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G1 ホープフルS:最終予想

いよいよ中央競馬今年最後のG1でございます。若干ね…有馬が終わると喪失感に襲われますが…ここは踏ん張って最後までやりきりましょう。もちろんホープフルSが終わっても大井で開催される東京大賞典がありますし、年が明けたらすぐに金杯が待ち構えていますからね!気を抜く暇などありませんね。では早速ホープフルS最終予想をお送りしていきましょう。

G1 ホープフルS:中山芝2000m右回り
◎   ①ファントムシーフ
○    ⑮キングズレイン
▲    ⑨セブンマジシャン
△    ④セレンディピティ
★    ③シーウィザード

買い目(私のです)勝負度A
➊馬連…◎→○▲△★(4点)
➋ワイド…◎○→▲△★(6点)
➌3連複…◎○▲→◎○▲→◎○▲△★(7点)
本命は福永騎手が騎乗するファントムシーフとしました。
なぜ選んだかというと、まずは展開面から話さなければなりません。まずハナを切るのはどの馬か、私は⑪ドゥラエレーデではないかと思っています。積極的にハナに立つというよりは自然にハナに立つイメージでしょうか。⑥グリューネグリーンが枠順の有利を生かして前に出ようとはすると思いますが、どの馬も中山芝2000mというコースの過酷さをわかっているので、積極的には前に出ません。スローな展開になる中で二の脚が自然とつく形でドゥラエレーデが押し出されます。ただでさえハイペースで逃げるタイプの馬ではないので、前半ペースは61~62秒程度に落ち着き、そのまま行けば最後の直線でよーいどんの競馬になります。そもそも逃げ馬不利のレースであることは騎手はわかっていると思いますので、その中で仕掛けないわけがありません。ドゥラエレーデは最後よーいどんの競馬になると分が悪いこともわかっていますので、どこかで仕掛けてくるはずです。その仕掛け所は直線に入ってからとは考えにくく、コーナーを生かして前に出るでしょう。ドゥラエレーデはとても右回りのコーナーワークが上手な馬ですから加速もできるはずです。それは前走ダート1700mに出走した時のレースを見ればわかります。ダートは芝よりも内側にコースが作られているので芝以上にコーナーが急になっていますしね。
前半ペースがかなり落ち着く、そしてコーナーから前に出ようする馬がいる、最後にその逃げ馬は東京で行われた重賞で逃げ残りを狙い4着という実績を持った馬なわけですから、少なくとも直線に入ったタイミングで番手の馬の前がぽっかり空く可能性が出てきます。その時点でこのレースはベストポジションは「ドゥラエレーデのすぐ後ろ」となるわけです。道中スローで進んでいますから多くの馬が3角途中からまくっていく展開と予想します。4角曲がるタイミングで数頭がまくりを決めようとしてきていますので自然と外を回される展開になります。ドゥラエレーデの作るペース次第ではある程度縦が長い展開もあり得ます。そう考えるとやはり中心は好位からの突き抜けになります。中山競馬場というコースは仕掛けところが難しいコースです。どうしても直線に向いたタイミングで好位にいないと話になりません。現時点ではドゥラエレーデが逃げ残れるとは思いませんが、それでも好位から突き抜ける馬と、後は差し馬と逃げ残ろうとするドゥラエレーデとの闘いになるのかなと。本命にしたファントムシーフはまさに好位からの突き抜けでここまで勝ち上がってきた馬です。先頭集団につけつつ上がり最速を出せる力を持っています。かつ、やはりスタートからずっと内側をロスなく走れるのは有利です。しかもスタートは上手な馬で、かつ騎乗するのは日本で最もスタートが上手な福永騎手ですからね。ただ、今の中山は内側が荒れているのもわかっています。そもそもゲートというのは内ラチから数頭分外に出た場所に1番ゲートが来ますし、スタートが良い分すぐにほんの少し外にはればひどい馬場のところは走らずに済みます。まさにポジション取りの鬼と言われる福永騎手の手腕がここで発揮されるということです。番手もしくはグリューネグリーンの後くらいの場所につければ、最後突き抜けてくれるのではないかと思っています。
対抗にはキングズレインを選ばせていただきました。
これは正直言って消去法に近い感覚でした。人気馬のうち、ガストリックについては前走の加速の仕方を見ても中山に合わないのではないかと思っていますし、後ろからの競馬になる可能性があります。先述の通りいつもよりもさらに外を回される展開も考えられるため買いにくい。ハーツコンチェルトも同様のリスクがあります。ミッキーカプチーノは非常に良い馬だとは思うのですが大外というのはやはり割引です。キングズレインも外枠気味であることはわかっていますが、悪くても中段くらいで競馬ができそうなこと、札幌や函館重で結果を出しているところからパワーのいる馬場には強いことはわかっています。また、中山芝2000mはスタートから1角までの距離が長いこともあり、位置取りをうまく変えていける枠ではないかと逆に思いました。しかもスローの前半を想定しているわけですからね。ポイントはルメール騎手が途中でポジションを取りにくるかどうかでしょうかね。
単穴にはこれまた荒れた馬場には強そうなセブンマジシャンを選びました。まさにCデムーロ騎手がジェラルディーナのような競馬をしてもらいたいですね。前半が62秒程度でも確実に脚は使ってくるだろうと思いますし、展開的にははまるのかなと。
連下にはセレンディピティを選びました。
武豊騎手が唯一G1で勝利していないのがホープフルSです。だから応援馬券も相まって皆様買われているのでしょう。私の中にG1完全制覇をしてほしいという気持ちがないわけではないですが、純粋に今後の活躍を考えて選ばせてもらいました。相手が強くなかったことはわかっていますが、未勝利戦での勝ちっぷりはほれぼれするものでしたね。多少出遅れたような形でスタートを切って、最後大外を回してからはノーステッキで楽勝の0.7秒差。前走までは松山騎手が騎乗していましたが、今回武豊騎手への乗り替わりとなりました。前走までの乗り方が武豊騎手に合っていると思うのですよ。できれば阪神Cの時のように最後内は選択しないでいただきたい。普通に外に出して信じて追ってほしいと思っています。枠にも恵まれましたし、母父ハービンジャーで父ドゥラメンテも良いと思います。負けても今後を期待したい1頭ですね。
最後★にはシーウィザードを選ばせていただきました。
どうしても消せなかったのですよ…。実は指数総合第1位はトップナイフだったのですが、どうしてもレース数使いすぎかなと…。ローテから考えて京都2歳S組は評価されていないのだとは思いますが、私はそもそもこの馬を評価しているので、春口あたりに重賞で好走するのではないかと思います。そしてシーウィザードですね。こちらは戦歴が3戦ながら総合指数は第2位です。好位で競馬ができて上がりが使える、今回考えた好走の条件には当てはまります。前走中山で行われた芙蓉Sは少頭数でかつ超が付くほどのスローな展開であったことはわかっています。ただ走り方を見ていると「相手なりに走りそうな予感」しかしないのですよね…。内枠の人気薄、ここは期待したいと思います。

今回は3連単は購入いたしません。
そもそも買い目も17点と私にしては多くなってしまいましたし…。
中間考察を書いていない分少し長めの記事となりました。ホープフルのあと、東京大賞典が行われますが
そちらは「Twitter」にて予想を出そうと思います。したがってこの記事の後は金杯の中間考察に入ります。おそらく12/30には中間考察を公開できるのではないかと思っていますので、そちらも楽しみにしていてください。

今回も記事を読んでくださりありがとうございました。
記事を読んでくださったすべての方に幸あれ♪

予想には一切妥協しません!独自の指数データを日々改善させて的中率をあげていきます!