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国内個別株で僕がやらないこと


(私見です)

巷ではよく、配当生活だ優待生活だと言いますが、正直自分はそれには否定的です。私たちが国内個別株を扱う上でのメリット(武器)は日本国内の情報にアンテナが張られていることと、市場感を肌で感じやすいことだと考えています。つまり、株を選ぶときは前提として国内のマーケット状況を考慮して企業の業績と将来性に投資するべきです。色々と余計な情報は入りますが純度高く判断するために自分がやらないことを書いてみました。


① 配当をアテにしない


 高配当株、魅力的ではあるのだが配当率の高さで株を選ぶと結果ファンダメンタルが疎かになる。通常、配当は良くても3-5%。しかも配当ありきで買うとホールドせざるを得ない。結局配当分よりも株価が下がって損したりする。
 高配当銘柄は大手企業が多いので、株価の変動が読みづらいです。例えば、日本郵船、JT、ソフトバンクなど。
大手企業は事業ポートフォリオが多岐にわたるし、将来性が読みづらい。
 例えば2億の資産があっとしたら、JTの6パーセントの配当で1,200万円。一見魅力的だがそもそも2億の資産なんて無いし我々庶民には数百万の運用がせいぜいです。300万の6%で18万円。一見魅力的だが、そもそもJTの株価が6%下がれば配当分を食うし、そうなれば配当も下がる。

②優待軸で決めない

 ちょっとした楽しみやオマケ、という気持ちで優待は魅力的に映ります。例えばマックの場合は100株の優待でMAX5,000円くらいの券が年2回もらえます。
 でも、2021.8.25時点でマックの株価は5,230円。100株で523,000円です。10,000円の券は株価の2%分の価値。いくらタダ券もらっても、結局株価下がったら損します!その10,000円の利益は優待じゃなくて株の売買益で手に入れるマインドで銘柄選びましょう!

③基本デイトレはしない

 しばらくチャートを見ていると分かるのですが、チャートをどのスパンで見るかで全然印象が変わります。
 縦軸(価格変動)と横軸(スパン)をよく見て惑わされないようにしましょう。所詮短期のチャートは投資家の動きに過ぎません。その土台で勝負をすると、機関投資家に振り回されるだけになります。それはもう投資ではなく、ただのギャンブルになってしまいます。

色々偉そうに書きましたが、配当・優待・デイトレで幸せになっている人がいるのも事実です。ただ、初心者の方こそ、そういった甘い情報に軸をぶらされずしっかりと基本に忠実にファンダメンタルやっていきましょう〜!

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