ジンバルで完璧に近いシンメトリー構図での移動撮影・やり方
今回は、『ジンバルで完璧に近いシンメトリー構図での移動撮影・やり方』についてシェアしたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
ジンバル撮影楽しまれていますか?
私は、都市景観の撮影が好きでヒマさえあれば撮りに行ってるんですが、たまには神社仏閣を撮りたくなることもあります。
何より多くの被写体に溢れていますし、新たな発見や気づきがあったりしてとても楽しいんですよね。
被写体との向き合い方や捉え方を再認識したり、自分の撮影を顧みる場としても最適だと思います。
そして何より精神集中できること、これが一番大きいかも知れません。
そんな中、社殿や本殿をシンメトリー構図でうまく撮影できた時なんかはもう、嬉しいを通り超えて感動的ですらあります。
シンメトリー・水平・歪みを意識する
スチル写真であれば、手持ちで狙えないこともないですが、これが動画となるとシンメトリー・水平・歪みを意識したハイレベルな撮影スキルを必要とします。
言葉を選ばず言うなら、審美眼を持っている人でないとなかなか撮れないと思います。
かといって、三脚を据えての撮影は仰々しくなりますし、たとえ短時間であっても参拝する人にとって迷惑な存在になるかも知れません。
ましてや、ジンバルでの動画撮影となれば動きながらシンメトリー・水平・歪みを意識しなければなりませんので、ジンバルに不慣れな方には至難の業ではないかと思います。
誰もやってない
ジンバルでの移動映像における審美性を追求している人は、私の知る限り他に誰も見たことがないです。
撮影する以上、せっかくの美しい社を美しい状態で撮影したいとは思わないのか?
私には理解できないところではあります。
以前、私のYouTubeで『ジンバルで完璧に近いシンメトリー構図での移動撮影』というタイトルの動画をアップしましたのでご覧になってみてください。
これはジンバルのレビューが目的だったこともあり、『シンメトリーを極める技』などと書いておきながら解説していませんでした(笑)が、主要な建物はすべてシンメトリー構図で撮影しています。
撮影技術を学びたい旨のリクエストを…
いずれYouTubeで解説動画を作ろうと思っていたある日、こういったシンメトリーな映像をどうやって撮ったのか?教えて欲しいとのお問い合わせがあり、今回noteの有料記事として書いてみることにしました。
私の主宰するジンバル講習の受講を希望されていたのですが、まずはnoteに記事を書くので参考にしてみてくださいと伝えてあります。
技術的な解説は、YouTubeでしゃべるよりも活字化しておき、いつでも読みたい時に読み返せるほうが便利ではないかと思ったためです。
どれほどテクノロジーやらAIが発達しても、生きた情報や活字に優るものはありませんからね。
ポイントは5つ
1)ドリフトしにくいジンバルを用意する
2)建物の面とカメラの面を極力平行にする
3)左右対象になるよう構図を整える
4)建物の中心を捉えながらまっすぐ歩く
5)微調整は後編集で実施(歪み補正)
一つずつ解説していきますね。
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