ウルトラマンとリーフパイ:『グレーテルのかまど』「ウルトラマンの生みの親 成田亨のリーフパイ」を視て
2023年02月07日、『グレーテルのかまど』「ウルトラマンの生みの親 成田亨のリーフパイ」(2023年02月06日、NHK総合テレビジョン、同番組)の録画を視聴した。
成田亨(以下敬称略)は初期ウルトラシリーズのキャラクター・メカニック デザイナーヒーローとして、斬新かつ簡素なデザインを追求してきた。
また、晩年は鬼の研究に没頭し、1990(平成02)年に京都府大江町に彫刻《鬼のモニュメント》を制作した。
同番組から、美術家である成田の真摯で求道的な性格が伝わってきた。なお、リピアー(ウルトラマン)『シン・ウルトラマン』のデザインから、庵野秀明が企画者兼脚本家として、成田に敬意を表していることがよくわかる。
一方で、成田はリーフパイを好んで食べていた。
リーフパイは日本生まれの洋菓子で、余ったパイ生地から作られた。
リーフパイは斬新かつ簡素な洋菓子ゆえ、成田が好んで食べていたことがよくわかる。
なお、小判型のダックワーズ、パサン、および、ロシア ケーキも日本発祥の洋菓子である。
また、青森県立美術館(以下同館)と同館所蔵の成田の作品群も紹介された。
同番組を視ていると、リーフパイなどの簡素な日本発祥の洋菓子を食べたくなってきた。
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