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2024/5/19曇り時々小雨。関東女子サッカーリーグ1部 前期第6節「南葛SCウイングス vs 神奈川大学」

はじめに

早いもので関東女子サッカーリーグも第6節となりました。

今節はアウェイでの試合となり、試合会場は神奈川大学の中山キャンパスで行われます。

葛飾区からだと、車でも電車でも、だいたい2時間ぐらいはかかりそうな場所でした(有料道路を使うと、もうちょい早い)。

電車で行く場合の最寄り駅は中山駅なのですが、そこから徒歩20分ぐらい歩くみたいです。

キックオフは11:00なので、現地観戦するとしたら早い時間に出発しないといけません。

さて、今節の対戦相手は、昨季の関東女子サッカーリーグでウイングスより1つ上の3位で終わった神奈川大学になります。

順位では負けてましたが、直接対決ではウイングスの2戦2勝なので、相性の良い相手とも言えそうです。

第5節終了時点でウイングスは2位、神奈川大学は5位でした。

第5節まで


この日の試合情報が南葛の公式サイトにアップされているので、リンクを貼っておきます。


同じ日に、16:00からTOPチームの試合が予定されていたこともあり、現地観戦はせず、SNSで応援することにしました。

当日を迎えて

気温はそこそこ高かったのですが、ずっと曇り空で、時間帯によっては小雨も降っていた時間帯もありました。

ただ、サッカーをする上では、暑すぎず寒すぎず、風もそこまで強くなかったので、絶好のサッカー日和だったのかもしれません。

さて、この日のメンバーは以下のとおりでした。

スタメン
GK(1)高橋 純佳
DF(3)堤 夏穂
DF(2)相田 さくら
DF(20)岡田 真波
DF(23)今井 彩絢
MF(18)呉 娟花
MF(4)人見 のどか
MF(17)佐藤 幸恵
MF(8)菅野 永遠
MF(7)石倉 花純
FW(9)広瀬 永里香

ベンチ
GK(31)中川 良美
DF(5)大河原 美和
MF(6)瀧澤 璃麻
MF(14)高原 麻実
MF(15)小島 さつき
MF(16)中原 藍
MF(24)堀井 綾乃
FW(13)永木 真理子
FW(22)門司 恵音

前節と同じスタメンです。

開幕してから少しの間は、毎試合メンバーやポジションを色々と入れ替えてましたが、最近は固定されてますね。

試合開始(11:00~)

配信が無いので、SNSの投稿が頼りです。

前半24分に相手のハンドからPKを得て、菅野永遠選手が蹴るという内容のポスト(投稿)がありました。

かなり速報性の高い内容ですね。

投稿している人は、文章を入力しながら試合も観るので、かなり忙しいんじゃないかと思います。

ただ、こういった投稿があるからこそ、試合の状況がリアルタイムで分かるので、とてもありがたいです。

さて、このPKを見事に決めて、ウイングスは1点先制します。

さらに前半39分には、広瀬永里香選手がゴールを決め、2-0になったという投稿がありました。

これが広瀬永里香選手にとって今季初ゴールです。この調子で、次も期待したいですね。

得点シーンに関しては、後日、公式アカウントが動画を投稿してくれました。

まずは、菅野永遠選手のゴールシーン。見事にゴール右隅に突き刺してます。


次に広瀬永里香選手のゴールシーン。

菅野永遠選手のクロスの精度も凄かったですが、ボールの落下点を即座に見極め、位置を微調整してヘディングシュートを決めた広瀬永里香選手も凄い!の一言です。

このまま2-0で前半は終了します。

このままいけば今日は勝てそうだ、なんて思ってしまいましたが、やはりサッカーは甘くないですね。

後半32分に相手にPKを与えてしまい、これを決められ1点差とされてしまいます。

PKを蹴ったのは鈴木彩心選手(背番号4)、DF登録ですが、おそらくセンターバックの選手でしょうか。

なんとか守り切ってほしいと思いながらSNSを更新しましたが、残念ながらアディショナルタイム4分に同点ゴールを決められてしまいました。

決めたのは背番号2番の沼中彩里選手、こちらもDF登録ですが、たぶんサイドバックの選手でしょうか。

そのまま2-2の引き分けとなりました。

やはり、試合終了のホイッスルが鳴るまで、何が起こるか分からないな~と、あらためて思った試合でした。

その他の試合結果や次節の予定など

その他の試合結果は、以下のとおりです。

十文字高校 6-0 日体大SMG横浜サテライト
早稲田大学 1-4 VONDS市原
東洋大学  1-4 東京国際大学

十文字高校が、なんと6-0で勝利しています。

福島茉莉花がハットトリックに1アシスト、ウイングス戦でも得点を決めた澤田さくらアリーヤ選手が2得点の大活躍だったようです。

現在、首位を走るVONDS市原も大差で勝利しています。これで、引き分けを挟んで5連勝ですね。

つ、強い。

もう1つの試合では、東洋大学は前半に先制するも、後半に東京国際大学の佐藤菜々花選手がハットトリックを決めるなどして逆転勝利したようです。

スタッツを見る限りだと、東洋大学の方がシュート数が多い(東洋大学16、東京国際大学8)ので、そこまで一方的な展開ではなかったのではないかと思います。

この結果を受けて、ウイングスは3位になりました。

第6節まで


次節の予定は、以下のとおりです。

5/25(土)
13:00 日体大SMG横浜サテライト - 東京国際大学

5/26(日)
17:30 十文字高校 - 東洋大学
18:00 早稲田大学 - 神奈川大学
19:00 VONDS市原 - 南葛SCウイングス

振り返って

今節は勝利を目前としながら最後の最後に追いつかれてしまい、結果的にはアウェイで勝点1を持ち帰った、という形になりました。

引き分けは悔しいですが、交代枠をフルに使って色んな選手が試合を経験出来たのは良い傾向な気がします。

やはり、公式戦でプレイするのって、大きな経験になると思うんですよね。

そして、こうやって全員で成長していければ、きっと強いチームになっていくんじゃないかと思います。

何故か神奈川大学は、後半30分にゴールキーパーを交代しています。何かあったんでしょうか。

キーパーを交代させるのって珍しい気がします(まったく無いわけではないですが)。

さて、そんなウイングスの選手ですが、TOPチームの試合前には奥戸の会場に来てるのを見かけました。

試合が終わった後、すぐに奥戸に駆けつけたとしか思えない時間帯だったので、かなり驚きました。

しかも、みんな試合後とは思えないぐらい普通の恰好で現れていて、なんというか、本当に凄いなあって思います。

だからこそ、最後には勝って、なでしこリーグに昇格して、みんなで笑顔でいるところを見たいですね。

さて、次節はいよいよ前半の最終節。首位、VONDS市原との試合になります。

昨季はカップ戦も含めて3回対戦し、2敗1分となっています。

お互い、なでしこリーグを目指すチーム同士ということで、当面のライバルとも言えるのではないでしょうか。

今のウイングスの力が、どこまで通用するのか、非常に楽しみな一戦です。

がんばれ!南葛SCウイングス!

最後に、得点とアシストだけが全てではありませんが、関東女子サッカーリーグ1部におけるチーム内の得点ランキングと、アシストランキングをまとめてみます(2024年5月24日時点で公式発表があったものを集計対象としています)。

※手作業で、まとめたものなので、間違いがあったら教えてくれると嬉しいです。

◆チーム内得点ランキング(敬称略)
1位 石倉花純・・・8得点(リーグ1位)
2位 佐藤幸恵・・・3得点(リーグ3位)
3位 菅野永遠・・・2得点(リーグ9位)
   小島さつき・・2得点(リーグ9位)
   呉娟花・・・・2得点(リーグ9位)
6位 広瀬永里香・・1得点(リーグ36位)
   岡田真波・・・1得点(リーグ36位)

◆チーム内アシストランキング(敬称略)
1位 菅野永遠・・・3アシスト(リーグ1位)
2位 石倉花純・・・2アシスト(リーグ4位)
3位 堤夏穂・・・・1アシスト(リーグ10位)
   広瀬永里香・・1アシスト(リーグ10位)
   高原麻実・・・1アシスト(リーグ10位)
   佐藤幸恵・・・1アシスト(リーグ10位)
   今井彩絢・・・1アシスト(リーグ10位)
   堀井綾乃・・・1アシスト(リーグ10位)

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