新ゾルガ軸について考えてみる

 こんにちは。たけだと申します。
 とうとう無幻双刻の発売ですね。
 ゾルガ・ネイダールについては私が個人的に予想していた感じとは当たり前のように異なる強化でしたが、良い強化を貰えたんじゃないかと思っています。
 それでは紹介されたカードを個別に見ていきたいと思います。


新カード

深潭漁り

宿縁裂きにライドされたとき、コスト(SB1)することで、デッキの上から7枚見て、ノーマルオーダーを1枚手札に加え、ユニットを1枚ドロップに送る

これまでの怨念鎖と比較すると、効果発動タイミングはG1ライド時からG2ライド時と遅くなったものの、広い範囲を見てユニットを落とせるのは強いと思います。
 整理すると、同コストで
怨念鎖:デッキトップ2ドロー。手札からオーダーを1枚ドロップに。差し引き+1。ただし、手札にオーダーがない場合は2枚ドロップに。その場合は差し引き0。
深潭漁り:デッキトップ7枚を見て、オーダーを1枚手札に、ユニットを1枚ドロップに。オーダーがあれば、+1。
ただし、ユニットをドロップに送る効果は、ゾルガであればアドになるので、やはり7枚という広い範囲を見てユニットをドロップに送れる深潭漁りのほうが採用される感じでしょうね。とにかく獄龍を落としに行けるのがデカいです。落とすのはユニットカードなので、7枚オーダーで無い限りドロップには何かしら置けますし。
なお、怨念鎖の時にあったオーダー使用ターンにパワー+2000の効果は無くなっていますが、問題ないでしょう(V裏に影纏いを置くことも多いですし、リア裏には後述のカードを置くことになると思うため)。

宿縁裂き

①ディヴァインスキルを持つゾルガにライドされたとき、ドロップからノーマルオーダーを1枚回収
②オーダーを使用したターン中、パワー+5000

新ゾルガ版の骸龍。②の効果は本当にそのまんま。①の効果は、タイミングがG2ライド時からG3ライド時と遅くなったものの、影纏いで落としたオーダーを回収出来るようになったので、実質的には幅が広がっていますね。

禁忌の運命者 ゾルガ・ネイダール

1つずつ効果を見ていきましょう。

①永続:バインドゾーンから別名魔合成
 非常に強スキル。今まではバインドゾーンに送ったオーダーカードは、一部の手段を除いてほぼ再利用できませんでしたが、今回のゾルガはバインドゾーンに送ったカードを、コストが続く限り際限なく使うことができます。
バインドゾーンに送ったオーダーがノーコストなら、手札にノーマルオーダーがあるだけで魔合成できるので、使いやすいです。


②起動:コスト(EB2、ドロップのノーマルオーダーを1枚バインドする)ことで、ドロップから2体蘇生。バインドゾーンのノーマルオーダー1種類につきパワー+5000。ターン終了時に退却させる。
 私勝手にオーダー2種類につきパワー+5000だと思ってましたが、1種類なんですね、コレ。本当にいいのか?って感じのスキルですが、貰えたということはまあいいんでしょう。
 個人的な予想では、邂逅ルキエのように2退却1ドローくらいが付くかなと思っていたのですが、もっと汎用性のある効果でしたね。上から踏みつぶせるので獄龍をつぶしてから魔合成すればワンチャン涙する悪意がいらない可能性も・・・?
 あとはバインドゾーンに送れば送るほど効果が上がるのでやはり長期戦向けなデッキになりそうですかね(なってくれると嬉しいですが、それが許される環境かはまた別の問題な気がしますが)。


③ディヴァインスキル。自動:グレード3以上にアタックしたとき、コスト(SB1)することで、縦列を1つ選び、全てスタンドさせる。ターン終了時に退却させる。
 ゾルガの高パワーで連パンが出来るのは非常に優秀です。ゲーム中1回なのはあれですが、何回も使えると強すぎるという判断なのでしょう。
 基本的にはペルソナターンに使いたいですが、速攻目に仕掛けてハンド削っても良いと思いますし、後半になれば②の効果でどんどんパワーが上がっていくので、使い所は見極めないといけなさそうですね。

怨毒の握撃

新ゾルガならプレイ可能。あなたのヴァンガードを1枚選び、「V→Vアタック時、コスト(自分のリアガードを1体退却)で、相手のリアガードを1体退却させ、Vのパワー+10000」を与える。

無難に強いカード。新ゾルガの②の効果で出したユニットや獄龍等をコストにすれば何も問題無いうえ、相手リアガード1体とパワー+10000で、計2枚分(相手のリアガードで1枚、ガード時の手札消費で1枚)のアドが取れるのがよいです。ノーコストなのもかなり使いやすいですね。

仮で回してみると、相手デッキによるなぁ、という感想でした。リソースの薄い相手には刺さると思いますが、Vへの効果付与であれば、ドライブ+1する「寄る辺亡き〜」が強いので打てるならそちらかなと。

虚空を満たせよ屍の呪印

新ゾルガならプレイ可能。あなたのヴァンガードを1枚選び、「このターンドロップから登場したあなたのリアガードすべてのパワー+5000」を与える。

こちらも無難に強いカード。握撃はVのラインを上げるカードでしたが、こちらは逆にRのラインを上げるカードですね。獄龍のアタックを通しやすくなるため、打つなら早めがよいでしょう。

仮で回してみると、こちらは非常に欲しいカードだと思いました。序盤は獄龍の列のパワーが低く、要求値を増やすために結構必須級のカードだなと感じています。

業臨の怪魔

①リア登場時、コスト(EB4、ドロップからノーマルオーダーを1枚バインド)することで、バインドゾーンのノーマルオーダー1種類につきパワー+5000
②【ドロップ】バトルフェイズ開始時、Vが新ゾルガで、このターン魔合成しているなら、リアにコールしてよい。相手のヴァンガードがG3なら☆+1。

第2の獄龍といった感じのカード。獄龍と比較すると
①魔合成時の蘇生なうえ、相手VがG3でないと☆が付かないので速攻性能が低い
②インターセプト可能なので、ガード値として使えるうえ、自力でドロップにいける
③1つ目のスキルが、新ゾルガのディヴァインスキルと相性がよい
といった感じでしょうか。後半のパワーラインを上げるために有効なので、2枚ほど入れればいいかなと思っています。

冥福の妖精 トルデリーゼ

①ブーストしたバトル中、ヴァンガードがゾルガを含むグレード3以上ならパワー+5000
②ゾルガを含むグレード3以上をブーストしたとき、パワー+2000。あなたのバインドゾーンにノーマルオーダーが2種類以上なら、リアガード1枚のパワー+10000し、ターン終了時に退却させる。

最終盤に紹介された、ゾルガ用ブースター。既存カードとの枠争いにどこまで入り込めるかは微妙なところですが、獄龍に効果付与して盤面を空けられるのは非常に良いところです。


ざっと紹介しましたが、実際に回してみないと分からない部分だらけだと思うので、色々と試してみたらまた感想等書こうと思います。


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