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なかまはずれはかなしいか。

今日久しぶりに息子の小学3年生の友達が遊びに来た。

保育園児からの男友達2人だ。

昨日から楽しみでしょうがなかった息子。

楽しく遊んでいるときは良いのだがこの二人と
うちの子と3人で集まるときは必ずといっていいほど
仲間外れにされてしょげている姿をよく見ていた。

今日もやはり・・・。

居間で3人仲良く遊んでいると思ったら2人はゲームのスイッチに夢中で
息子一人「つまらない」とふてくされてぼやく始末。

2人に悪気はなくただ夢中になっているだけ。

わが子は、もともとあまり上手に一人で遊べない、だれかに従うタイプ。

自分で他に楽しむことをさがせばよいのにと、
親目線ではわが子の悪いとこばかり見てしまう。

そのうちゲームにも飽きた二人と鬼ごっこに。

だけど、うちの子はダントツで足が遅い。

2人は活発で足が速い。

一人おいてけぼり、仲間外れというおなじみの状況が出来上がる。

まただと嘆いてしまう親。


しばらくしてその後はみんなで仲良くゲームをしていたので様子を見ていた。
男の子同士だから言葉もきつく微妙に大人な言葉を使ってみたいようだ。

わが子も調子に乗って同じように話しているが、2人からは
相手にされていない。

そんな様子をいままで何度も見てきた親はちょっと切ない気持ちに。

今夜2人になった時にでも君の行動はどこが
「いつもダメ」なのか
を聞かせてみようと、ダメ出し部分を頭の中で洗い出していた。

そんな時はこういっちゃだめだよ・・・。
こうしなきゃダメじゃない・・・。
・・・・・・・・・。


ところが、いやまて、そんなところばかり指摘しても・・・?。

それどころか親にまで攻められた気持ちになるのでは・・・と。

よくよく思い起こしてみれば自分も子供のころに同じようなことがあっとような、
自分の方がもっと友達付き合いへたくそだったような。
不用意な言葉で友達を傷つけていたような。

まてよ、わが子の方が誰にでも声をかけることができる、
電話だって一番に出れるし、躊躇なく友達誘うことができるんです。

足は遅いし、リーダーや参謀にはなれないかもしれないが
決して人がいやがることはしないのだ。

うん、うん今夜は、こっちを話した方がよさそうだな。

帰りになるとみんな仲良くばいばい!!

「楽しかったかい?」と尋ねると「めっちゃ楽しかった」!!。

「そう、よかったね。」

ふと、あの様子を一番気にしていたのは自分だったのでは・・と

・気づいた。

あぶなく自分の感情だけで有害なおせっかいをしてしまうところだった。

害あるおせっかいよりも見守るだけの方が
よっぽど子供のためだと気づいた日曜だった。

今後気を付けます。



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