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第3回 立川こしら【華麗なる落語家ライフ】書籍『“まくら”で知る落語家の華麗なるITライフ』続編!書籍未発表テキストを竹書房落語Noteで連載! 関係団体からクレームが入ったら、即公開中止! 購読はお早めに!

『人から聞いたコロナワクチン陰謀論。オリンピックと歌舞伎町の国家戦略』
2021年8月5日 お江戸日本橋亭
 
【猛毒(舌)注意】購読の前にご確認ください。
◆本テキストは立川こしらの落語口演のまくらをテキストにするにあたり、文章としての読みやすさを考慮して、全編にわたり新たに加筆修正いたしました。
◆本テキストに登場する実在する人物名・団体名については、一部を編集部の責任において修正しております。予めご了承ください。
◆本テキストの中で使用される言葉の中には、今日の人権擁護の見地に照らして不当・不適切と思われる語句や表現が用いられている箇所がございますが、差別を助長する意図をもって使用された表現ではないこと、また、古典落語の演者である立川こしらの世界観及び伝統芸能のオリジナル性を活写する上で、これらの言葉の使用は認めざるをえなかったことを鑑みて、一部を編集部の責任において改めるにとどめております。
 
 
【著者立川こしら】
立川こしら(たてかわ こしら)落語家。落語立川流真打。千葉県東金市出身。1975年11月14日生まれ。本名は若林大輔。1996年、立川志らくに弟子入り。落語を中心に様々なエンターテインメントを幅広く手掛ける、アナログからデジタルまで使いこなすクリエイター。
 
 
《まくらの前説》
○新型コロナウィルスワクチン陰謀論……2021年初頭頃より、様々な新型コロナウィルスワクチン陰謀論が米国を中心に情報拡散された。COVID19ワクチンにより不妊化するというもの。人口削減計画であるというもの。被接種者が遠隔操作されるというもの。被接種者が磁石人間になるというもの。ワクチンに入れてあるマイクロチップにより人々を管理するというもの等がある。
○東京オリンピック期間中の外国人選手の難民申請など……サッカーのミャンマー代表として来日した選手が2021年6月、クーデターを起こした国軍が支配する自国に帰るのは危険だと判断し、日本で難民認定を求めた。東京オリンピックで滞在していたホテルからいなくなったウガンダの選手が「生活の苦しい国には戻らず、日本で仕事をしたい」と記したメモを残し、7月16日に大阪府内の駅で名古屋行きの新幹線の切符を購入していた。東京オリンピックで来日した際、身の危険を理由にベラルーシからポーランドに亡命した陸上選手が、ポーランド代表として大会に出場することを認められた。
 
 
□前回の尾っぽ噺
 ここから気を張らなくちゃいけないところですよ、今、(コロナに)罹ったら自宅で治療しなくちゃいけないのよ。病院に入れてくれないかも知れないんだか、……陰謀らしいのね(笑)。陰謀で、……どういう陰謀かって言うと、国がね、その、入って良い病院を絞っているらしいの。だから、本当はもっとたくさんのコロナ患者を受け入れられるんだけども、わざと絞って、「こんなに大変ですよ」っていう風に見せて、みんなの危機感を煽ってるんだって。なんために煽ってるかっていうと、「大変なんだから、ワクチンを打ちなさい」っていう風に煽ってるんだって。
 ワクチンを打つとどうなるかっていうと、国のロボットになるらしいのよ(爆笑・拍手)。
 
 コロナワクチンには特殊な何かがあって、いざというときに、国が……、国というか、言ってみたら権力者の手足となって動く、我々は、今、奴隷にさせられてるんだって(笑)、だから、「ワクチンを打ちません」って言ってる人に、話を聞いた(爆笑)。凄いよぉ~、「手足にになりたくない」んだって、……ヤバいんだってさ。で、話していくと、その権力者っていうのは、ハリウッドとか、そういうセレブとかに紛れているらしいんだよね(笑)。
 で、権力者が世界に居るんだけど、その権力者が追い求めてるのは何かっていうと、……「不老不死」なんだって(笑)、……、もうさぁ、それをさぁ、50過ぎたオバちゃんが、オレに本気の目で言ってくるから、凄いと思う訳(爆笑)。そんなのさ、中学生とかが、目を輝かせて話してくる設定じゃん(笑)。50過ぎたオバちゃんが、それを本気でオレに言ってくるのよ。言っとくよ、これ、50過ぎてオバあちゃんって、皆様方の頭の中でいろいろ出て来ちゃったかも知れないけれども、あの『BURRN!』の掃除のパートの人じゃないのよ(爆笑)。覚えといて、掃除のパートの人じゃない(笑)。別の違うオバちゃんに言われた訳です。

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