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[トリックリリック]砂ノラゴン偽装ドラパキザンビート

どうも、grandです。

今回はトリックリリックで使用した構築についてその経緯とともに紹介しようと思います。
自分好みのパワー構築を作ることが出来たので最後までお付き合い頂けると幸いです。

また、今回は普段と記事の構成やレイアウトを少し変えたのでその試用も兼ねています。既に終わったルールではありますが記事の構成等も含め感想をお待ちしています。

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〈戦績〉

grand   1784 26勝6敗 27位


〈構築経緯 概要〉

耐久力が全体的に低いこのルールでは相手の上からパワーを押し付けることでイージーウインが狙えると考え、初手から圧力をかけやすいダイマエースとしてドラパルトを採用しました。

ダイホロウ+強力な物理攻撃による押しつけを狙うため横はダイマックスをせずとも行動保障・パワーの出せるポケモンとしてキリキザン・ウオノラゴン・ミミッキュを採用。またこれらのポケモンを補助し突破が面倒な鋼・悪系統に打点を持てるウルガモスを採用しました。

最後にトリル系に対し強く出られるギガイアスを採用し構築が完成しました。

構築経緯の詳細は記事後半に載せてあります。興味のある方はどうぞ。

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〈個体解説〉

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ドラパルト
特性:クリアボディ
持ち物:いのちのたま
性格:ようき
実数値:163-172-95-*-96-213
努力値:0-252-0-0-4-252
技:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/そらをとぶ/ダイビング

ダイマエース。ほぼ100%先発で出し、95%このポケモンでダイマックスを切ります。ダイマックス性能を最大限高めるために技は4ウェポン構成です。このポケモンはダイマックスを切るポケモンですが、隣のアタッカーを通すためのサポートポケモンという意識がありほとんどの場合倒されても裏のアタッカーが並ぶため守るは必要ではありません。

【配分・持ち物】
相手の上からダイジェットやダイホロウを打つ必要があるため最速は確定。耐久を振った弱点保険型も考えましたが、初手から圧力をかけて試合を優位に進めるのが構築コンセプトのため今回は火力を特化し命の球を持たせました。

【技】
ダイビング
ダイストリーム媒体として採用。セキタンザンやガオガエンの早期処理やキリキザンへの打点として優秀なだけでなく、ダイストリームで雨にしてウオノラゴンの突破力を高めるのが非常に強力でした。


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キリキザン
特性:まけんき
持ち物:きあいのタスキ
性格:ようき
実数値:141-177-120-*-90-134
努力値:4-252-0-0-0-252
技:ダメおし/アイアンヘッド/ふいうち/かわらわり

構築のエースアタッカーその1。ドラパルトが受けやすいダイホロウ・ダイアーク・ダイドラグーンに対しての切り返しや強力な先制技、そしてダイホロウとの相性抜群の必殺技ダメ押しがとても強力でした。

【配分・持ち物】
火力重視のため攻撃を特化。意地っ張りと悩みましたが、レイスポス等の130族をダイジェット+ダメ押しで処理できるよう最速にしました。持ち物は行動保障を持たせるための気合の襷です。

【技】
かわらわり
守ると選択ですが、キリキザンへの打点としてや、この構築のようなパワーごり押し構築が苦手とする壁構築に対しての切り返しとして優秀だったのでこちらを採用しました。


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ミミッキュ
特性:ばけのかわ
持ち物:せいれいプレート
性格:いじっぱり
実数値:143-156-101-*-126-135
努力値:100-252-4-0-4-148
技:じゃれつく/かげうち/ちょうはつ/トリックルーム

サポートもできるアタッカーその1。特性による行動保障、ダイホロウとの相性の良さ、先制技持ち、トリルでの盤面切り返しやスイッチ性能など便利すぎる優秀ポケモン。じゃれつくの外し回数が勝率に影響してしまうのが難点と思っていましたが、そこそこ当ててくれた上に思っていたほど外しが負けに繋がりませんでした。どこかの蛾にもこのくらいの自覚があれば良かったです。

【配分・持ち物】
環境的にフェアリー技の通りが良く、また火力不足になりやすいポケモンだと考え火力を特化し精霊プレートを採用。素早さは味方や相手のキリキザンより速く動く必要があるため最速70族+1にしました。

【技】
ちょうはつ
ドレインパンチと選択。こちらはキリキザンを早期処理することが出来てとても優秀なのですが、キリキザンにも格闘技を採用している等他のポケモンでも処理が可能と判断し今回は採用を見送りました。その代わりに相手のトリルやモジャンボ等のサポートポケモンの動きを止めたりアーマーガアの積み起点を回避するちょうはつを採用しました。


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ウルガモス
特性:ほのおのからだ
持ち物:バコウのみ
性格:ひかえめ
実数値:187-*-92-187-126-136
努力値:212-0-52-116-4-124
技:オーバーヒート/むしのさざめき/いかりのこな/まもる

サポートもできるアタッカーその2。構築唯一の特殊アタッカー。怒りの粉によるサポートはもちろん、鋼や悪タイプのポケモンによって切り返されないための強力な打点もありとても優秀でした。特に、明らかにドラパルトを意識したようなダイマポケモン(ブラッキー等)に対してこのポケモンでダイマを切るという選択肢があったのが非常に強力でした(実際に2~3回このポケモンでダイマックスを切りました)。しかし、オーバーヒート外しが多くの場合負けに直結したため非常にストレスフルなポケモンになってしまいました。

【持ち物・配分】
アーマーガアに対してオーバーヒートを当てるのがこのポケモンの大きな役割であるため、A152アーマーガアの鋭い嘴140ダイジェットバコウ込み確定耐えまでHBを振りました。素早さはキリキザンと構築内の同速回避を意識して最速70族+2とし、残りは全て特攻に振って最大限火力を高めました。

【技】
オーバーヒート
火炎放射や熱風と選択ですが、これらの技ではアーマーガアやダイマキリキザンを壁やD上昇込みで突破するのが難しいため炎技最高打点であるこの技を採用しました。命中不安技であり、役割対象に外した試合はほぼ負けます。そして負けの原因の90%以上はこの技のせいです。二度と使いたくありません。

むしのさざめき
範囲技かつ優秀な追加効果がある虫の抵抗を打ちたい場面がとても多く悩みましたが、この技では悪タイプを処理するほどの火力がない上にアーマーガアに打ってしまうと自身のCが下がりオーバーヒートで倒せなくなるためこの技に変えました。


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ウオノラゴン
特性:がんじょうあご
持ち物:こだわりスカーフ
性格:いじっぱり
実数値:165-156-120-*-101-127
努力値:0-252-0-0-4-252
技:エラがみ/げきりん/けたぐり/こおりのキバ

エースアタッカーその2。このルールでは砂掻きが多く使用されていたが、今回はダイホロウの恩恵を最大限受けられるよういつも通りの頑丈顎で採用しました。ダイホロウやダイストリームとエラがみの相性は抜群に良く、このポケモンでパクパクしてるだけで試合ごと破壊してくれます。本番では努力値無振りという致命的なミスをしましたが、それでもなぜか活躍しました。

【配分・持ち物】
エラがみを最大限活かすためAS特化+拘りスカーフを採用しました。

【技】
げきりん
このルールではドラパルトやアーゴヨン等ドラゴンタイプの採用が多く、また複数体構築に入れられていることがあるため龍技の採用を決めました。ドラゴンダイブと選択ですが、終盤の1対1対面でしか打たないと考え威力重視のこちらを採用しました。エラがみしか打たないので意味はありません。

けたぐり・こおりのキバ
不意打ちで先制するキリキザン・モジャンボへの打点としてそれぞれ採用しました。エラがみしか打たないので意味はありません。モジャンボの眠り粉対策として寝言を入れても良いかもしれません。


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ギガイアス
特性:すなおこし
持ち物:ぼうじんゴーグル
性格:ゆうかん
実数値:191-205-150-*-102-27
努力値:244-252-0-0-12-0(S個体値0)
技:いわなだれ/アイアンヘッド/ばかぢから/まもる

対トリル要員兼トリルエース。ウオノラゴンとの並びから砂掻きウオノラゴンと誤認させられる他、トリルに対してもかなり圧力をかけることが出来た。ダイマックスをせずとも火力や耐久が高いため活躍でき、特に終盤で残りやすいミミッキュとの対面で負けることがほぼないというのが良かったです。

【配分・持ち物】
トリル下での制圧力を高めるためにHAに振りました。トリル対策として採用している以上相手の構築にほぼ確実に入るであろうモジャンボやウルガモスの怒りの粉や眠り粉による妨害を対策する必要があったため防塵ゴーグルを持たせました。

【技】
アイアンヘッド
ブリムオンやミミッキュへの打点として採用。ヘビーボンバーとの選択ですが、ダイマックスせずダイマブリムオンを触りたい場面があり、また役割対象にはあまりヘビーボンバーとの威力差による影響がなかったためこちらを選択しました。


〈選出・立ち回り〉

・基本選出

先発 ドラパルト+キリキザン
後発 ミミッキュ+ウオノラゴン(orウルガモス)

大体の相手にこれで出せばパワー負けすることはありません。初手からダイマックスしてボコボコにしましょう。ドラパルトは弱点技等で簡単に倒されてしまいますが、ダイホロウやダイストリームを打っておけば裏のポケモンで引き続きごり押すことが可能なのであまり気にする必要はありません。
相手にアーマーガアやカラマネロ、ブラッキーがいる時はウルガモスを出しましょう。特にカラマネロに対してはウルガモスがいないと勝てません。

・対ドラパルトキリキザンミラー

先発 ドラパルト+キリキザンorウルガモス(orミミッキュ)
後発 ミミッキュorウルガモスorキリキザン(orギガイアス)

初手から全力でキリキザンを倒しに行きましょう。相手のドラパルトは無視で良いです。基本的にドラパルトはキリキザンに対してかなり厳しい動きを強いられる上、耐久弱保型やサポートのドラパルト等も存在するためあまり気にする必要はありません。この構築でのダイマドラパルトの基本は「ドラパルトには触らない」ことです。これを徹底すれば普通に勝てます。相手はキリキザンがダイマックスする選択肢もありますがダイジェット+オーバーヒートorかわらわりで吹き飛ばします。こちらのドラパルトと相打ちになってもこちらが有利なので構いません。
また、相手がトリルギガイアスに弱そうな場合は初手ミミッキュからトリル展開も視野に入れると良いです。

・対ウオノラゴンギガイアス

先発 ドラパルト+ウルガモス
後発 ウオノラゴン+キリキザンorミミッキュorギガイアス

初手のウオノラゴンに対して怒りの粉+ダイジェットで砂下でもドラパルトが上を取れるようにすれば簡単に倒せます。ウルガモスが倒されたら裏からウオノラゴンを投げてそのままダイホロウエラがみをお見舞いしてあげましょう。

・対アーゴヨンキリキザンミミッキュ

先発 ドラパルト+ウルガモス
後発 ミミッキュ+キリキザン

立ち回りが非常に難しい相手です。初手アーゴヨンキリキザンが多いので、ドラパルトを一度引きつつキリキザンを削りに行けば基本的に有利になれます。どの相手でも共通ですが、キリキザンを早めに処理すると簡単に攻撃を通せることが多いためそれを意識して動きますが、相手もそれを分かっていると大事に扱ってくるため難しい試合になります。この構築に関してはウルガモスが重要であるため、相手のキリキザンより先にウルガモスが落とされると一気に負けかねないので注意しましょう。

・対トリル系統

先発 ドラパルト+キリキザンorウルガモス
後発 ギガイアス+ミミッキュ

トリル展開をしてくる初手に対してはゴーストダイブ+ギガイアス交代からダイマックスして勝てます。怒りの粉+ブリムオン等で突っ張ってくる相手が多いのでダイスチルでしばいてあげましょう。
初手がトリル展開でなかった場合やトリルを止められそうなら初手からドラパルトでダイマックスして殴っていきましょう。


〈構築経緯 詳細〉

(0)構築コンセプトの決定

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今回の大会に参加するにあたり、あまり考察時間や練習時間が取れなかったこともあり目標を30位以内に設定しました。これを目指すにあたって重要なのは(高順位を目指すにしても基本は同じですが)レートが低い相手に出来る限り負けないよう、出来る限り楽に勝てるようにすることです。これを踏まえて今大会のプールポケモンや仲間大会の結果等を眺めると、オーロンゲ等の搦手やサポートを使った構築や立ち回りの柔軟性がありそうなスタン系よりもドラパルト+物理アタッカーのパワー構築が分かりやすく強そうだと感じました。誰もが真っ先に考えるような構築なので対策はされそうでしたが、それ以上に環境に存在するポケモンの耐久力に対する火力の異常な高さに魅力を感じました。1位を目指すのであればこのようなメタ対象となりうる構築は避けたいですが、今回の目標を考えると問題ないと考え、また以前下のような似たようなコンセプトの構築を使った経験からもダイマドラパのホロウビート構築を使うと決めました。

(1)構築の骨組み
以前使用した上の構築では、ダイマドラパ+ダメ押し+ドラパルトミラーに強いアタッカーの3体が軸になっていました。これを参考に考えると、ダメ押しを強く使えてドラパミラーにも強いポケモンとしてキリキザンが見つかりました。2体必要と思われた枠が1体で収まるためあまりにも適任であり即採用しました。また、裏から投げてスイッチの動きが出来る等動きに柔軟性を与えてくれるアタッカーとしてミミッキュも過去構築同様採用に至りました。

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ここにドラパルトをサポートできる駒としてウルガモスを仮で採用し試運転したところ、この並びのパワーの高さと対応範囲がとても高く生半可な対策では止まらないことが分かりました。ただし、サポートに特化したウルガモスはあまり活躍しないことが分かったためこの枠は保留として考察を進めました。

(2)セキタンザン対策とウオノラゴン
試運転の段階で多かった構築がセキタンザン系統でした。この構築の難しいところは、セキタンザンを対策した選出をした際に相手の裏選出と噛み合ったときに厳しくなることです。ミミッキュのトリル展開も考えましたが、初手からトリルサポートをするポケモンを失って数的不利の状態で対戦に臨むのは大会では事故が起こりかねないため却下しました。

出来る限り基本選出に近い投げ方をして選出パワーと対応力を落とさないようにしつつセキタンザンをしっかり対策するため、ドラパルトにダイストリーム媒体であるダイビングを採用することにしました。この環境ではダイストリームを採用しているドラパルトは珍しく、またガオガエン等処理が手間取るポケモンにも刺さる事を以前使用した時から知っていたので強いことは間違いありませんでした。環境に多く処理が難しいキリキザンにも触れることが出来るため実際かなり強かったです。

ただ、ダイストリームによる雨によって何かしら構築に恩恵があるわけではありませんでした。そのためこの技をただのピンポイント技として採用するのではなく、雨の効果をより強く使うために水タイプのアタッカーを採用しようと決めました。ドラパルトの横に並んで強く動けるアタッカーに該当するポケモンとしてはウオノラゴンがすぐに挙がりました。パワーと耐久の高さによる単体性能は抜群で、ドラパルトが相手しにくいアーマーガア等の鋼ポケモンに対しても刺さりが良いため、この構築の完成度とパワーを大きく引き上げてくれると思い採用を決めました。

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(3)トリル対策とギガイアス
もう一つ、試運転の段階で相手しにくい構築がトリックルーム系統でした。このような特殊ルールでは大会で分かりやすい行動だけで勝ちにいく構築としてよくトリルが用いられるため、これも本番では絶対に対策しなければなりません。

トリル対策としては様々な方法がありますが、ミミッキュによるスイッチ展開も考えると今回は構築にトリル下で強いポケモンを採用することにしました。想定されるトリル構築のエースとしてはギガイアスとブリムオンが挙がるため、それらに強いポケモンとしてまず思いついたのが鉄球ダダリンです。草タイプのためトリルエースの隣にモジャンボ・ウルガモスの怒りの粉を無視出来るのが非常に優秀で、ギガイアスやブリムオンにもタイプ一致技で倒しにいくことができます。

ただ、ダダリンの場合トリル構築に入れられやすいガオガエンにとても弱くなってしまいます。ガオガエンはこのルールの場合ダイマエースとしての運用も十分視野に入るため、返り討ちにされる可能性も十分にありました。
また、ダダリンはスイッチ展開でダイマックスを切らない時にあまり強くありませんでした。このルールでは相手のラスト1体がミミッキュになる事も多く、折角スイッチを決めたのにも関わらず影打ち連打で負けてしまうことが気になりました。ドラパルトとタイプが被ってしまうところもダイマを分け合うポケモンとしてはあまり良いと言えません。

次に、ギガイアスを考えました。ブリムオンにも強く、ミラーにも五分で戦えガオガエンにも強いです。またスイッチ展開で使用する際ラス1のミミッキュにも対面でほぼ殴り勝つことが出来ます。ウオノラゴンと並ぶ事で砂かきであると誤認させスカーフの所持がバレにくくなるのも素晴らしいです。ただし、トリルサポートのモジャンボの処理が非常に面倒なので、その対策が必須になります。そこで、ギガイアスに防塵ゴーグルを持たせる事で妨害を受ける事なく役割対象であるブリムオンを触ることが出来ました。この持ち物の選択は珍しくまず間違いなく読まれないと考えたため採用を決めました。

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(4)アタッカーの補助とアーマーガア対策
ここまでで構築の原型である6体が決定しました。実際に使用しているとほとんどの構築にイージーウィンが取れるパワーと切り返しを備えた強力な構築になりました。

ただ、大会直前の仲間大会の環境を見ているとアーマーガアの増加が顕著でした。防御を上げられたダイマアーマーガアに対してはウオノラゴンだけでは突破が難しく、またウルガモスも上から倒されてしまう可能性がある上に生半可な炎技では削りきれないことが多くなりました。構築に壁オーロンゲ等が入っていることが多いのも厳しい要因でした。

そこで、元々あまり強くなくしっくり来ていなかったウルガモスに代わりヒートロトムの採用を考えました。アーマーガアに滅法強く、また増えつつあったデンジュモク等の電気タイプに対しても不利をとらないタイプで、手助けによるアタッカーのサポートも出来ます。怒りの粉を失ってしまいますがサイドチェンジによって擬似的に攻撃を防ぐことが出来ます。

これによって構築が完成したと思われましたが、ここで問題が発生しました。カラマネロに全く勝てません。このポケモンは数が多いわけではありませんでしたが、構築に入っていた瞬間負けが確定するのは試合数が限られているネット大会では出来る限り避けたいです。同様にブラッキー等耐久力の高い悪タイプが厳しいことが判明していきました。ロトム自身の火力や耐久の数値が低く決定打に欠くところが遠因となっていました。

そこで改めてこの枠を考えたところ、火力のあるウルガモスならこの役目を果たせると考えました。アーマーガアに対してもバコウのみを使えば攻撃を耐えることが出来、炎技として強力なオーバーヒートを採用することによって壁込みでもしっかりと倒し切る事が可能です。また、悪タイプ系統に対しても強力な虫技を当てる事が出来ます。サポートの性能は元々言うことなしの性能だったので、火力も兼ね備えたバランスの良いポケモンとなりました。

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これで構築が完成しました。各ポケモンの詳細は上記個体解説をご覧下さい。


〈あとがき〉

ここまでの閲覧ありがとうございました。久々のダイマックスルールで自分らしいパワーの高い構築を組めて満足出来ました。

今回、エントリーした構築のウオノラゴンが用意していたものと違った努力値を振っていない別の個体を選択してしまうという致命的なミスをしてしまいました。直前にもチェックをしたにも関わらず一度構築の解除操作をしてしまったためにミスが起こってしまい、気がついた時には本当に青ざめました。今回は予選大会ではなく、また結果的に目標となる30位に入る事が出来たので大事には至りませんでしたが、自信のある構築を用意したのにも関わらず1位や1桁順位を目指せなくなったのは本当に悔やまれます。対戦回数を15回も残して1800にも乗らないまま順位保存するのは本当に惨めでした。

ただ、反省点がありながらもしっかりと目標を達成出来たのは良かったです。ちゃんと準備していればもっと勝てたかもしれないと情けなくも妄想しています。

また、今回の構築記事は構築経緯を概要と詳細部に分けて掲載することにしました。僕は構築記事では経緯を重要視しているためここを詳しく書きたいのですが、そうではない考えの方も多く、また長過ぎて読みたくない人も多いと思ったのでこのような構成にしました。
目次によるページ移動だけでなく、簡単に個体解説以降にアクセスできるような構成にしたつもりです。ここまで読んで下さった方には是非記事の構成についても感想や意見、批判等頂きたいと思っています。

最後に、繰り返しになりますがここまで読んでいただいてありがとうございました。構築に関する感想や質問がありましたら僕(@take_grand)にいつでも連絡下さい。また、意見や改善点等ありましたら是非教えていただきたいです。

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