音楽でやりたいこと Vol.2
自分のための備忘録なので不定期更新です。(更新が滞ったことへの言い訳)
運命の出会い
音楽を精力的にやるきっかけになったのは、とある友人Kとの出会いから。
友人Kは中学校からの同級生なのだが、実は中3の途中まで全くと言っていいほど面識がなかった。逆に今でも関係が続いていることが不思議なくらいだ。それくらい彼にとっても衝撃的な出会いであったならそれほど嬉しいことはないのだが。彼とは中3の2学期で選択授業が同じだったことから顔見知りになったが、その時は数往復ほど喋るくらいだった。本格的に仲良くなったきっかけは公民館で数名が集まっていた高校受験のための自主勉強会に参加したことだった。
とある日、夜遅くまで残って勉強していたのが彼と2人だけだった時に、たまたま「どんな音楽を聴いているか」という話になり、そのタイミングで作詞・作曲を少しかじっていることを話した。彼はと言うと幼少の頃からピアノを弾いており、彼の父の影響でギターも弾いているという"強者"だった。それも手伝って興味津々で聴いてくれた彼に、証拠として(?)当時一番出来が良いと自負していたオリジナルの歌詞を見てもらった。そこから一気に彼との距離は縮まり、実際にDTMに触ってもらって教えたり、オリジナルの曲や歌詞を見せ合ったりする仲になった。
ただもちろん、上述の通り高校受験の最中である。受験勉強の合間を縫いつつ進めていたので、頻度としてはそこまで高くなかったように思う。タブンネ
当時聴いていた音楽
前回のお話でコブクロが好きだと言っていたが、この時の曲を探す方法といえば、オリコンチャートを追いかけながら気になる曲のMVをYouTubeで見つける方法だった。この時はちょうどL'Arc~en~Cielにハマって、過去の曲も遡りながら聴き漁っていた。彼らが作り出す世界観と、それに伴って作り込まれた音色感が、どストレートに響いたのだと思う。
もちろん今でも彼らのことはリスペクトしていて、いつか彼らのようなサウンドが作り出せたら良いなというのは小さな目標の1つにしている。挙げはじめるとキリがないが、特に好きな曲は「MY HEART DRAWS A DREAM」と「DAYBREAK'S BELL」だ。
初めてのMy楽器と中学卒業
高校受験を一足先に終えた私は、友人Kに連れられ、最後のお年玉を握りしめてギターを買いに行った。一般的なストラトギターだったが、フォルムが気に入ったのとたまたま胴鳴りのするギターだったので響きが良く、あまり迷わずに買えた。逆にお店の方が「他に試奏しなくて大丈夫ですか?」と困惑していたくらいである。
そして友人Kの教えを請いながらギターを始めることになる。彼は父親に教えられて既にテンションコードを抑えようと四苦八苦している段階まで来ており、彼に羨望の眼差しを向けざるを得なかった。ただ、初めて持った自分の楽器で、覚えたての指使いで弦を押さえ、コードを掻き鳴らすだけで途轍もない喜びを感じたのを今でも覚えている。
みんなの高校受験が終わり、友人Kとは示し合わせたわけではないが、2人は別々の学校へ行くことになった。そこで友人Kの提案でひとつ約束をした。「お互いに吹奏楽部に入って新しい楽器を始めよう」と。その当時は見聞を広めることが目的だったが、今になって思えば、同じスタートラインに立てるもの(≒共通の話題)を作ってくれたんだと思うと本当にありがたかったなと思う。彼はその時にはまだ何の楽器をするか決めていなかったが、自分はと言うとその頃好きだったアーティストにもろに影響を受け、L'Arc~en~Cielのhydeが演奏できると知っていたSaxophoneに決め、中学を卒業した。ちなみにこの時点ではフルで3曲くらい作っていたと思う。
さて、ここから本格的に音楽を始めることになり、更なる出会いがあるのだが、長くなりそうなのでここで一旦終わり。また次回。
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