2022.07.12 相場雑感
こんばんは、noteお休みしておりまして大変申し訳ございませんでした。先週末から体調を崩しておりまして日曜日に発熱、ついにコロナか?と思われましたが溶連菌による感染症であったため抗生物質と解熱剤を服用しすぐに回復致しました。
先週末には安倍元首相が凶弾に倒れ日本は深い悲しみに包まれました。安倍元首相は日本の長きに渡るデフレからの脱却の初動を実現し、ご自身の成果が今まさにこれから問われるという局面で本当に無念であったと思われます。一人の国民としてこの場でお悔やみ申し上げます。
ということで、相場雑感ですが体調不良のためマーケットも月曜はほぼ見れない状況だったのですが、今日は本当にひどい相場でした。場中10時まで一方的に売り込まれその後も全く買われる気配が無く、ここまで買い手がいないのかと非常に不安になる展開でした。安川電機の決算においては確かに1Qは進捗が微妙でありましたが受注キャンセルを織り込みにいってるんでしょうか?ローツェも同様ひどい値動き。一体この後に出てくる製造業はどんな決算を出したら上がるのかまるで見当もつきません。それだけマーケットは外需関連株に対して慎重だということなのでしょう。通常株は半年~1年くらい織り込むものと思いますが(た、たぶん)今のプライシングが妥当なのか私レベルにはさっぱりわかりませんので、今の株価が正しいと判断して行動するのみです。
今後気になるのは米国の経済指標は当たり前ですが、少し違う視点で言えば自民党の党内派閥がどう変化していくかでしょう。今日はこれを中心に書いていこうと思います。(まぁいつもですが、今回もほぼパクリの内容です)
岸田首相の政策自体の具体案(例えばグリーン投資やらスタートアップ投資)は検索すれば出てくるので割愛するとして、トピックになりそうなものとすると財政再建、金融政策、防衛費などだろうか。財政政策に関しては拡張か縮小かの議論があるわけだが、岸田首相は基本的なスタンスは財政規律派であるため増税や歳出削減の実行が危惧されるだろう。安倍派の分裂がもしあった場合はこれらが進められる可能性が高くなりそうだ。今後は党内の分裂工作も危惧されることだがさすがに49日まではおとなしくしてほしいものです。しかしそうなると防衛費の問題がどうなるかもきになるところだが今回の事件も相まって世論的には問題はないのかもしれない。注目は金融政策で、日銀のボードメンバーは今月23日に鈴木審議委員と片岡審議委員が任期満了により退任される。後任は銀行出身の田村氏と高田氏だが両社ともメガバンク出身であることからもマイナス金利撤廃には賛成してくるだろう。俄然タカ色が強くなっており、人事的にも岸田首相の考えと近い人物を総裁に据えることができそうだ。基本リフレ派が選ばれることはなさそうであるが、黒田総裁就任中にマイナス金利撤廃がされるかどうかは注目したい。
だが、政権がよほどの不祥事が起きない限りは安定することは確定しているので、岸田首相にはここでしっかりと日本の改革を打ち出し、世界へ向けたメッセージを発信して欲しいものである。そうなれば海外投資家も日本株を見直すきっかけになるだろうしそれは国民の安心にもつながるのではないだろうか?言い方は悪いがこういった大きな出来事はチャンスでもある。しっかり市場とも対話をしてほしいものです。
おわり。
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