役【八岐ノ七尾】声優オーディション４役目／プロフィール＆募集要項【８＆８ ヤマタノオロチ一家殺神事件】
【名前】八岐ノ七尾
【年齢】２４歳
【性別】男
【身長】163cm
【血液型】Ｂ型
【出身地】島根県
【愛称】ナンナン
【性格】
【趣味】貯金、楽をして得をする
【現代社会に蘇ったら】youtuberになりたい
【好きなこと】計算をすること
【嫌いなこと】利益にならないこと
【好きな食べ物】島根和牛カレー
【好きな場所】松江駅周辺
【特技】そろばんで数える
数字と計算に強い
【能力】
頭脳／推理力＝４
攻撃／戦闘力＝１
防衛／援護力＝１
速さ／行動力＝３
言語／伝達力＝５
【１０行メモ】
ヤマタノオロチが８体に分裂した八岐ノ一家の七男。
扇子姫のギャルさ（寛容さ）に負けて食べきることができなかった過去を持つ。
彼は左目と左腕を失っている。
原因はもちろん、スサノオに斬り落とされたからだ。
オロチ家一のお調子者。
性格と能力、特技でわかるように非常に弁舌が立つ青年である。
計算能力も高い。
そろばんを使いゾンビの数、状況の整理、犯人探しのために計算をはじき出す活躍を見せる。
戦闘向きではないが、後方支援として欠かせない男といえる。
扇子姫に片思いをする現金主義のチャラ男君。
数式を解くように推理を進める役を担うはずだ。
【犯人予測】
お金のために殺神を犯す。
人間社会でも殺人の動機として上位を占める。
スサノオを殺し、ヤマタノオロチが英雄になればすべての歴史が覆る。
計算高い男はヤマタノオロチラーメンやグッズを作り、一儲けをする算段にあるのならば、彼も立派な容疑者候補だ。
現実にあるこの景色の違いを見て欲しい。
左上下が八口神社の鳥居と本殿。
右上下が八重垣神社のそれである。
悲しいくらいに差があるのは一目瞭然。
片や木次駅からタクシーを拾い、４７００円を支払わないと辿り着けない秘境。
片や松江駅からバスが通る縁結びのスポット。
これ以上言わせないで欲しい。
悪役はまったく愛されない。
その歴史を覆すために、兄弟のために、一攫千金を狙う犯行動機は十分なのだ。
【求める声】
以上イラスト、プロフィール、性格などの資料から自分で役を作り、応募をしてください。
【オーディションＡパート】
『推理時間 〜八岐ノ七尾〜』
八岐ノ一家は全員、生贄を食べなかった。
という事実で歴史が再開された。
八人の男と、八人の女が一つの船に乗り、スサノオ殺しの真犯人を探る聖地巡礼の旅も始まった。
俺の犯行動機？
あるぜ。
松江市営バスで八重垣神社方面まで、一日に結構な本数がある。
片道２５０円。
それに比べてなんだ？
俺たちがいた印瀬の壺神なんて木次駅からタクシーで往復４７００円もするんだぜ？
こんなんじゃぁ誰も来ねぇ……八口神社には誰もいねぇ。
手入れもされてねぇ！
逆に八重垣神社はスサノオとクッシーのグッズで商売が成り立っていやがる！
いくら歴史の悪役だからってよぉ……扱いに差が……ちっ、まぁいい、俺なりに犯人の予想を立てた。
スサノオの自殺か、俺たちが酔っ払っている間に食っちまったかのどちらかだ。
なぜなら今の世界には晴れ間があり、光がある。
つまり、アマテラス解放後にスサノオに異変が起きた。
日本神話で俺たちの話の次に有名な話。“天岩戸開き”から推測をする。
アマテラスはスサノオの乱暴狼藉に苦しんだ。
で、“天岩戸”に隠れた。
彼女が引きこもると世界は真っ暗なまま。
困った神々は神集い神議りという日本史上初の国会を開いた。
八百万の神々が平等に話し合い、役割分担で天岩戸を開くことに決めた。
空気の読み合い、責任のなすりつけあい文化の始まりってわけ。
とにかく、時系列で焦点は絞れた。
古事記の中なら俺たちヤマタノオロチを退治したエピソードの前後に真犯人はいる！
ざっくり計算を終えた時点で八重垣神社に到着。
まずは話し合いで問題を解決しようじゃねぇか。
俺たちなりに役割分担をしながら。
（オーディションＢパート本編進行朗読デモ）
【オーディションＢパート】
直後、抜剣。
見事な居合斬りで壺を一閃すると―――
（１５秒以内）（八岐ノ七尾）
「―――危ねぇ！ テメェ右腕まで……ん？ てっきりスサノオかと思ったら……ハッパじゃねぇか。なるほど、俺ごと斬るのはどうかと思うなぁ〜」
（６秒以内）（八岐ノ八葉）
「ご、ごめんなさい。加減ができなくて……」
桃太郎のように中から姿を見せた若い男は、八葉と同じく事態をすぐさま把握しながらこう言いました。
（１７秒以内）（八岐ノ七尾）
「全部計算して覚えてんよ。賽銭箱に金を入れた奴、特に高額奉納者は。だがな、十円未満しか入れない貧乏人はみんな水没しちまえ！」
（９秒以内）（八岐ノ八葉）
「酷いよ、七尾兄さん……ご縁があるから五円を入れる人だっていたわけだし……」
（１１秒以内）（八岐ノ七尾）
「この世は金がすべてなんだよぉ！ 甘ったれたこと言ってんじゃねぇ。ところでハッパ、おまえどうして外に出られたわけ？」
（１３秒以内）（八岐ノ八葉）
「それは……僕の壺は小さかったから、風化で自然に……外に出られたから兄さんたちを助けようと……」
「そうか！」と喜び一家で最も現金主義の七尾が言うと、櫛稲田姫のことを隠す八葉を乗せていきました。
（６秒以内）（八岐ノ七尾）
「この調子でよぉ〜、兄貴たちと一緒に自由に生きようぜ！」
（８秒以内）（八岐ノ八葉）
「それがさ……僕たちが蘇ったら日本は水害で沈没するようだから―――」
（９秒以内）（八岐ノ七尾）
「―――おいおい！ まさか自分から死ねってんじゃねぇだろうなぁ？ ていうかさぁ、誰がそんなこと言ったわけ？」
（１４秒以内）（八岐ノ八葉）
「……それは……お、お客さんだよ。僕たちのいる八口神社はドマイナーだけど、特に最近多いじゃない？ 僕たちが死ねば水害が少しは引くっていう風潮」
（８秒以内）（八岐ノ七尾）
「知るかよ！ ２０００年以上酔い潰しだ。この世の事情を知ったのも最近のことだしよぉ」
（場面転換をします）
（４秒以内）（櫛稲田姫）
「スサノオ様は自殺などをするお方ではありません！」
（３秒以内）（八岐ノ七尾）
「そう言い切れねぇだろうが」
（９秒以内）（鏡屋姫）
「あちきらは全員ヤマタノオロチに食べられてしまったから、どんなお人かを知るのはクッシーだけよねぇ」
（８秒以内）（八岐ノ七尾）
「ＤＶ野郎が自分で死のうと化け物に殺されようと、どっちでもいいじゃねぇか。なぁ、ハジー？」
けれどもすぐさま起きるほどの衝撃を腹に食らうことで、七尾は痛みと共に背中に大きな異変を感じながら―――
（１３秒以内）（八岐ノ七尾）
「―――これが兄貴たちの味わった痛み……おぉおぉぉ、来る……大便をする感じで何かが出てくるぞ……」
【応募方法】
notoripost@octn.jp
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