大阪にゃ~そく通信(9月21日)

こんばんにゃ。続いて今日の大阪のにゃ~そくにゃ。遅くなってごめんにゃ。今日は最後におまけがありますにゃ。おまけだけ見たい人は「4)おまけ:目玉焼きモデルが生まれた背景」に飛んでくださいにゃ。

1)今日の大阪府の陽性者数

大阪にゃ~そく通信(9月21日)Ver1.0

今日(9月21日)の陽性者数は245人でしたにゃ。先週の火曜日(9月14日)の942人から697人の減少。減少率は74.0%でしたにゃ。

重症者数は191人。早くみんな回復して欲しい。

明日(9月22日)の陽性者数は500人から1,000人を予想していますにゃ。

20日連続で、先週比で減少してますにゃ。このペースで減少して欲しいにゃ。

次に陽性者数が上昇するのは、10月末頃から11月初旬頃になると考えられますにゃ。それまでに冬の医療体制を整えることが重要にゃ。一般的にコロナウイルスは冬に流行するものにゃ。新型コロナウイルスも例外ではないと思いますにゃ。確かに夏にも流行したのにゃけど、本格的流行はやはり冬と考えられますにゃ。

2)PCRと抗原検査

コロナウイルスは同じものでも何度も感染するものにゃ。ワクチンを接種してもその効果は一時的ですにゃ。もちろん、重症化予防効果は長く続くと思うにゃけど、PCRで検査を進める限り、陽性者数はこの冬はかなり多くなりそうにゃ。

PCRは確かに感度が高くて便利なものにゃけど、高価な機器が必要で、自分一人ではできないし、それなりにコストがかかりますにゃ。抗原検査は感度が低いのにゃけど、一人でも出来るという利点がありますにゃ。抗原キットはドラッグストアで売っているものもあるのにゃけど、性能検査は国が行っていにゃいのでどこまで正確かどうかはわからにゃい。今、国から認められている抗原検査キットはとても高い(7,000円以上する)し、市販されていにゃいのにゃけど、それでも偽陽性(陰性なのに陽性と判定される場合)はあるようですにゃ。

抗原検査キットの製造原価はみんなが思っているよりもはるかに安いものですにゃ。国内でも生産できるし、抗体を用意できれば、海外で安く作ることも可能にゃ。ただ、性能検査や認可を得るまでの手続きのお金がかかるので、その分価格が高くなっていますにゃ。それを国が肩代わりして、500円程度の安価な抗原検査ができるようになったら、イベントの直前や飲み会の前に自主検査ができるから良いのではないかと昨年からにゃんこも、にゃんこの同居人も主張しているにゃけど、なかなか声は届かにゃい。

3)予防接種済証と陰性証明書パッケージの限界

病院に行ってPCR検査してもらって「陰性証明書」を発行してもらうとなると、現実的な運用はかなり難しいと思うにゃ。陰性証明書発行までに時間(数日程度)がかかったら、まったく意味がないことにゃ。陰性証明書の有効期限は、検査するためにサンプルを採取した当日と翌日程度にゃ。

「予防接種済証」に意味がないことはにゃんこ組はわかっていると思うにゃ。とにかく、人はまったくわからないことをするから、にゃんこはビックリするにゃ。もともと人は論理的だと思ったのにゃけど、にゃにかが邪魔をして論理的思考を歪めているのだと思うにゃ。たぶん、論理的思考と言うよりもその他の理由があるとは思うけれど。

お注射は必要な人だけ接種すればいい話であって、リスクとベネフィットを天秤にかけて、接種するかどうかを決めれば良いことにゃ。Zone 4にいる健康な人はお注射は基本的に不要と思いますにゃ。目玉焼き理論と1/100作戦が広まることをにゃんこも祈っていますにゃ。

4)おまけ:目玉焼きモデルが生まれた背景

今日は、目玉焼きモデルが生まれた背景を説明しますにゃ。自動翻訳ソフトで人の言葉に翻訳したにゃ。

現在主流の感染予測モデルであるSIRモデルやSEIRモデルにおいては、集団中に感染者が一定の割合に達しない限り、収束しない。そのために、ハンマー&ダンスという施策が提唱されている。

ハンマー&ダンスとは、感染者数が増加している時は、休業要請や不要不急の外出自粛要請といったハンマーで叩くような強い施策を行い、減少している時はダンスを踊るような緩やかな施策を行うという考え方である。フランスのトーマス・プエヨ(Tomas Pueyo)が提唱した。

ハンマー&ダンスは、1人の感染者が何人に感染させるかを表す「実効再生産数(Rt)」に注目し、ハンマーの時期とダンスの時期を分ける。SARS-CoV-2の基本再生産数(R0)値を約2.5として計算した場合、SARS-CoV-2が流行している時は実効再生産数を0.5まで下げることが必要で、人との接触機会を80%減らさなければならないということになる。一方、ダンスの時期においては、実効再生産数が1を超えないようにすることが求められている。つまり、人との接触機会を60%以上減らさなければならないということになる。

 多くの国ではこの試算に基づき政策が決定されてきた。しかしながら、多くの国では予想された結果にはならなかった。いずれも「自然減」という現象が起こっていた。

 残念ながらこれらのモデルと政策では、大きな視点が抜けている。人は知的な生き物であり、知識や手段によって感染のリスクを極限まで回避することができる。ウイルス感染予防の啓発によって感染を回避できれば、何も接触機会を80%減らさなくても、ハンマー&ダンスの効果は容易に得られる。

 もう一つ、SIRモデルとSEIRモデルの大きな欠点は、集団中のRの値が一定であることを前提にしている。しかし、疫学調査では、そのようなことはない。例えば、このウイルスが呼気中から排出され、空気感染し、感染予防手段が困難であれば、そうなのかも知れないが、このウイルスの感染経路は明確であり、しかもそれらは十分に知識と簡単な予防法で回避できるのである。そのような場合、感染が起こる場面は限定されている。

私が気づいたことは、極めて当たり前のことであるが、以下のことである。「SARS-CoV-2の感染拡大する場所は限られている。」「SARS-CoV-2が感染しない場面ではめったに感染しない。」ということである。このことは、大阪府のクラスター班の調査でも明らかであった。感染クラスターを追跡しても、4次感染で感染の連鎖は終わっていた。このことは、感染が起こる「場面とエリア」で感染し、感染が起こりにくい場面・エリアで感染が収束するということである。私はこの考えを視覚化することを試み、「目玉焼き(同心円)モデル」を提唱し、YouTubeで公開した。

おやすみにゃ。

猫(お休み)


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