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ウェディングプランナーというとっても面白い仕事について〜SaaS売ってるけどウェディングプランナーもしてますよ〜

こんにちは!iCAREフィールドセールスの植草です!

今日はタイトルの通りですが、実は私は新卒入社で丸5年ほど結婚式場に勤めていた事があります。そこから色々ありまして、現在はSaaSを営業しているという、キャリアとしては中々の振れ幅を経験してます。

最近、フリーのウェディングプランナーとしても活動を始めましたが、様々思う事や気付きがあり、備忘録として残して置こうと思い立った次第です。


1.ウェディングプランナーってどんな事をしているの?

『結婚式の前に、打ち合わせをする!』

『パーティの進行を新郎新婦に提案する!』

『結婚式場を営業する人!』...等等

一般的には華やかな仕事〜なども言われたりしますよね。どれも間違っていなくて、この記事を見ているあなたがざっくり想像している様な仕事をしています。

もう少し具体的にするとウェディングプランナーには基本的に2種類のプランナーがいて

結婚式場を決めてもらう為に提案するプランナー

結婚式の中身を決める為に提案するプランナー

大きくはこの2種類です。会社や会場によってはこの①と②を同じ人でやっているところもありますね。今回お話をするのは②の結婚式の中身を決める為に提案するプランナーについてです。

また、私の場合はフリーとはいえこのご時世で個人の場合だと集客も中々に大変なので、新卒で入社した会社のお手伝いという事で式場に所属しています。

新郎新婦との出会いからの簡単な流れは

①式場の責任者から、結婚式の予定日より約4ヶ月前の方々の担当を伝えられる。現在はほぼ6月なので今の時期だと大体10月の結婚式の方々

②1回目のお打ち合わせ:約3h 結婚式から約3ヶ月前

③最終のお打ち合わせ:約3h 結婚式から約1ヶ月前

④結婚式で扱う物のお預かり 結婚式から約1週間前

⑤結婚式当日

以上です。

えっ?!と思いませんか?僕も最近改めて新郎新婦さんとの少なすぎる接点に驚きました。勿論、事務作業メール・電話や社内への共有などたくさんやる事はあるのですが、実質新郎新婦さんとのお打ち合わせは2回です。※式場によってはもう少し多い所もあります。とはいえ2〜3回が普通

既にご結婚式をされている方はお気付きの方も多いかもしれませんが、プランナーとして大切な事は、結婚式当日までに新郎新婦さんがどの様に準備を進めるべきか、何をしなければいけないのかを余す所なくお伝えし、準備をお手伝いする事なんです。

プランナーとの直接のお打ち合わせ接点は少ないかもしれませんが、衣装や美容、お花、ビデオ、アルバム、お料理、司会進行、音響etc...新郎新婦さんはプランナー以外の方ともたくさんお打ち合わせを進めているんですよね!

プランナーは、全体の打ち合わせの進行管理を他部署と連携して滞りなく進め、新郎新婦さんのパーティイメージと齟齬なく結婚式当日を過ごせる様に、問題点があれば都度そのお打ち合わせに介入していくイメージです。


2.どんなところが面白いの?

俗に言う、『新郎新婦やゲストから感謝の言葉を頂ける事』、『お二人だからこその提案が出来る』等など...面白い要素はたくさんあります。

これについては私一個人の意見としてですが

・新郎新婦が新郎新婦たる歴史 / 人生を知れる事

何言ってんの?笑 と思う人もいるかもしれませんので解説します。

歴史=人生=出会ってきた/お世話になってきた人達 とも言い換えられます。

結婚式とは

晴れて夫婦になった新郎新婦が今までお世話になった方々に対して、今までありがとう、これからもよろしくお願いしますの気持ちを込めておもてなしをする。

というのが、まず結婚式の大前提なんですよね。私たちウェディングプランナーはゲストの方々に、どう楽しんでもらうのか、過ごしてもらうのが良いか、時には新郎新婦以上に考えます。

私たちは、ゲストの方々については新郎新婦にこれでもかってくらい出会いから現在、今後の関係性をどうしたいか〜等を伺い、どうおもてなしをすると喜んで貰えそうなのかを提案します。

表立って、人の人生や交友関係についてここまで聞く事が許されるのは、下手したらウェディングプランナーという仕事だけかもしれません。笑 

この様に家族や友人、同僚などについて過去〜現在〜未来と聞いていくと、新郎新婦さんがどんな人間性で、それは親御様の幼少期からの育て方なのか、高校時代の交友関係からなのか、今現在はどんな価値観を持っていて、その影響は職場の◯◯さんの影響で〜etc... 出会ってからは、まだ2時間と少ししか経っていないのに、何を大切にしているのかや価値観といった、人としての核の様なモノに触れる事が出来るんです。

勿論、そこまで聞かれるの嫌だなぁ〜という方がいる事も事実なので聞き方については気をつけなければいけませんね。

ただ、私はプランナーとして、何百万というお金の掛かっているほとんどの人が一生に一度であろう結婚式で、新郎新婦含め主役になるゲストの方々の事を中途半端にしか知らないままお手伝いするなんて怖くて出来ないですね笑

結婚式当日、お話を伺っていた方々が楽しんでいる、幸せそうな表情をしている姿を見ている瞬間は、月並みですが『やりがい』ですね。


3.最後に

最近ではCovid-19の影響も徐々に少なくなり、回復傾向が見られる様ですが、業界全体としてはまだ厳しい状況は続きそうですね。

この年齢になって驚愕した事はお会いする新郎新婦さんに年下の方がめちゃめちゃ増えた事ですね。

新卒当時はそれこそ、ほぼ年上の方とのお打ち合わせだったのもあり、毎回本当に緊張してましたね 笑

正直当時は、結婚式について何も知らない若造で、会社から言われてやれ売上だ、単価UPだ〜という言葉に囚われて、全然新郎新婦さんの事を考えられていなかった気がしてます。

僕の経験としては、人材業界、IT業界での法人営業、と今まで経験してきていますが、プライベートでは結婚式の列席経験が二桁超えているのもあり、新卒当時よりも、今の方が新郎新婦さんに対してクリティカルな提案が出来ている様な気がします。雑談で仕事や転職の悩みを聞いたりもします。笑

ウェディングプランナーだけでなく、他の仕事でも少なからず、他の業界を経験している事が今の仕事の強みになる事ってあると思いますが、正に今現在実感している最中です。その時々やっている仕事に対して真摯に一生懸命向き合う事って大事ですね。将来、その経験が活きる瞬間が思いも寄らないところでくる気がします。知らんけど笑

さて、ここまでつらつらと、そしてダラダラと長〜く読んで頂きありがとうございます。今現在の仕事についてはほとんど言及していなくて笑いました。笑

今の会社だけでなく外に目を向ける事も大事ですよね!真面目に!

また、思った事を述べていこうと思います〜。長文駄文申し訳ございませんでした。また次回〜!


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