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2024/4/20晴れのち曇り。関東女子サッカーリーグ1部 前期第2節「南葛SCウイングス vs 十文字高校」

はじめに

関東女子サッカーリーグの第2節が行われました。

今節はアウェイでの試合となり、試合会場は十文字大学にあるグラウンドで行われるようです。

キックオフは17:00という遅い時間で、対戦相手は今季から1部に昇格したばかりの十文字高校となります。

十文字高校は前節で神奈川大学と引き分けており、現在の順位は4位、対する南葛SCウイングスは2位となっています。

第1節終了時点の順位表は、以下のようになります。

第1節終了時点


また、この日の試合情報が南葛の公式サイトにアップされているので、リンクを貼っておきます。


キックオフの時間を考えると、試合終了は19:00頃になり、そこから帰るとなると、時間が遅くなってしまいます。

ただ、土曜日ということもあり、ライブ配信も無いことから、夜更かし覚悟で現地に応援に行くことにしました。

当日を迎えて

かなり天気が良くて、とても暖かい日でした。

会場の最寄り駅は新座駅となり、3月にもTOPチームの応援に来たことがある駅です。

シーズンが始まる前は、この短期間で新座駅に2回も来ることになるとは想像もしていませんでしたね。

行ったばかりの駅だったので、乗り換えなどには全然困りませんでした・・・と言いたいところですが、日暮里駅に京浜東北線が止まらない時間があることを初めて知りました。

どうやら10:30ぐらいから夕方ぐらいまで(?)京浜東北線は快速のみの運行となっており、日暮里駅は止まらないとのことです。

3月に行った時は早めに出たので、日暮里駅で乗り換えられただけのようで、今回は山手線に乗ってから京浜東北線に乗り換えるという手間が増えました。

と言っても、大きな問題ではなく、割りとスムーズに新座駅に到着することが出来ましたが。

駅に着いたら、あとは線路沿いをずっと歩いて行けば、会場であるサッカーグラウンドに到着するようです。

入り口には南葛のバスもありました


現地到着(16:30~)

着いた時には、既に大勢のサポーターで賑わってました。横断幕も掲出されてましたね。

ピンクは目立ちますね

グラウンドでは選手たちのウォーミングアップが始まっています。

ウイングスはボールを使ったウォーミングアップから始まるのに対して、十文字高校はダッシュ?からアップを開始してました。

ここら辺のウォーミングアップのやり方なんかも、チームによって様々で面白いですね。

さて、この日のメンバーは以下のとおりでした。

スタメン
GK(31)中川 良美
DF(3)堤 夏穂
DF(2)相田 さくら
DF(20)岡田 真波
DF(4)人見 のどか
MF(6)瀧澤 璃麻
MF(18)呉 娟花
MF(17)佐藤 幸恵
MF(8)菅野 永遠
MF(24)堀井 綾乃
MF(7)石倉 花純

ベンチ
GK(1)高橋 純佳
DF(5)大河原 美和
DF(23)今井 彩絢
MF(14)高原 麻実
MF(15)小島 さつき
MF(16)中原 藍
FW(9)広瀬 永里香
FW(13)永木 真理子
FW(22)門司 恵音

菅野永遠選手を一つ前に上げて、瀧澤璃麻選手と呉娟花選手でダブルボランチ、といった感じでしょうか。

前線は、前回の東洋大学戦の後半と同じような配置になっているようです。

DF陣は前回と同じになっていますが、キーパーには中川良美選手が起用されています。

試合開始(17:00~)

まだ明るい時間帯だったのですが、試合開始直前に照明が点きましたね。

試合開始直前の様子

この日は、いつものコールリーダーが不在だったので、代理のコールリーダーが音頭を取りました。

鳴り物は使わず(たぶん禁止されている)、声だけで選手を後押ししようと声援を送ります。

スコアボードもありました


さて、試合の方ですが、ウイングスの攻撃は前節ほど繋がらず、シュートに行く前にボールを取られるシーンが目立った気がします。

狭いエリアを通そうとするので、相手選手に当たってしまうことも多かった気がしますね(同じような状況をTOPチームでも目にしますね)。

これは必ずしも悪いことではなく、色々なチャレンジをしていくのは、とても大事なことだと思います。

ただ、そうこうしているうちに、前半30分に失点してしまいました。

十文字高校の背番号55番、小島世里選手のコーナーキックから本多桃華選手(背番号35)が見事なヘディングシュートを決めました。

セットプレーからの失点は仕方ない、切り替えていこう、そう思いながら応援を続けます。

しかし、前半アディショナルタイムに澤田さくらアリーヤ選手(背番号73)が押し込むようにゴールし、2-0で折り返すこととなりました。

この失点は勿体なかったですね。

さて、ハーフタイムでは、ウイングスは広瀬永里香選手と、今井彩絢選手を投入します。

前半途中で小島さつき選手も投入されているため、前節の東洋大学戦の前半と同じようなフォーメーションになりました。

後半が始まる頃には18:00を少し過ぎていますが、まだ辺りは少し明るい感じでしたね。

時間が時間なので、晩ご飯を食べながら応援をすることにしました。

前半よりも繋がることが増えてきて、チャンスを作り出すことも多くなった感じがします。

そして後半16分、ゴール前の混戦でこぼれた球を小島さつき選手がワイルドにゴールに押し込み、1点を取り返しました。

これで1-2、まだまだ分からない展開ですが、ふと後半は応援団の声が無いことに気付きました。

後から聞いた話によると、どうやらクレームが付いたとのことで、後半は声出し応援を控えていたようです。

見渡してみれば、確かにこの周りは閑静な住宅街、という感じだったので、前半の声出し応援は、さぞかし驚いただろうな、って思います。

さて、ここから反撃といきたいところですが、後半21分に、またもやコーナーキックから本多桃華選手が前半と同じか、それ以上のヘディングシュートでゴールを決めます。

コーナーキックを蹴ったのも、前半と同じ小島世里選手でした。いやあ、このコンビは凄いですね。

さらに、後半41分には十文字高校の11番、伊藤芽紗選手が味方の短いパスをノートラップでシュートし、追加点をあげます。

ちょっと遠い位置だったので、虚を突かれたところもあるかと思いますね。

これで、1-4になってしまいました。

悪いことは続くもので、後半アディショナルタイムにPKを取られてしまいます。

もはや勝利は絶望的であり、ここまで来たら1-4でも1-5でも大差ないのかもしれません。

しかし、応援席からは「止めてくれー!」「頼むぞ!」と大きな声援があがりました。

もう心がいつ折れてもおかしくない状況だと思いますが、その中で中川良美選手(れいじ)が、見事に相手のシュートをキャッチすることに成功します。

これは嬉しかったですね。観客席も盛り上がってました。

既にアディショナルタイムに突入していて、残り時間も少ないのですが、最後までウイングスは攻撃を続けます。

ついには、石倉花純選手が不規則なバウンドをするボールを上手く捉えてゴールを決めることに成功しました。

それでもまだ2-4、急いでボールを持って試合を再開させようとセンターサークルに戻りかけますが、そこで試合終了のホイッスルが鳴ります。

残念ながら、ウイングスの敗戦となりました。


アーカイブは無いのですが、ハイライトがアップされてたので、リンクを貼っておきます。


その他の試合結果や次節の予定など

その他の試合結果は、以下のとおりです。

東京国際大学 2-2 VONDS市原
神奈川大学  4-1 日体大SMG横浜サテライト
東洋大学   1-3 早稲田大学

日体大SMG横浜サテライトと東洋大学は2連敗、早稲田大学が2連勝となりますね。

この結果を受けて、第2節終了時の順位表は以下のとおりです。

第2節終了時点


次節の予定は、以下のとおりです。

4/27(土)
13:00 南葛SCウイングス - 日体大SMG横浜サテライト

4/28(日)
13:00 VONDS市原   - 東洋大学
14:00 神奈川大学     - 東京国際大学
16:00 早稲田大学     - 十文字高校

振り返って

残念ながら、厳しい敗戦となりました。

ただ、負けはしましたが、最後まで諦めない姿は嬉しかったですね。これからも応援していこうと強く思います。

試合後の挨拶をする選手たち

それにしても、十文字高校の本多桃華選手のヘディングは凄かったですね。次のホーム戦では要注意な選手の一人です。

ただ、リーグ戦の勝敗が昇格へと直接的には繋がっているわけではないので、失敗を恐れずどんどんチャレンジして、チームとして進化していってほしいですね。

そんな次の対戦相手は日体大SMG横浜サテライト、今季から1部に昇格してきたチームです。

1週間後に、水元総合スポーツセンターで開催されます。

個人的な予想だと、次は大きくスタメンを変えてくるのではないかな、なんて思いますね。

今の選手が良くない、というわけではなく、もっと色んな選手を使って、チーム全体の底上げをするのではないかな、なんて思います(完全に勘ですが)。

まぁ、実際はどうなるか分かりませんが、そういった予想をしたりするのもサッカーを観る醍醐味の一つですよね。

勝敗を越えた楽しいサッカーを期待しています。

がんばれ!南葛SCウイングス!


最後に、得点とアシストだけが全てではありませんが、今季のチーム内の得点ランキングと、アシストランキング(皇后杯予選や、なでしこリーグ予選大会は除きます)をまとめてみます。

※手作業で、まとめたものなので、間違いがあったらすみません。

◆チーム内得点ランキング(敬称略)
1位 石倉花純・・・2得点(リーグ1位)
   小島さつき・・2得点(リーグ1位)

◆チーム内アシストランキング(敬称略)
1位 堤夏穂 ・・・1アシスト(リーグ5位)

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