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ピアス

昨日書いたnoteでは額に付属していたガラスを割ってしまって面倒なことになったと報告しましたが、割れていなかった方の額のガラスも綺麗に外せそうになかったので結局割ることにしました。ベランダに新聞紙を一枚敷いて、額を置き、その上から新聞紙を掛けてハンマーでドンドンドンと三、四発打ち込みました。

上に掛けた新聞紙をどけるとガラス面に蜘蛛の巣のような波紋が広がり、その波紋を美しいと思うような、なんだか悪いことをしているような妙な気分になりました。なぜ写真を撮らなかったのだろうと今になって後悔しています。

少し時間はかかりましたが、まだ額と接着されているガラス片を軍手をした手で丁寧に外して、ようやくフレームだけになりました。綺麗にできたと思います。その時点で夕方に近かったのですが、今日中にマットの注文をしておこうと思い、いつもの額屋さんに自転車で向かいました。

お店ではよくお会いする田中さんという男性が昨日もご対応してくださり、「7枚もあるんですか、じゃあお渡しは明日になりますね」と言われました。なんとか今日中に貰えるかなと思っていたので少し残念な気持ちになりましが、お店で30~40分待つのも嫌だったので翌日の仕上がりでよかったようにも思います。

そんなわけで今日にはプリントとマットをセット出来そうなので、明日にでも大きな作品をお願いしているお店からまとめてギャラリーに作品を送れそうです。もう少しもう少し。本当に牛歩のように進んでいます。個展の開催はちょうど1週間後です。来週の水曜日は初日なので、僕も京都から向かおうと思います。一日在廊予定です。

ここ最近はこのnoteでは個展のことを書いていたからか、10代のポートレートばかり使っていました。10代の写真を使った展示について書くのだから10代の写真を使うのが普通になっていたのですが、よくよく考えるとそんな必要もないのになと思えてきました。どうやら僕は一つのパターンに入ってしまうと周りが見えなくなってしまうタイプの人間みたいです。少し面倒臭い奴ですね。

【個展情報】
展覧会名:約束
会場:NADAR (ナダール)
会期:11/24(水)〜12/5(日)
open 12:00 - close 19:00
在廊予定:11/24(水)終日、12/5(日)終日
※最終日は16:00まで
※月、火曜休廊
※祝花や差し入れはご遠慮ください

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昨日人生で初めてピアスを買いました。GARNIというブランドのフープのピアスです。僕はあまりファッションに興味がありませんので、このブランドのことは知りませんでしたが、奥さんが調べてくれて、京都のデパートに見に行きました。

GARNIに着いてすぐに、これいいねと思えるピアスに出会いました。おそらくこれを買うだろうけど、他のお店も一応見てみたいので一旦保留でお願いしますと店員さんに話し、他のメンズのお店も見て回ったのですが、意外にもピアスを置いているお店自体が少ないことに気づきました。そもそもピアスを置いていなかったり、あるけど2種類ほどしかなかったり。

GARNIはアクセサリーショップなのでピアスも豊富に揃っていましたが、男性のピアスの需要ってこんなものなんだなと少し驚きました。せっかくピアスを開けたのだから、もっとたくさんのブランドがメンズピアスを作ってくれたら嬉しいです。

この歳になってピアスを開けるとは思っていもいませんでしたが、買ったピアスを付けてみると、いいものです。右耳に何かがぶら下がる感覚にはまだ少し違和感がありますが、鏡を見ているととても気分がいいです。新しい買い物が嬉しいのか、新しい挑戦が嬉しいのか分かりませんが、これまでピアスなんか全く興味もなかったのに、とにかく嬉しいんです。

すごく小さなことでも新しいことを始めるのは日常にいい刺激を与えてくれますね。これからも自分の小さな声を汲み取りながらやりたいことに手を出していこうと思います。

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サポートしてもらえるなんて、こんな嬉しいことはない。