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苦手とは?
こんにちは。木佐貫健です。
今回は、僕が日常で感じた『苦手意識』について書きます。
みなさん、苦手なものって一つくらいはありますよね?僕は、理系の科目が苦手です。今も専門学校の授業で物理を習っているのですが苦戦しております。。。
今日も苦手な物理の授業を受けながらふと、苦手ってなんだろうと考えたのです。僕なりに苦手の共通点を探してみました。(苦手な授業なら集中しろよと感じた方、ごもっともです。しかし最後まで読んでみてください。)
共通点、見つけました。
それは『成功体験が少ない、あるいは成功したことがない』ということそして『自分はそれが嫌いだと思い込んでいる』ことです。
成功体験があるものは次もできそうだとかもっと難しいものにチャレンジしてみたいとか思うと思います。逆に、成功体験が少ないものはそもそもやる気が起こりません。なぜか?それが嫌い、自分にはできないと思ってしまっているから。僕の物理なんか特にそうです。高校生で1番最初につまづいた科目。勉強してもテストの点が上がらない。じゃあもう最低限だけでいいや。という考えになり、授業やその科目に対しての熱量が下がっていきました。
ではその熱量を取り戻すにはどうしたらいいのか?苦手を苦手じゃなくす止めにはどうしたらいいのか?ここからは、教える、伝える立場からのアプローチを考えていきましょう。
1番大切だと考えられるのは『小さくてもいいから成功体験をさせる』こと。
ありきたりな事かもしれませんが、これは自分自身でも実感したことです。僕は物理以外にも苦手なものたくさんありました。英語もめちゃくちゃ苦手でした。特に長文読解。長い英文に大学受験の時に本格的に触れ始めて、頭の整理が追いつかず、問題が全く解けませんでした。試験もどんどん近づき焦っていた時、学校の先生が声をかけてくれました。長文読解のコツを教えてもらい、その後解いた問題で今までとったことのない高得点を取れました。高得点が取れた要因ははっきりはわかりません。教わってすぐのタイミングで自分に合った問題を偶然選んだだけなのかもしれないし、先生に教わってすぐだったから意識がそこに向きやすかったからかもしれません。しかし、この経験で「自分にも〇〇大学の英語に太刀打ちできるんだ」という自信が沸きました。そこから繰り返し問題を解いていくとどんどん点数が伸び、苦手という意識は知らぬ間に無くなりました。そして本番の試験でも、英語は9割を超える得点を取ることまでできたのです。
特に苦手なことにおいて、いきなり大きな目標にトライするのはとても難しいです。当時の学校の先生は、ほんの小さなコツを伝えてくれただけだした。その小さなことを毎回クリアしようと意識し、それが正解につながることで、得点が伸びるのを感じることができました。ですからまずは、9割くらいの確率で成功できる目標を立ててあげる、ことを積み重ねることが苦手意識を払拭する第一歩であるのではないでしょうか。
もう実際に指導の際これを行なっている方はおおくいらっしゃると思います。本などでもよくみますし、実際、僕もパーソナルトレーナーをしていたときはこれを心がけていました。
難しいのは、対象が集団になった時、どうアプローチするか。これはインストラクターをしていて肌で感じました。体力レベル、リズム感、学習タイプの違い、さまざまなお客様がいました。個々に合わせすぎるとレッスンが成り立たない、けど、個々にアプローチをしないと楽しい時間を過ごしてもらえなさそうな場面もある。このバランスが難しいです。いかに多くの人にこれならできそう、楽しいと感じてもらえるか。トレーナーを目指す僕にとって、これが僕の大きな課題です。
これからさらにいろいろ経験を積み感じたことを発信できればと思います。
こんなに苦手克服について書いて最後に言うのもアレなんですが、僕が唯一これからも苦手意識を払拭できなさそうなものがあります。雷です。上の画像の意味わかりました?雷だけは小さい頃からほんとダメなんです。空が光れば即、逃げ出したくなる木佐貫です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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