見出し画像

姿、勢い、心構え

自分が自律神経失調症なのかと思うくらい涙が出るときがある。

松山に2年間ほど住んで35歳から現在の群馬県前橋市へ引っ越し、11年目

松山には2年ほどしか住んでいなかったけど、みんなには「10年くらいいたよね」といわれるくらいに濃い2年間でしたね笑!

職場から街に出て、食事して自宅へ帰る途中に何度、堀端の公園で倒れて寝ていたことか。。。

お遍路も51番の石手寺から始めて、2年間で88番まで進み、現在も四国に行くとひとりお遍路の続き。

しまなみ、大三島、亀老山、瓶ヶ森、石鎚山、四国カルスト、肱川でのカヌー、久万高原、沈下橋、高知のカツオ、牡蠣の食べ放題などなど楽しい思い出ばかりの松山在住の2年間でした。
松山を離れた年の夏に今治で交通事故を起こして、新居浜の病院に1か月入院していたことも今となれば、いい思い出です。

そんな松山を離れてからも多くの方々が連絡をくれたり、松山に自転車競技の指導ということで伺う機会を作ってくれたりとまだまだ松山の方々とは繋がりがありました。

愛媛の中学生がJBCFのレースとJOCカップに出るから事前合宿を行って欲しいということで受け入れた時もありました。このときの3名は本当によく高校時代に活躍したと思います。

このときの中学生が高校に進学し、高校2年生、3年生のときにもまた活躍してくれました。単発的に高校生を全国的に活躍させることはそれほど難しいことではないと思う。多くの水と肥料を与え、管理し続けていけて花を咲かせる。ただし自分で水や栄養を求めないようにずっと管理するとこの花は枯れてしまう。

徹底管理しなければ、競技者の努力がいつ開花するのかなんて誰もわからない。ただわかっていることは芽に毎日水を揚げなければ花は咲かないように、毎日努力し続けなければ花は咲かないことだと思います。どんなに優れたトレーニング方法があっても、どんなに優れた指導者がいても、芽に毎日そっと水を与え続ける環境を準備することができる指導者がもっとも難しい。科学トレーニング、データなど多くの情報に悩まされるかもしれないが、基本を大切にし、基礎を徹底する。四文字熟語で言えば、凡事徹底しょうね。よく高校のグランドに書いてあったりしますよね。
まぁ保護者は太陽として、温かくニコニコして成長を見守る存在にしかなれないでしょうし、指導者としてはそうあってほしいですね。太陽が芽に向かって熱量を多く与えてしまうとその芽は弱るでしょうし、指導者が与えた水も成長に利用する前に蒸発してしまい有効に使えない。保護者の熱量が大きすぎて弱りはて、保護者の前でしか頑張れない子どもたちもよく見かけますね。

継続的に全国で活躍できるチームを作ることはまた別のことでしょう。


「小さいときに正しい動きを身につけよう」という内容をよく見かけるが、私は疑問を感じる。スポーツにとっての正しい動きは正しい筋肉の付き方ができてからだと思う。それがなければ偏った姿勢、競技特有の筋肉の付き方になってしまいバランスを崩し、故障する。
ジュニアクラブの練習会や高校生の練習会のときに参加していた中学生を見ていて、バランスがいい筋肉の付き方をしているなと思う選手は姿勢がいい。ウェイトトレーニングで筋肉は付いているけど、姿勢が悪い選手は軸が弱い、力が伝わっていない。小学生や中学生は立ち姿を意識させるだけで筋肉の付き方も競技に向かう姿勢もよくなると思う。集合しているのにクネクネと立ち姿勢がよくないと心の向きも筋肉の付き方も悪くなり最終的にパワーに頼るだけになり、バランスを崩して故障すると思う。心の向きを変えること、小学生や中学生の心に向きは変りやすいけど、その向きに保護者も向かわないとその心の向きは指導者の前だけのものとなり、多くの情報を受け取れなくなる。保護者の心の向きがどちらを向いているかなんて、百戦錬磨の指導者の前ではバレバレですけどね。。。笑

#生きて家に帰す




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?