音楽でやりたいこと vol.1

なんとなく今までずーっとぼーっと考えてきた「音楽でやりたいこと」をメモ代わりに残しておくことにする。それにさしあたって、過去を振り返りながら、数回に分けてつらつら書き散らしていこうと思う。

はじめての作曲体験

まずは小学校まで遡る。ピアノや他の楽器をやっていたわけではない、普通の人だった。強いて言うなら妹がピアノを習っていたくらいである。ただ音楽という授業は小学校の授業の中で数少ない楽しみの1つだった。その授業の中で(たしか小4くらいだったと記憶している)作曲コンクールなるものを経験して、「音楽って自分で作れるんだ」ということを初めて学んだ。それが自分にとって非常に面白い体験だったらしく、その後家にあるパソコンで「これだけ便利なものがあるんだから作曲だってパソコンでできるだろう」と思い立ってインターネットで探し回り、フリーソフトの「Music Stadio Producer」に出会った。これがDTMへ踏み出した始まり。
といっても当時は「自分の曲を作るぞ!」と奮闘しようと思ったわけではなく、「カエルの唄」を打ち込んでみては、「すげー!勝手に演奏されていく!」くらいのことしかやっていなかった。

とある曲との出会い

状況に変化が訪れたのは中2の時。少し余談になるが、中学で所属していた部活が結構荒れていて、気持ちがあまり浮かばない時というのが結構あった。そんなとある時に、コブクロの「風見鶏」を聴いた。歌詞に共感し、心に染み渡るハーモニーに癒され、優しさの中に偶に表れる力強さに鼓舞されて……。この曲は自分の中で今でも心の支えになっている。
それからというもの、「自分でも、他の人に勇気や安心感などを与えられる曲を作りたい!」と思い、作詞をするようになった。最初は時期が時期なのもあって臭い歌詞しか書けなかったが(笑)、これも積み重ねなのか、最近は少しはマシな詞が書けるようになったと思う。

一方で、DTMも合間を縫ってやっていた。詞に合わせて曲を作るということまではしなかったものの、1分に満たないような小曲から本格的なバラード並の大曲まで、オリジナルもそこそこ作るようになっていた。

この後、高校受験が待っているわけだが、そこで運命的な出会いをすることになる。この続きはまた次回。

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