1225)
step3 日付の分数表記(日/月)を使った謎
step4 0~9と文字の対応
step5 記号に対して文字を埋める
step6 エクスクラメーションマーク
また、この「6 step」以外にも沢山の謎解きワールドを作成していますので、興味がある方は是非プレイしてみていただきたいです。
クリア画面の共有はもちろん、プレイ動画やライブ等の公開も問題ありません、喜んで見に行きます！
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