旅四国編!63カ所目は愛媛県愛南町!

旅四国編!63カ所目は愛媛県愛南町!

1月22日〜25日まで滞在していました。
愛南町は愛媛県の最西端にあり、高知県との県境にある。また、町内には幾つもの半島があり変わった地形をしており、国立公園にも指定されている。この町はブリやタイなどをはじめとした養殖業が盛んで、内地では愛南ゴールドなどのみかん農園が多くある。そんな農業や漁業が盛んな地域だ。

そんな中、私は地域おこし協力隊で町内の緑地区というところで活動をしている森さんお話をお聞きした。

私は、
「この町にどのようなきっかけで来たのですか?」
とお聞きした。

森さんは、
「僕は横浜出身。父が愛媛県の東温市出身で、昔からそこによく遊びに行っていて。それで、田舎暮らしの憧れやいずれは父の地元に戻ろうと思っていて。それで2015年にそこへ移住したんです。それで移住支援の仕事をしていて、当時は協力隊がなくて。でも、2016年4月からその市で協力隊が導入されたんです。そんな時に、愛南町の緑地区でも協力隊を受け入れたいので体験談を話して欲しいと言われて行ったんです。そこから交流が生まれて、協力隊を募集するために行ったのに、自分がなってしまったんです。結局は人との縁で、この人たちと一緒に何かやったら面白いなと思って、ここに来ることにしたんです。」
と言っていた。

森さんは前から土のある暮らしがしたい、地方創生の仕事がしたいと思っていたという。
前に居た地域では地方創生として移住支援をされていたが、土のある暮らしをしていなかったようだ。だが、今はこっちに来て緑地区での活動と同時に、自分でも農業を始めている。土のある暮らしを始めたのだ。
こんな暮らしができるようになったのも、人との縁から生まれたものを大切にし、この地域の人と一緒なら楽しそう、面白そうと思って思い切ってこの地域に入ったからこそだろう。実際、地元の人にも「ここに来ちゃいなよ」と交流の中で誘われてもいたそうだ。それだけ地域の人からの印象も良かったのだろう。

私は、
「こちらでの活動はどのようなことをされているのですか?」
と、お聞きした。

森さんは、
「僕自身はこの地域をなんとかしないといけないと動き出した団体に入り、イベントをやったりゲストハウスをやったりしていて。それに農もやっていて、産直場で野菜を売ったりもしているよ。
 こっちに来て活動していって、ここの人たちがすごいと感じるのは、自分でなんでも作ってしまうんですよ。ここにあるピザ窯も地元のみかん農家の方が作ったりしているし。そうやってここの人はなんでも作ってしまうんだよ。だから、こういうのを学生さんとかに体験してもらうツアーとかを今後やってみたいと思っているよ。」

この地域では、森さんだけではなく地域の人が自分たちの地域をなんとかしようと動き出し、活動している。そこに森さんが入りイベントをしたりしている。また、森さんはゲストハウスは地域にとって大切な拠点になると考えており、人のつながる、情報が集まる拠点としてゲストハウスが必要だということで、これからはこのゲストハウスを軸にしてやっていくという。


そのような活動面のこともそうだが、生活面のこともお聞きした。

私は、
「こちらに来てからの生活の変化はありますか?」
とお聞きした。

森さんは、
「生活はガラッと変わった。東温市は松山市のベッドタウンなので電車もあったりしたし。でも、こっちでは車が必要で移動の問題があったかな。良かったことは、こっちの方が食べ物が美味しいと思う。カツオやマグロ、牡蠣などもね。東温市は山だったので海はなく、ネット回線も悪かった。でもここは海があったり光回線があったりするので、思ったより田舎ではないなと思っているよ。飲食店やスーパーもあるしね。」
と言っていた。

それに続けて私は、
「大変なことはありますか?」
とお聞きした。

森さんは、
「生活コストが意外に高いかな〜。野菜や魚は安いけど、ガソリンや灯油は都会より高いと思う。調味料とかカップラーメンとかも高いかな。」
と言っていた。

町内での移動手段に関しては、この町には電車が走ってないので車が必須となる。また、その車に乗るために必要とするガソリンも都会より高いこともあるので、移動手段とそれにかかる金銭面については大変なことがあるのかもしれない。でも、それ以上に自然豊かで海が綺麗だったり、食べ物が美味しかったりする。また、今の時代には欠かせない光回線が通っている。生活する上で大変なこともあるが、それ以上に魅力が多くあるのだ。

私は最後に、
「この町、地域の1番の魅力はなんですか?」とお聞きした。

すると森さんは、
「ここの最大の資源は"人"。いろんな特技や知恵を持った達人がいるんです。そういう人たちの経験やスキルはカッコいいと思うし、そういうのに光を当てたいと思っていて。今まで生きてきて日本のことを分かったつもりだったけど、こっちに入ってからは未知の世界だったんです。こっちにきてからは驚きの連続で、東京にいたら出会わなかった人に出会うことが自分の学びにつながっているんです。そしてその人たちと一緒にいることで、「生きてるー!」っていう感覚や手応えを感じるんです。「人間で生き物なんだな」と実感しました。そういう手応えを感じたかったこともあるし、生きながら身につけたいと思ったね。こういうことから、魅力はここにいる"人"だと思うよ。」
と言っていた。

この町、地域の魅力は"人"。
いろいろなスキルや経験を持った人たちがいて、その人たちと出会うことで生きることの実感や手応えを感じるのだ。
それは、自分にないスキルや価値観などを持っている人たちに出会えたからこそ感じることができたのだ。
個人的な推測だが、ここにはいろんなことができる大人がいっぱいいて、なんでも自分でやってしまう。そんな大人たちを森さんは"カッコいい"と思っているのではないかと思う。


今まで持っていなかったものを持っている人たちと出会えることがここの魅力であり、そういう人たちがいるこの地域は、これからはどんな風に変化し、より魅力的になっていくのだろうか。

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