DUB SONIC, RAY-BOW-MAN, WOODMAN/AROUND THE WORLD IN 60 MINUTES



F.E.E.S第2弾、1999年リリース。


(プレスシートより)

94年くらいだと思う。春か秋か夏の終わり、寒くも暑くもない日に1曲目は録音された。そのころ。自分はパリペキンレコードというレコード屋さんを見つけて、よく通っていた。

パリペキンは(現)不知火/360°/VIORA のオーナーの虹釜とLOS APSON? の軍馬がやっていた店で、あまり見かけない、面白い音楽がたくさん売っていて、自分が音楽を職業とする様になったきっかけになった所。
そして、今につながる沢山の音楽や音楽家と出会った場所。

そのころは店に刺激をうけたアーチスト達が沢山そこでテープを売ったりしていて、自分もその一人だった。
おもしろいのも、つまらないのも、とにかく勢いがあった。

DUB SONICのデビューCD、「SLEEP SONIC」(TAKE' DISC)はパリペキンでテープ販売されていた。その続編が今回の1曲目。

この曲いままで、個人的に何人かに、テープをあげたり。初期のライブで数回演奏したりした曲でもう1つデビュー作「DUB FANTASY」(UNKNOWNMIX)の冒頭でほんの数秒、使用した以外は、ほとんどだれも知らない。
この勢いというか、ブッ飛び具合というか、野蛮さというか恥ずかしくもあり、懐かしくもあります。

WOODMANの架空アジア空間瞬間振動曲「BARBARIAN IN ASIA」(F.E.E.S)に影響され、この曲を再編成し、WOODMAN、そして謎の男RAY-BOW-MAN(本人に名を明かすなといわれているので)の力を借りてリリースされることになりました。
六十分世界一周というか、未知との遭遇というか白日夢というか、幻想というか、妄想というか、、、、、、、

とにかく、ヤバイかんじの音楽です。あとは聴いてみてください!

中里丈人

ーーーーーーーーーー


DUB SONIC, RAY-BOW-MAN, WOODMAN/AROUND THE WORLD IN 60 MINUTES 』(F.E.E.S.2)

PART 1. DAY TRIPPER (23’57”)
produced by DUB SONIC

PART 2. CAVE BIRD DISCOVERY (17’21”)
produced by RAY-BOW-MAN for PQ
(TIKI-D, BONE DRUM, HANDY BOU-GAN ECHO, DRUNK BIRD NOIZE, TAISHO-GOTO, GUITER recorded at CAVE BED)

PART 3. A TOUCH OF ONLY YOU BRANDS DREAMY TOWEL(22’29”) produced by WOODMAN

MASTERD BY KAZUNAO NAGATA(TRANSONIC STUDIO)
ART WORK: ICHIRO KATO
EXECUTIVE PRODUCER: TAKEHITO NAKAZATO
(SONIC PLATE/F.E.E.S)