自覚と覚悟

TAKERU

2024年2月13日 23:50

本日は京都にてリズム隊のレコーディングをしました！

ドラムは吉田一哉さん。
ベースは金子淳一さん。
エンジニアには伊藤直人さん。

バンドライブでもサポートをしてくださり絶対的信頼を寄せているプレイヤーとエンジニアです。

今日録ったのはドラムとベースのみでしたが時間を目一杯使い、
沢山録音してきました。

帰ってきたその足で今これを書いています。

本日は全く違うジャンルの曲を２曲録ったのですが、流石の対応力でした。
片や壮大にリッチな音で。片やカラッと乾いた砂漠のような空気を感じられるチープな音で。

エンジニアの伊藤さん含め、全員で音への「こだわり」を追求しながら話し合いを重ねて最後の最後まで作品に魂を込めました。

僕は今日は演奏してないのに終盤は顔が火照って頭が痛くなるほど集中してました。

お陰様で最高のスタートが切れたと思います。
でもまだトータルの1/10くらいしか進んでいません。でも大きな一歩です

一曲一曲丁寧に。大胆に。愛と魂を込めて作っていきます。

そして先日の日曜日に急遽開催したYouTubeライブ特別配信は
John Harmony's Garden の「RABBIT」の楽曲解説をしました。

曲が生まれた経緯から、なぜこの場面でこの音が入っているのか。
どんな音が積み重なり皆様の耳に届く音になるのかを１時間以上かけて丁寧に紐解いていきました。

レコーディング秘話なども話しながら楽しくオタク話をしていたのですが、それがもう

大大大好評でした

想いや楽曲の深掘りを経て、またその楽曲を聴くと今までと違うことに気づけるそうで。

本当に嬉しい。またやろうかなと思います。

ここから少し話が変わりますが

僕は同年代の活動者達の中では特に音にこだわる方だと思います。

お客様にも最近の作品はとても音が良いと言っていただけます

でもずっと前からそうだったわけではありません。
２年前までは３万円くらいのやっすいマイクでCD音源の録音もしてました。

でもクリエイターとして大きな転機になったのは作曲家の和田貴史さんに出会ったことがきっかけでした。

DTM(デスクトップミュージック)をされている方は一度は見たであろうYouTubeではとても人気の劇判作曲家です。

皆さんも一度はテレビで和田さんが作った曲を聴いていると思います。

２年前にひょんなご縁から千葉にあるスタジオに遊びに行かせていただき、そこで聴いた100万円以上するスピーカーから放たれた音は忘れられません。

そのスタジオには延べ○千万円の機材達がずらり！
男心をくすぐるそれはまさに「ロマン」でした。

その後もJohn Harmony's Gardenプロジェクトの参加や、一緒に屋久島に旅行したり公私共に仲良くさせていただいております。

そんな和田さんの仕事現場はトッププロの中のさらにプロの集まりです
そんな方々の作り出す音はびっくりするほど太く、逞しいものでした。
かつ繊細で、美しいものでもありました。

インディーズ界隈の音は足元にも及びません。
お世辞にも肩を並べるなんて言えないです。

それはプレイヤーは勿論の事、エンジニアの方々や作家の魂を込めた作業が作り上げているものでした。

こういった現場を観れることはとても恵まれています。
魂のこもった「最高の音」を知っているかどうかは作品作りに大きな影響を与えるんです。

自分の中の「音の基準」がアップグレードされるわけです。

僕はアーティストとして一番こだわるべき作品は「CD(音源)」だと思いますし一番お客様達が普段耳にする音は音源なんです。

ただ、残念なことにインディーズアーティストの中で一部を除いては音源製作にお金をかける人はとても少ないです。

特に自分の年代達は顕著に。
それは昨今の物価高や不景気の影響。事務所と違い個人の規模感もある
でも「最高の音」を知らないからというのも大きな原因です。

安く作って、沢山売ってお金にしよう。

このマインドの人を何人も見てきました。

でも以前にも書きましたが僕はCDは

アーティストの魂のかけら

だと考えています。

勿論「最高の音」を作り出すには相当な資金や時間や人脈が必要です。
活動形態を変えた今、潤沢な資金なんてものは全くない。でもそれでいい。
貯めてる暇があれば全部最高の音楽に変えてやります。

いつ死んでも後悔のないように生きてやる。

自分はありがたいことに、人脈に恵まれました。

プロとしての自覚

そして関西の音楽シーンを牽引する覚悟

今後のTAKERUの作品が関西音楽シーンの最高の音として認知されるよう。そして関西のSSWの作品達が最高の音で溢れかえるよう今できる自分の全力で魂込めて作品を作り続けます。

お金のために作品を作るんじゃない。
最高の作品を作るのにはお金(対価)が必要なだけ。

何が目的か見失わないように。アーティストとして在り続けるために。

と！

ここまで書きましたが、僕も沢山の方々の優しさに日々本当に助けてもらっています。

こうして胸を張って活動ができるのも普段から支えてくださる一人一人のファンの皆様のおかげです。

プレイヤーの方々も無茶振りばかりですみません！！！

皆様本当に！！！！！
心から感謝しております。

必ず最高の音源を作って恩返しをするので待っていてください！！

熱くなりすぎました。頭冷やして寝ます。

最後まで読んでくださりありがとうございました！

TAKERU

今後のライブ情報！追加してるよん

◼︎2024.2.20(火)
「MUSIC BUSKER FREE WILL」
場所：うめきた広場東(B)
時間：18:00 Start!!
＊観覧無料＊