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全日本選手権ロード

令和最初の全日本が終わりました。

今年はこの全日本を1つのメインターゲットとして春先から準備してきました。


体重も3月の開幕戦の時よりも更に4kg減量に成功する。

ctlも50~92に上げ、そこからは貯金を崩しながら86位で全日本を迎える。

もう少しあげる予定だったが、今年は仕事が忙しくこの数字が限界だったな。

コースは雨で超スリッピーで長い登りはないが短いインターバルの連続で徐々に足が削られるかなりキツそうなレイアウト。
ドライコンディションなら嫌いではないかな。

ただ前日に一周だけ試走できたのだが、路面にオイルが浮いてるのか所々滑りやすくマジで怖かった。

試走終えたらサクッと夕飯食べにいく。

今年の勝負飯は、鳥天丼と蕎麦の大盛り

ここ美味かったな。

食べ終えたら買い出ししてホテルに戻り次の日に備える。

当日

5時30分にアラームと共に起きる。

朝食は、前日の夜に仕込んだミューズリーにアサイージュースをいれたやつにバナナ🍌とナッツ🥜をトッピングする。

ここ最近の定番化した朝ごはん。
基本は豆乳だが

残りはパンにジャム乗せたのをオレンジジュースでしこたま流し込んで燃料タンクを満タンにする。

パスタ🍝にしようか悩んだが、作るの大変だし何よりも直前のアルティメットライドでパスタ大盛り食べて走ったら終始気持ち悪くていつもの食べ慣れた飯にする。

まー消化してないまま走りだしたのもあるが(^^;

【全日本選手権ロード】
エリート10.8km×21周 226.8km


今年の全日本は162km地点でDNFになりました。


レースは序盤のペースアップを難なく潜り抜け半分過ぎ位で一旦落ち着きランチタイムに入る。
その頃には雨もジャジャ降りから一旦落ち着き風が吹き荒れ始める。
コースも徐々に乾き始め湿度と共に気温も上昇する。

photo by Itaru Mitsui
この時点で50人弱に絞られチームでは自分1人になる。
確か130km地点か、補給食モグモグしながら後方でダンロップコーナーを入るところ今まで避けていたラインをトレースしてしまう。
結果、それが痛恨のミスとなり一気にハンドルをもっていかれ為す術もなかった。

まー大丈夫やろと安易な考えが甘かった。。。やはり想像以上だったのもあるが


ちょうどペースが落ち着き後方で下ってた時だったからか誰も巻き込まずに済んだ。
後ろにいた方ほんとに申し訳ございませんでした。
そこからはすぐ冷静に立ち再出走する。
幸い、慎重に下ってた為かケガは軽症であったがバイクの変速が怪しげな感触。
自力でトンネルの登り手前位でサポートカーの隊列に追い付き登り区間で集団のケツに追い付く。
束の間の休憩を挟むも、次の周のトンネル過ぎた辺りでチェーン落ちと同時にリアメカが反応しなくなる。
やはり先程の衝撃でやられたようだ。

シマノサポートカーの方に見てもらうも原因不明で機材交換となる。
ペダルもシマノからルックに変えたりと色々してると気持ち的には2分ぐらいタイムロス喰らう。


絶望的になるもカーペーサーしてあげるから「イケるよ」の言葉に後押しされ一縷の望みを賭けバイクに股がる。
当然、下りは攻めれないし引いてもらえるのは平坦と登りのみ。
常にfullgas状態。

photo by Itaru Mitsui
補給所の手前位で各チームカーの隊列に追い付き一筋の光明が差す。
それもほんの一瞬の出来事だった。
追い付いたと同時に集団の先頭はペースアップし始め宙ぶらりんとなる。
残念ながらタイミング悪かったようだ。

落胆と同時に後ろにいたサポートカーが勢いよく自分を抜き去っていく。
しかし一台のブルーバードがスピードを緩め合図出してくれた。

この車は、、、もしや??と運転席を見上げると間違いなかった。


これが最後の最終手段だと思いもがききるもタイミング合わず張り付く事が出来なかった。

はい。ここでレース終了しました。

そこからは今もて余してる体力をペダルに踏みつけるも集団復帰出来る可能性もなくなり次の周で自ら降りる事になる。

162km地点で僕の全日本は幕を閉じました。

今回は、かなり調子良かっただけに1つのミスで全てが水の泡になり非常に残念な結果に終わってしまいました。

ほんと「悔しい」の一言に尽きる。


悪天候の中、応援、サポートありがとうございました。
いつもよりも声援が多く、1人になってもみんな応援が後押ししてくれました。

ほんとにありがとうございました😊

来年はまだ走れるか分からないけど、チャンスがあるならまたこの舞台に戻ってきたいな。





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