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孤独なサーフィン

サーフィンってこんな孤独なスポーツだっけ?

ふとこんな事を思ってしまいました。

サーフィンはカッコよくて、楽しくて、爽快感に溢れている、
自然の中に身を置き心身ともに癒される、
スリリングかつエキサイティングで高揚感も味わえる。

サーフィンの魅力は枚挙に遑がなく、
人それぞれに無限大の楽しみ方が在る。

サーフィンできて、幸せだなぁ

休日だけだとしても、海まで遠くても、いつもそんな気持ちでいます。
けれど、たまにサーフィンをしていて悲しい気持ちになります。今日はそんな感情を吐露させてください。


ローカルに怒られてしまった

※昨今SNSで溢れているような無闇にローカリズムを否定して、扇動するような内容ではありません。まぁそんな影響力はありませんがw

今日は日本海のポイントでサーフィンをしてきました。
とてもメローなファンウェーブだったので、ローカルショップのオーナーとそのショップの方々がピークに集まっていました。ビジターの僕は、ピークからちょっと外れた場所にラインナップし、たまにくる波に乗って楽しんでいました。

ゲットしてきた方にはもちろん挨拶をしました。一部の人は返してくれましたが、何人かには「誰だお前は」と言わんばかりの表情で無視されました。ショップのオーナーにも無視されてしまいました。
もう慣れたものです。

ポイントブレイクではないので、ピークに合わせてローカルの方々がこっちに来たらピークから離れるようにパドルをしなければなりません。おこぼれの波に乗ろうとしてもローカルの人がパドルしたら僕はやめなければなりません。たまに掴んだ波に乗っても、明らかに故意的な前乗りされました。謝罪はありません。それでも僕は甘んじて受け入れます。だってビジターだから。

良い波だっただけに、前乗りは絶対にしないように、ガツガツしないように、ビジターとして、サーファーとしてマナーは徹底していたつもりでした。

肝心のサーフィンはとっても調子よく、僕にしては良いリップやクイックなロールインをメイクできました。天気も良くて気分は上々。
5時間も入っていると、人は少なくなっていて、ピークには3人。
彼らが波に乗っていった後、ピークに合わせて移動して波待ち。
すぐにローカルの方々がゲットしてきましたが、誰もパドルしない波を掴んでピークから外れました。

「十分楽しませてもらったし、そろそろラスト1本かな」
そう思いながら波待ちしていると、ピークの方から大声で何か叫んでいる。
ピークの方に顔を向けると、ショップオーナーが私に話しかけているようでした。

お前さぁ!人が居るときにピークに入ってくんな!
太平洋でそう教わらなかったか?!
気をつけろよ!


私なりに気を遣っていただけに、かなりシュン、、となってしまいました。

前乗りして怒られたときとかこういうときってパドルに全然力入らなくなります。続行できる感じじゃなかったので、そこで上がりました。
こういうときでも、海とローカルの方々へできるリスペクトとして、いつも私ができるワンハンドビーチクリーンはやりました。それをやることで、少し自分の中でモヤモヤが消化できるかな、と思ったのもあります。

ただ、なぜか今日はまだ心から靄が晴れません。
ひどく孤独な気持ちになってしまいました。

私はローカルコミュニティに属していないので、海でよく見かけるなぁとは思われていても、話しかけてくれるような人はいません。挨拶をしても無視されることもしばしば。それでも気にしていないつもりでした。
ただ、今日のことをきっかけに、僕のサーフィンはいつも孤独であることを意識してしまいました。


海を、環境を大切にする
ローカリズムを含めてサーフカルチャーを尊重する

そして、サーフィンを楽しむ

私はこれだけでいいと思っていたのに、まだまだ修行が足りませんね。
まずは、笑顔で挨拶の練習かな(笑)


気持ちを整理するために文章でした。
不快に思った方がおられましたらすみませんでした。

気をとりなおして、来週のサーフィンも楽しむぞー!





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