パリ五輪①
時差的にだいぶ見づらいんだろうなぁという感覚だったけど、わりと向こうの昼間がこっちのゴールデンタイムだったり、向こうの夜でも少し夜更かしor早起きの調整ができれば見れちゃうこともあって悪くなかった。でも見たいやつに限って次の日朝早いとかであんまり見れなかったし、サッカーもバレーも8強で終わってしまったし優勝も狙える球技が軒並み惜敗だったのが悲しい。
池江璃花子さんは本当に感動した。
16歳で初出場した2016年のリオ五輪で5位入賞して将来を嘱望され、その後も東京五輪に向けて着実に力をつけていた最中、2019に白血病で入院。
驚異的な復活を遂げ東京五輪はリレーメンバーとして出場を果たすも、当然病気になる前のような力は取り戻せない。それでも再び次のこのパリ五輪に向けて努力し続けて個人競技で派遣標準記録を突破して見事出場。
それでもやはりメダル争いをできるところまではいかず、本人も決勝進出が目標と話していた。結果は準決勝敗退で、「今までの努力はなんだったんだろう」と気落ちしながらそれでも「4年後を目指したい」と話していた。
敗退が決まって泣きじゃくる池江選手にスウェーデンの選手が駆け寄り「あなたがここに戻ってきたことは多くの人に勇気を与えた」と励ましたそうだけど本当にその通りで、心が折れない方がおかしいような状況に陥ってもひたすら上だけを見続けて復活して、今回もメダルにはおそらく届かないとわかっていても今できる最善を尽くして、そして再び4年後に向けてまた努力しようとしている。こんなのメディアが話題にしたがるメダリストの感動秘話よりずっとずっと感動するし本当に尊敬できる。4年後まじで応援してます。