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色は○○からの贈り物🌈

ふと思います。
色とは何でしょうか?

いろ 色 IRO


身の回りには、ごく自然色が溢れていて、毎日を彩ってくれています。
好きな色は?今日の服の色は?今日の気分は?
普段から何気なく色に纏わる言葉を発しています。

皆さんは身の回りにある色が輝きを失なった世界を想像できるでしょうか。
私にはその世界を想像することはできません。
当たり前に色に囲まれている中でふと考えたのです。

「色とは何だろう。」

色の話をするにあたり、物自体に色が「ついて」いないということを理解しておかなければならないけません。
では色は一体どこにあるのか。

色の始まりは 「光」 である

色の始まりは太陽から放たれた光であると言えます。

では光とは何か。
光は電磁波の一種で電場と磁場が作る放射エネルギーです。

古くはギリシア時代から人々は色に興味を持ち考察してきたと言われています。
光や呪術的な使い方、色が持つ意味、美しい色の出し方、配色の仕方など、長い間研究されてきました。

プラトンは「混色して新しい色を作ることが神への冒涜行為」と述べ、アリストテレスは「色は白と黒の間に生じる」と述べこの2人の思想は18世紀頃まで続いたと言われます。

その後、時代は18世紀の1600年。
ニュートンは、初めて色を科学的に捉えプリズムを用いた実験で太陽光を分光してスペクトルを発見したと言われています。

1800年アインシュタインは、「色は粒子であり波長である」と述べました。

赤外線と紫外線の間

地上には色々な電磁波が流れていますが、人間が目視可能な粒子の波長があります。それを可視光線と呼ばれており人間が色覚を生じさせる領域となるわけです。
太陽光には赤外線や紫外線も含まれていますが、可視光線以外の電磁波を人間は見ることができないため気づくことができません。
私たちが感じる色の違いは波長の長さの違いにより生じており、波長の長いほうから赤、橙、黄、緑、青、藍、青紫(菫)と人は感じることができます。
虹の波長も順番で並んでいることがわかると思います。

人が色を「見る」ための条件

物体の色が存在するためには、光、物体、そして人間に起きる感覚の反応という3つが必要となります。
すなわち「色を見ている」というのは【人間の主観的な現象】なのです。
反射された波長は人の眼に入り、視細胞を刺激してその信号が脳に伝わって処理され、
ここで初めて色があることを感じることができるのです。

色とは太陽からの贈り物

色とは太陽から放たれた光を人間がひとりひとり自分の感覚で受け取り、認知することができる自然からの贈り物であると言えます。
十人十色と言われるように自分の世界は、自分色に彩っていけるわけです。

いかがだったでしょうか?
次回は太陽からの贈り物【色】を感じるメカニズムについてお話したいと思います。

#CHICORO
#自然エネルギー

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