「量子メス」、副作用少ないがん治療 東芝など実用化:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC231UG0T20C22A3000000/
東芝や住友重機械工業が開発に携わっている、「量子メス」という技術が進んでいる。医療現場のオペ室で見る医療用メスとは違い、がん細胞など切除に技術と時間と大きなリスクを伴うような厄介な細胞を、原子レベル以下の微小な物質を光速の70%まで加速してつくり出した「重粒子線」というレーザーみたいなもので、がん細胞のように人の手では困難な病巣を切除し、正常な細胞への影響を最低限にとどめた手術を行うことが出来るかもしれない技術です。元々は開発コストは300億円以上かかるもので、サッカーコートぐらいの敷地がないと設置が出来ないものだったようだが、現在はその半分ぐらいコストで開発でき、さらに次世代では100億程度の開発コストで済むようだ。政府は2021年度の補正予算に関連費用として10億円を計上したと記載があるが、100億を当たり前に超えるような業界の開発コストに対しては雀の涙程度なのかな、、、コロナワクチンとか宇宙産業もそうですが、日本の技術力でイニシアチブを取れそうな分野にはもっと国を挙げて投資をしていいような気がするのだがどうなのだろう。
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