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台湾旅行の感想まとめ

どうも。タクです。
台湾旅行も終わり、ただ「面白かった。楽しかった」だけではなく
反省すべき点もありましたので、同じように台湾旅行を考えてる人に共有したいなと思います。

なお、本旅行の条件は以下の通りです。
・おっさんの一人旅。6泊8日。(4/28~5/6)
・台北駅周辺の台湾グルメ巡り(サンエン台湾のロケ地巡礼)がメイン
・中国語は話せない(かろうじで料理名と相槌程度ぐらい)
・英語はヒアリングは若干できるが、話す事はカタコト
・飛行機はLCC。ジェットスター

1.準備

まず準備編。

旅行前にすることは次の通り。

・ワクチン接種証明書の発行
 
今現在(2023/5/12)時点では日本からの出国も、帰国時もワクチン接種証明の必要が無くなったので不要なのですが、旅行を計画している時は入力時に必須でしたので、アプリで接種済QRコードが表示できるように登録しました。直、登録には「マイナンバーカード」が必要です。

・Visit Japan Webの登録

 帰国時にスムーズに入国審査ゲートを通過できます。
 また台湾から持ってきてはいけないお土産や危険物の確認などもできます。

・ポケットWiFiの手続き
    いろいろ調べましたがGlobal Mobile/台湾 DATAというのを選択しました。
1日990円の通信量無制限。7日間利用なので7000円ほど。

出国前2日前に自宅に届き、帰宅したらポストに入れる流れで、本体とは別に充電用コンセントとミニUSBタイプのケーブルが1セットで、これだけもってけば通信で困る事はありません。1度充電するとよほど使い続けなければ1日持つし、3端末(スマホ、タブレット、ノートPC)の    同時接続も問題ありませんでした。
また猫村の「猴硐(ホウトン)」 に向かう途中のトンネルの中や、山だらけの現地でも問題なく使えました。
とはいえ、5Gではなく4G通信なので超高速では無いですし、今はeSIM(QRコードを読んで使えるSIM)が主流なので次回はeSIMにもチャレンジしてみようと思います。

・台湾オンライン入国カード登録
 飛行機で記入を求められる入国カードを事前にオンラインで申請できます。最近は分かり易いサイトもあるのでオンラインの方が簡単です。
 私はここを参考にしました。

・パッキング
手荷物はキャリーケースとハンドバックのみ。預け荷物はなし。
その場合、ジェットスターでは7kg制限が問題となります。

あとで触れますが、今回は「旅の記録をきちんと残したい」という目的がありましたので、ノートPCは必須でした。
しかしノートPCは電源を含めると2kg。7kgのうち2kgをしめてしまいます。
仕方なく安全対策として+7kgのオプション(+5000円ぐらい)の往復分を付ける事にしました。

荷物の詳細はこんな感じ。
・現金
・パスポート
・携帯端末(スマートフォン)
・着替え
・PCR予防接種証明書(アプリで登録済だが念の為印刷しておいた)
・各種ケーブル
 台湾はスタンド型のUSB充電スポットが充実しているので、3in1のようなケーブルの方が活躍します。(充電口が1つしか無い場合が多い)

・爪切り
 現地で小物や服を買ったときのタグを切るのに便利。あと普通に爪も切ります。ちなみに調べましたがほとんどのLCCで持ち込み可能です。(ナイフと一体型のはNG)。

・タブレット端末
 ホテルではノートPC、観光中はタブレット端末が大活躍します。
動画視聴、GoogleMap、翻訳した内容を店員に見せるなどなど・・。
更に、スマホ1台だとバッテリー消費が気になるので、大容量のタブレットがあるとそれも解消します。この旅でモバイルバッテリーを使うことは1度もありませんでした。(ホテルに戻ったら充電で十分)

・メモ帳とボールペン
 メニューや金額を記載してもらうのにあったら便利。ただ、タブレット端末があれば不要かなと思います。

・ポケットティッシュ(水溶性)
 台湾旅行する方なら鉄板ですね。ただ台北近で利用したトイレではトイレットペーパーが備えてありましたし、唯一使うことになったのは、トイレの入口にトイレットペーパーがあるトイレで、うっかり取り忘れた時ぐらいです。
ただ、地方に行く場合は必須になると思います。
ちなみに日本のセブンイレブンでも水溶性が売ってます。

・ガジェットポーチ
 ケーブルが多くなるのでガジェットポーチは必須です。

・充電式シェーバー
 カミソリではなくシェーバーも持参。
小さくてコンセントに差すと充電できるタイプをドン・キホーテで購入しました。

それではこの旅行の感想をまとめたいと思います。

2.良かった点

まず良かった点。
恐らく台湾に1度でも行った事がある方なら知っている事だとは思います。

・料理が美味しいし安い 
 ド定番な感想ですがやっぱりまずコレですね
 
今回はサンエン台湾で紹介されたお店のみを選択したからかもしれないですが、本当に台湾グルメは美味しかった。そして、気になってた「八角」も無かったので、たまたま選んだお店が良かったのかもしれないです。

・街を散歩するだけで楽しい
 
台湾旅行といてばMRTで移動と考えがちですが、私は徒歩で移動も好きなので結構散歩しました。平均毎日15kmは歩いていたと思います。
状況によっては乗り継ぎで駅構内を歩くより、直接隣駅に歩いた方がストレスが無い場合もありました。
街中にある「公園」「お寺」「一般民家」「住人」「若者のファッション」「なんだか分からないお店・スポット」などなどを堪能できて非常に気分が高まりますしオススメ。こんな事日本でもなかなか味わえないと思います。

・日本GW中でも台湾は平日(祝日はあったが)なので人混みが無い
 
GWは日本だけの暦事情なので、台湾は普通の一週間。日本の混雑具合のニュースを「台湾は普通だよ」と思いながら見てました。もちろんGWで旅行に来ている私のような日本人も大勢いましたし、夜市によっては混雑してましたが、平日夜であれば士林夜市ガラガラで行列店もほとんど並ばず購入できます。
ただ5/1が祝日で気になっていたお店が軒並み休みだった事は想定外でした。

・MRTが安くて快適
 
遠くに行く場合はさすがにMRTを利用します。そしてMRTの快適さは異常。駅内はエアコンが効いてるしとても綺麗。
あと意外に知られていないのが日本は構内にトイレがある事が多い(改札を通らないといけない)のに対し、台湾は逆で改札の外にトイレある事が多いです。つまりトイレに行きたくなっても改札を通る必要がなくて、この構造に何回か助けられました。トイレの場所に困ったら駅(MRT)に向かう事もありだと思います。

・悠々カードがあればなんとかなる
 
これも台湾旅行の経験者なら知ってることですね。
本当、悠々カードがあれば買いものが簡単になります。特にコンビニでは商品を渡して「ヨーヨーカー(棒読み)」と言ってカードリーダーに置くだけで会計ができるので便利です。
最初は会計が済んだ事が分からなかった(ピッっと鳴って会計終了が分かるような合図がない)が、待っていると「OK」と教えてくれます。


・YouBikeが便利すぎた
 
利用までの敷居は若干あるものの、使用できるようになると行動範囲と移動時間の時短ができるので本当にオススメ。家族旅行、グループ旅行・・とかじゃなければ利用すべきだと思います。
サンエン台湾でも解説している動画はあるのですが、私はこちらの動画を参考にしました。基本、旅行者でも「アプリ」と「クレジットカード(デポジット3000元の為)」があれば利用できますがカード会社によっては不正使用と判断されてしまう事もあるようです。今回私はそれで最初ハマりました。台湾で登録した事が問題かもしれないので、次に台湾行くときは日本で登録できるか試そうと思います。


3.悪かった点

 次に悪かった点。

・喧嘩を良く見た
 
これはタイミングの問題もありますが、ケンカ(口論)をしている人と何回か遭遇しました。かなり大きな声でやりあっているのでビビります。
飲食店で見た時、驚いているのは日本人だけで台湾人は全く気にしていないのも衝撃的でしたね。噂の「女性が男性を問い詰める」も駅で見て、サンエン台湾でよく言ってた光景はこれか!とちょっと感動しました(笑

・交通事情が悪い(頭を使う)
 YouBikeは便利だけど、台湾は交通状況が本当に悪いのでかなり頭を使いました。例えばこの状況で直進したい場合

一見普通に進めば良いと思いますが、台湾の自転車は右側通行。
正面に停車しているバイクの方に向かう必要があります。
しかしそこには大量の路駐しているバイクが・・。
では歩道では?と行こうとすると歩道なので自転車が通ることが想定されていなくて、通れない場合があります。
結局この時は車道を通るのが怖いので自転車を押しながら歩いて歩道を進み、開けた場所で安全を確認したら車道にでるようにしました。
こんな感じで「安全」と「コース取り」のトレードオフで結構頭使います。

・若い人には日本語が通じない
 
今回、店員さんも含め若い人数人と会話しましたが、若い人には簡単な日本語も通じませんでした。観光地や有名なお店だと簡単な日本語は分かるようです。逆に、若い人は英語が堪能。中国語が話せないと分かると、ほぼ全員英語で対応されました。若い人にカタカナ中国を話すぐらいなら英語の方が良いかもしれないですね。英語ならカタコトでも通じました。
今回は台北のみの旅行だったので地方だとさらに状況は変わりそうです。
唯一日本語がペラペラだった若者がアニメ好きだったのは本当に驚きました。

・天気予報
 
これは事前に知らなかった(調べる必要があるとは思わなかった)事で、天気予報を正確に知る方法が無かったことです。
普通にgoogleで検索すれば問題ないだろうと思いましたが、日本サイトは誤りだらけで完全に騙されました。
現地の状況と比べて信用できるかな?と思ったサイトはこちらです。

https://www.accuweather.com/


・日本に持ち帰えれるものが複雑になった
 
2018年夏に豚コレラが流行したせいで持ち帰りできるお土産もかなり厳しくなっています。コロナ禍もあって久しぶりに台湾旅行に行かれる方は、事前に情報を見て置くこと(それも複数サイト)をオススメします。
因みに台湾から出国時も日本の入国審査時どちらも荷物チェックはありませんでした。
商品のバーコードをスキャンすると持ち帰り可能なのか判定してくれるアプリなんかがあると良いのにな、とシステム屋としては思ったり思わなかったり。


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4.達成したこと・正解だったこと

 次に個人的に成功したこと(正解だったこと)になります。

・PCを持参して大正解
 2kgと決して軽くはないノートPCでしたが旅のトラブル解消に大きく活躍しました。YouBikeもPCが無かったら利用できなかったと思います。
また旅ブログも日々付けたかったので、長文を綴るのはPCしか無理ですね。
ロケ地MAPもPCの方が使いやすいし、夜の暇つぶしにYoutubeの配信見たりと、やっぱりPCが1番便利です。
2、3泊なら要らないかなと思いますが、それ以上の旅行なら重さ代償として見合う活躍できると思います。
ちなみに14インチPCだと、飛行機に持ち込み可能な最大サイズのキャリーケースの幅とPCの幅がぴったり収まるのもポイントです。

・飲食店に普通に行けるようになった
 これはサンエン台湾の功績がとても大きいです。
やはりお店の状況とメニューが事前に分かるのは大きいですね。
日本語メニューがある/なしも動画でまとめられてたりするので重宝しました。私が作ったロケ地MAPと合わせると最強です。
また、いろいろ経験して普通のお店ならカタカナ中国語か英語で大丈夫と知ったので台湾でお店利用の敷居は下がったと思います。

・YouBikeを乗れるようになった
 
良かった事でも挙げましたがが、YouBikeのノウハウ(交通ルールも含めて)が身に着いたのは大きいと思います。事前に散歩してからの自転車だったので、土地勘もかなりつきました。
次から台湾に行くときはYouBikeがメインの移動手段になりそうです。

・台北駅を完全に覚えた
 
1日目にキャリーケースをロッカーに預けるまでひたすら台北駅を探索したので、構造や乗り場など頭に入ることができました。
もう迷わないですし、例えば西門町に行くときは北門方面に地下道で歩いていってここの出口で上がると暑さ・雨対策になる、なんていう事も今ではすぐ思いつきます。

5.失敗したこと

 次に失敗したこと。

・安物のキャリーケース
 
数年前に日本の旅行先で買ったキャリケースが飛行機に持ち込みできるジャストサイズで使ったのですが、本当に使いづらかったです。具体的には「キャスターがロックできない」と「片面に重量が寄る構造なので自立で立てない時がある」の2点は本当に参りました。
今いろんな種類が出ているようなのでこれを機に買い直そうかなと思っています。

・オンラインチェックインができない
 
これはコロナ禍のせいで変わってしまったのか分かりませんが、ジェットスターがオンラインチェックインできずカウンターで手続をしないといけない仕様に変わってました。行きはまだ良いのですが、帰りはカウンター対応の時間が決まっているので(フライトの3時間前)、深夜便を選んでいた私は早めに空港に着いても搭乗手続きが出来ず、お土産フロアにも行けず、結局空港にあるセブンイレブンで台湾ビールを買えたぐらいでした。
公式にも小さく書いてあるだけで完全にやられましたね。
(以下の画像の1番下の注意書きです)

・メイドカフェの平日利用
 
台湾のメイドカフェも店内には日本のアニメソングが流れ、「お帰りなさいませご主人様」「いってらっしゃいませご主人様」と日本語で対応するお店でしたが、平日利用したら定型あいさつ以外は「日本語NG」「常連さんがメイドさんを独占」という状況なのは驚かされました。
たまたまかもしれませんが、平日外国人が来ることは想定していなさそうですね。ちなみに特別対応が悪かった訳ではなくちゃんとメイドさんとして接してもらえました。コミュニケーションの場である場所に中国語が話せない私が行った事が悪いですね。

・空港泊の準備がゼロ
 
コロナ禍前であれば桃園空港から夜行バスに乗って台北に行けたみたいなのですが、今回はまだ深夜便は再開されておらず、AM 1:50に到着してからMRTの始発6時まで過ごさないといけない状況でした。空港泊ですね。
本読んだり、PCいじったりすればすぐだろうと思ったのですが、やはり睡魔はやってくるもので、「横になれるところの下調べ」「電源があるところの下調べ」「枕やアイマスク的なもの」などの準備を怠った事で痛い目にあいました。
空港泊はやむ負えない場合で好き好んでする人はいないと思いますが、「桃園」「空港泊」などのキーワードで情報は沢山出てきますので、興味があれば見ておくと良いかもしれません。

ちなみに入国審査を終えてロビーに出た直後にいるタクシーの運転手はやたら声かけてくるので、さっさと地下に移動した方が良いです。


6.おまけ。レシート事情

 最後におまけ。台湾のレシートがくじになっている事は有名ですが、あらゆるお店の会計後は必ず渡されます(小さい料理やでも)。調べたらレシートにくじが付く事になった理由が「脱税を防ぐ」であり、お店は会計時に必ず渡す必要があるようです。ですから初めに「レシートは不要」ですと伝えない限り渡されます。これは知らない事実でした。
最近、近所のコンビニは「レシート下さい」と言わないともらえない所が増えてるので見習ってほしいものです。

以上でまとめは終わりです。
台湾旅行される方の参考情報としてお役に立てればと思います。

タクでした。




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