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【CSログ】2024/7/22 飛梅CS &【水闇デスパペット】ひとくち考察

迫る課題提出の締め切り。試験を終えた昂揚。うだるような暑さにもかかわらず、身を寄せ合うカップルと度々すれ違うのは大学という場所故だろうか。



ああ、俺も……



、俺は、



デュエマが、したい。



後先考えずに同日開催の飛梅CSに参加表明。
課題は明日の俺がやってくれる。恋愛は……まあ、いつか、どこかで。うん。


使用デッキ:【水闇デスパペット】

beautiful……


一昨日発売の「ファンタジーBEST」からチョイス。朝イチにひーこらいいながら組み上げたら後々さらに値段上がってて変な顔になった。
【水闇自然ジャオウガ】や【水闇COMPLEX】にデスパペットをタッチする構築もSNSで見かけたが、なるべく種族を軸にしたいと調整した結果この形に。
新弾直後のカオス環境を泳ぎきれるか。

にしてもこのデッキ、ビジュアルとお名前が好みすぎる。大好き。もう全部のカードプレイする時にフルネームで読み上げちゃう。


R1:【水闇自然DOOM】先○

《COMPLEX》を引き込めず、《ヴァミリア》《ウォカンナ》で《キャディ》どかしたりハンデスしたりしながら進める。お相手は《キャディ》出し、《こっちは甘いぞ》、《デドダム》といった具合でじわじわリソースを伸ばす。

《ヴァミリア》で《ガイアッシュ》を抜いていたこと、なにより手札が枯れて他に選択肢もなかったので5ターン目に《メアリー》召喚、追加の《ヴァミリア》を繰り出すも《インパルス》《ガイアッシュ》カウンターの厳しいオシオキ。当然返す刀で《DOOM》降臨、アタック時にダメ押しの《VT》で《メアリー》ハイパー化《ヴァミリア》の2体以外を除去される。

……が、この《DOOM》3点が《お茶会》《お茶会》《ウォカンナ》を踏んづけ、形勢逆転!
《VT》をすり抜けて3体の《ヴァミリア》含むメイド軍団が復活し、相手の盤面を一掃。ターンをもらって追加の《メアリー》と《VT》を投げつけ、ハイパー化して全力パンチ。1点《ミュート》で心臓止まりかけた。


R2:【火闇鬼タイム】先○

またしても《COMPLEX》が序盤に出せない手札。ただ《メアリー》《ラブ》が早期に揃ったため《邪王門》ケアして並べたデスパペットで突貫するプランを想定、《ヴァミリア》《ジェニー》で時間を稼ぐ展開に。お相手は《カンゴク》《ジャドク丸》《トリッパー》とプレイして盤面を取られる。適宜こちらの盾も詰められ、4ターン目終了時には鬼タイムに突入する。

5ターン目はお互い睨み合って終わり、6ターン目に《メアリー》から《ヴァミリア》で一息つけるかと思いきや、お相手の《カンゴク》→《我我我》で一気に致死圏内へ。まずは《ジャドク丸》がW・ブレイク、これは《ヴァミリア》でキャッチ。続く《我我我》本体の攻撃、《バルチュリス》宣言。泣く泣く通した2点から……

今度も《お茶会》!《ヴァミリア》《ウォカンナ》《ウォカンナ》で攻め手を解体してターンをもらい、《メアリー》チェンジ《ラブ》から殴り切る。
なお、お相手は《邪王門》全抜きだったらしい。それは読めません。

対面次第、そして《COMPLEX》不在の場合にはメイド軍団でどつき倒すことも必要になってきそうという学び。


R3:【光闇火ファイアーバード】後×

お互い2ターン目までは動きがなく(本日3度目の《COMPLEX》なし)、出された《ハンプティ》を《ウォカンナ》《バレル》で送り返し続ける苦しい展開に。とはいえお相手も《クイーン》がからまず、適宜刻まれつつ《ファイア》でハイパー化《ハッター》に紫電効果を付けて《バルピア》《ハンプティ》出されつつフルパンを受けるも、盾0で停止、ETまで1体足らず。

増えた手札から《COMPLEX》《ロッカ》召喚、軽減込み《VT》で相手の盤面を全てはじく。《VT》でバウンスした以外にお相手の手札がなく、山上から《インタビュー》《クイーン》が無ければ次ターンに抱えた《アカイブ》で《COMPLEX》起動に持ち込める体制を作るものの、無情にも《インタビュー》トップデック。墓地から《クイーン》が蘇りダイレクトまで。

自分の目で見るのは初めてだった【光闇火ファイアーバード】、なるほど確かに強烈なデッキ。はやい、するどい、かわいい。


R4:【水闇自然ジャオウガ】後○


遅かったな、言葉は不要か

待望の1ターン目《COMPLEX》設置。そのまま《ヴァミリア》をつるべ打ちし、メタカードを居座らせない。その過程で《ASMラジオ》を叩き落したことで流れを掴む。
お相手の《アーテル》着地+メタカード蘇生に《メアリー》で応え、その次の《聖域》→《クラジャ》をきっちり耐えきる。起動した《COMPLEX》から《同期》《VT》まで展開して一斉攻撃!ジャストダイバーブロッカーの強みがしっかり出た。

予選4回のためここで終了、6位で決勝Rへ!


決勝R1:【光闇火ファイアーバード】先○

予選で席が隣になり、お互いプレイングを相談しあったお方。《ロッカ》がとにかく厳しいとのことだが、引けず。

代わりに《COMPLEX》《アカイブ》《アカイブ》の「さっさとどつけ」初手。1ターン目《COMPLEX》、2ターン目《ジェニー》。相手の《ルピアガナテハ》に3ターン目チャージ無しで《アカイブ》を当て、この段階で《COMPLEX》カウント5。
お相手がチャージエンドで3ターン目を終えたため4ターン目は《アカイブ》自壊でカウント7に。《クイーン》召喚されるも殴られず、受ける構えに。

5ターン目、ついに《COMPLEX》起動。山上が《アーテル》だったので即座にマナに埋め、シールドへ。
……が、ここで連続攻撃を可能にする《ウォカンナ》でなくGSケアの《同期》を出してしまう痛恨のミス!我ながらなにをやっとんじゃい。《アリス》《ハンプティ》にビビりすぎた…… 挙句、ちゃーんと《インタビュー》を踏んで《クイーン》の種を作られる。

ターンが回り、《クイーン》攻撃時に横の1体を破壊してメクレイド、《アリス》出現。《アリス》から《バルピア》含む3体まで並ぶ。そのままWブレイク……

もう何度目だ、愛してるぜ《お茶会》
《ヴァミリア》《ヴァミリア》《ロッカ》で起点の《バルピア》を除去し、投了貰う。

《COMPLEX》攻撃時の選択肢ミスには本当に気を付けたい……勿論、《ウォカンナ》で起こしていれば《インタビュー》で除去されていたのでどっちもどっちだけれど。他の蘇生先は《ジェニー》とか《COMPLEX》でパッとしなかったので選択肢はあまりなかったはずだが……


決勝R2:【闇自然アビス】先×

《VT》《VT》《同期》《同期》《ジェニー》という苦虫噛み潰し不可避な初期手札。とりあえず《ジェニー》《同期》と繋ぐ。お相手はブースト無しも、《倒したいか?》マナチャージで《ギフト》の香り……

4ターン目のドローもパッとせず、R1・R2のように《COMPLEX》無しで殴り切るルートを見据えて《同期》《ジェニー》で盾を詰めに行くもきっちり《秩序》で返される。

予想通りの《ギフト》→《ジャガイスト》から《テレスコ》《テレスコ》され、ゲームテンポを完全に握られる。
《覇ロード》2点に《お茶会》《お茶会》で相手の盤面を切り崩すシーンもあったものの、結局《COMPLEX》にも《メアリー》にも辿り着けず捲り切れなかった。


最終結果 ベスト8

嬉し~!プロモには一歩及ばずなのが残念。これなんかこないだも見たぞ。

なぜかプレマ無い時の方が勝てる


【水闇デスパペット】ひとくち考察

【水闇デスパペット】に関しては「思ったよりやれたけど少なからず上振れだろうな」というのが正直な感想。なんか半分くらい《お茶会》踏んで勝ってる。

デッキの地力としては本物で、流石は最新弾のアーキタイプといったところ。序盤の妨害性能に関してはピカ一です。ほいほいエレメント除去飛ばすわ、ハンデスするわ、ドローロックするわ……なんか《ヴァミリア》のテキスト読んでるだけですねこれ。
もちろん《ヴァミリア》以外もしっかり強く、手軽に確定除去を投げつけてテンポを掌握するのはかなり気持ちいい。盤面のクリーチャーを起点としたアクションを行うデッキには強気に戦っていけます。

これら高スペックなデスパペットを《メアリー》《お茶会》でフル活用できるのが【水闇自然ジャオウガ】【水闇COMPLEX】との差別化点だと思いますので、ここはおいしくいただいていきたいですね。《ラブ》が入っているのも差別化の一環で《メアリー》を活かしきることを狙ったものでしたが、今回はあまり出番がなかったです。環境を見つつ要調整かな……《COMPLEX》から出すことも往々にしてある。

さて、環境でやってけるのか?という話ですが……正直どうだろう、うーん。今のところそれ【水闇自然ジャオウガ】【水闇COMPLEX】でよくね?にはっきりしたアンサーを出せないのがつらいところですかね……
如何せん序盤のリソースが細く、《メアリー》着地までは常に手札がカツカツです。ミラーとか地獄になるのが目に見えてる。いいなあ、《デドダム》と《ASMラジオ》……自然入れて《ガラムタ》と合わせようかな。
また、いくら能力が強力でも彼女らはかよわいメイドさんなので【5c蒼龍】などのムキムキデッキにも厳しそう。ハンデスも構築段階からメタを貼られると腐ってしまうので、意識されてしまうと勝てなくなってしまいそうです。

ただ、今後【水火マジック】が減少して【光闇火ファイアーバード】が後釜に収まるならそこそこいいポジションとれるんじゃないか……?とも思いました。序盤のハンデス・面除去もそこそこ効きそうですし、盾を殴る時に《単騎》《ファイスト》してこないので、受けて返すことは比較的やりやすそう。《ロッカ》のGS、《ウォカンナ》《お茶会》のトリガーがあるので【水闇自然ジャオウガ】と同等かそれ以上の防御力はあります。

なかでも《お茶会》は「踏んだら勝ち」のボムカードであり、ここから《ヴァミリア》《ウォカンナ》のバウンスで破壊耐性を貫通したり、ET条件を満たせなくしたり、突然の《ロッカ》差し込みをしたり、《COMPLEX》カウントを満たしやすくしたりと八面六臂の大暴れが出来ます。
正直、採用段階では「これほんとにいるのか……?」と首をかしげていましたが、現在ではデスパペットをデスパペットとして使うならコイツを使いこなせるよう構築してやるのがベストだろうと感じています。今回のCSで最も評価の変わったカードです。これを唱えられるなら《ジェニーガナテハ》もしっかり強いんとちゃいますか。試してみよう。

コンプから出してダメ押しじゃ

《COMPLEX》逆利用の無限ターンループもあるそうですが、《お茶会》活かした横展開からビートするプランで何とかなるんじゃないかな……と。《ヴァミリア》が打点になるの、普通にバグめいています。有利とはいえないでしょうが、相手取ることはできそうな印象を受けました。

また、先刻苦手かもと挙げた【5c蒼龍】などのデカブツデッキですが、《ラブ》などが上手くハマれば突破できることもあるみたいなので、まったくもって相手取れないわけではないです。ちょっと回してみたところ《ロッカ》の刺さりが非常によく、《ベン》《チョイス》しようものならストックがえらいことになります。

あとは多色カードの多さは気になるところ。1ターン目からテンポよくプレイしたいのに多色がだぶつくのはかなり厄介で、この辺からも《ラブ》を諦めて《ジェニーガナテハ》試そうかな、と構想中。

そのほか採用候補としては《パーチェス》が挙げられます。自分から《COMPLEX》のカウントを稼ぎつつ、場と墓地のデスパペットを使いまわせるのはかなり偉いんじゃないでしょうか。恐らく《ジェニス》はこの子に差し替え。デスパペットで寄せる意義も強くなりますしね。

なんとなくの肌感ではありますが、このデッキは【水闇自然ジャオウガ】と【水闇コンプレックス】のあいの子みたいなイメージです。ちょっと遅いけど受けの堅いアナジャ、ちょっと柔らかいかわりにアクティブなコンプ。

総じてまだまだ練り甲斐のある楽しいデッキですので、引き続き調整していきたいですね。皆さんも(分納が来たら)是非お試しください。

そろそろ課題がやばいので、今日はこの辺で。
次こそ頂点!(定着させたい)


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