旅東北編!19カ所目は青森県大間町!

旅東北編!19カ所目は青森県大間町!

6月2日から4日まで滞在していました。
大間は本州最北端の地。ここは平地で生活しやすく、一歩足を伸ばせば大間の海があるので最高だ。そして気候も良い。昼は暖かく、夜はちょっぴり寒いぐらいだ。そして、なんと言っても大間といえば「マグロ」だ。夏よりも冬の方が美味しいみたいだが、それでも食べてみると格別だった。海産物が豊富で何を食べても美味しい。ここは大間の魅力だ。


そんな素晴らしい環境の中でも、地域をより良くしようと活動している方達がいる。
「あおぞら組」という地域団体だ。
私はここで活動をする菊池さんにお話を聞いた。


私は、
「あおぞら組の活動内容は何ですか?」
と聞いてみた。

菊池さんは
「今までは色々な活動をしていたけど、今はは地元の高校生と一緒にフェリーの旗振り活動をしているんだ。地元の高校には『めんちょこ活動部』という部活があってね。ここの下北半島は二次交通がしっかりしていないが大間〜函館間にはフェリーがある。それによって大間に人を呼ぼうとして旗振りをしているんだよ。」
と、言っていた。

私は、
「この活動が生まれたきっかけは何ですか?」
と聞いてみた。

菊池さんは
「この組の代表が小学生の時にフェリーの人に手を振っていたんだって。それで代表が大人になった時にもやろうと思い始めたのがきっかけなんだ。これは気軽に参加できる地域おこし活動だしね。」
と言っていた。

私は、
「この活動をする上で地域の人の変化は?」と聞いてみた。

菊池さんは、
「漁師ではあまりいないが、地域でなにかやりたいという思いをもって、くすぶっている人もいる。その中で「大間のエビちゃん」という人が観光バスのガイドをやったりしているんだよ。また、ここの代表がきっかけで何かをやろうという人もいるんだ。
代表が10年ぐらい活動していた時に、島の子供が旗振りをやりたい!と来てくれたんだって。それにとても感動したんだって。これがきっかけで地元の高校にはめんちゃこ活動部ができたりしたんだよ。」
と言っていた。

このような地域活動に子供達が参加したいと言う。ここの子供達の意欲・関心が凄いし、その子達に影響を与えるあおぞら組も凄いなと思った。


私は最後に、
「菊池さんが活動する上での思いはどんなものがありますか?」
と聞いてみた。

すると菊池さんは、
「めんちゃこ活動部は永遠になくなって欲しくないし、学校も無くなって欲しくないな。この活動は初めからやっているので、これがフェリーの活動だよねという感じになって欲しいなと思っているよ。」
と、言っていた。


本州最北端。電車も通らないこの町で力強い活動、またその活動をしている元気な人がいるんだなと思った。
そしてこのきっかけが地元の子供たちであることに驚いた。好奇心、向上心のある子供たちがいる町。とてもエネルギーのある町だなと感じた。
とても良い町だった。