音源制作記 曲ができた

やっと曲が出来た。
もう出来ないかと思っていた。
思うに曲は作る事は出来ないものなのだという気がする。
それは自ずと生まれてくるものなんじゃないかな?

ここ数日、狂ったように曲を作ろうとしていた、
こうであって欲しい、斯くあるべし
という縛りがどうしても外せなかった、
良くないなーと思う気持ちはあった、
頭でっかちになっては曲は生まれない、
コンセプトが先行すると碌な事にはならない、
それは分かっていたはずだったけれど

結局生まれて来た歌はその音形的な縛りに即したものにはなった、
それは生まれて来ようとしている曲がそういう形をしていることを予め僕が感受していということなのか?
それともそういう風であってくれという僕の欲望が歌に形を与えたのか?

ブラジル風、サンバのようなリズムでと思っていたが、それは結果邪魔だったみたいだ。

数日前突然、サーカス小屋みたいな大きなテントの中でスルド(ブラジルの大太鼓)がドッツクド~ンと打ち鳴らされて、ほんの少し暗いギターが鳴り出すというイメージが頭の中にはびこりだした、それを実現させたかった。

スルドを入れる事は依然可能だし、
生まれた曲はほんの少〜し暗い響きもあるから試してみる価値はあるかもね。

今回の曲は僕には新しい場面を切り開いたかもという気持ちもある。
弾き語りではなく、色々な楽器が重なって初めて曲が全貌を表す、
そんな風な曲に今回はなっている気がする。


中々リズム音源として欲しい物が揃わないのが目下の問題としてある。
West Africaという音源が気になっている、それほどは高い物でもないけれど
金銭的に不安な今、果たして買っていいものだろうか?

買うけど。

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