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美作八十八ヶ所霊場めぐり 56番札所 清眼寺

8月5日。
津山市院庄の清眼寺におまいりしました。

ご本尊は、阿弥陀如来。
御詠歌は、慕いきし 我にゆかりの 清眼寺 弥陀のみ胸に この身ゆだねる

津山では、ぼたん寺として有名。
88ヶ所霊場めぐりをはじめる前に、私も何度も訪れた。
ぼたんの季節には、色とりどりのぼたんが境内を彩る。

今年の春
行った時の画像が残っていました。
ちょっと早かったのかな、ピンク、濃いピンク、紫がかったピンク、赤、純白。

この度改めて、霊場めぐりで行った、8月5日は猛暑の日なので少し様相がちがう。
しかも大気が不安定なためか、遠くに雷の音がしている。

これは、今回の画像。
手水舎と咲いていないさつき。

境内にはぼたんやしゃくやくの影もない。
この暑さ、来春に咲かせるための管理が大変だろうと思う。

本堂の上の空は雲が不気味な姿を見せている。

簾は西側にかけられていて、夕方の西日を避けているように思われる。
私は実は、毎日夕方の飴を期待している。
わずかばかりの畑がある。家庭菜園といった感じで、我が家で楽しめるだけの育て方が簡単な、トマトやきゅうり、ネギなどを植えているのだか、毎夕の水やりは私の仕事。

ホースで水を撒くだけなのだが、夕方早すぎるとまだ太陽が土を温めているから、それに水を撒くと茹だってしまいそうで。
日がどっぷり暮れると、涼しいのだけれど、蚊がいっぱい出てくる、刺される刺される。

そして
ホースで30分水撒きをしても、染み込まず表面だけなのであまり役に立っていないみたい。

それが

夕方の雨はありがたい。
いっぱい土に染み込む。
自然の恵みなんだな。

西の空は晴れやかだ。

今日は雨は望めないかも。。。

ご朱印をいただきました。

八十八ヶ所霊場めぐりのご朱印と共に、美作国七福神のご朱印もあった。

天気を気にしながら、お寺を出る。
嵯峨井堰から来ている、農業用水路、嵯峨用水の流れは清らかで、青田は健やかに育っている。

そういえば
津山の城下町構築のころ、農業用水の確保のために嵯峨井堰を作る。
暴れん坊の吉井川は井堰を一筋縄ではつくらせなかった。
そんな川を鎮め、井堰を作るときに、人柱になった
美しい娘・お福
その伝説は今も津山で語り継がれていると思う。

清眼寺前の清らかな水も、当時のお福の功績で
今、美しくとうとうと流れている。と思うと感慨深い。

駐車場に行くと、やはり雲行きが心配。

極楽山 清眼寺
津山市院庄779。

※ぼたんのシーズンの画像は、今春撮影したものです。

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