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プラスミドゲート補足説明1

mRNAわくにゃんの中にプラスミドDNAが混入すると何が起こるのか。

mRNAわくにゃんは接種した個体の細胞にmRNAを運びますにゃ。
そのmRNAの中にDNAが混入すると細胞の中にDNAが運ばれますにゃ。
DNAが細胞内に入ると、とても低い確率にゃんだけど、細胞の核の中の染色体DNAに組み込まれますにゃ。
検出されたプラスミドの大きさは7500塩基対ほどですにゃ。
有名なプラスミドpBR322の塩基数は4361塩基対、分子量が260万というので、7500塩基対のプラスミドの分子量は450万ほどですにゃ。
mRNAわくにゃんにトータル100μgの核酸(DNAとRNA)が入っているとして、30%がDNAだとしたら30μgになりますにゃ。
LNP粒子1つにトータル100分子のRNAとDNAが入り、さらにLNPが細胞に取り込まれる効率が10%、1つのDNAが組み込まれる確率が0.001%としたら、わくにゃん1回で何個の細胞にプラスミドDNAが染色体に組み込まれるか計算できると思いますにゃ。
アボガドロ数は6.02×10^23として計算してにゃ。
高校生にゃんこなら計算できると思うので、頑張ってみてにゃ。制限時間は10分にゃ。

電卓は使っていいにゃよ。

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