東京にゃ~そく通信(1月21日)

こんばんにゃ。

東京のころにゃ情報が更新されたので、こちらもにゃ~そくするにゃ。

東京にゃ~そく通信(1月21日)Ver1.0 その1

今日(1月21日)の陽性者数は9,699人でしたにゃ。先週の金曜日(1月14日)の4,051人から5,648人の増加。増加率は139.4%でしたにゃ。

重症者数は11人。前日から2人の増加。早くみんな回復して欲しい。

明日の陽性者数は9,800人から10,800人を予想していますにゃ。

今日もにゃんこ組のにゃかの先生の予想を貼っておきますにゃ。

東京にゃ~そく通信(1月21日)Ver1.0 その2

今日は陽性者数の予想を片対数(かたたいすう)グラフ(左上)通常のグラフ(線形グラフ)(左下)の両方を貼りましたにゃ。

通常のグラフ(左下)だと上にかなり振れているように見えるけれども、片対数グラフ(左上)だと、予想線に近く推移していることがわかりますにゃ。実際の数字が予想よりも数十パーセントずれたとしても、あまり気にしないことですにゃ。

ウイルスの感染は、一人の感染者から複数の人に感染しますにゃ。仮に1人が2人に3日でうつすとすると15日間で1人→2人→4人→8人→16人→32人と増えていきますにゃ。決して、1人→2人→3人→4人→5人と増えていきませんにゃ。

このように増えていく性質のものを扱う場合、普通は片対数グラフというものを用いますにゃ。片対数グラフ(semilog graph)とは、グラフの一方の軸が対数スケール(縦を対数スケールとすることが多い)になっているグラフですにゃ。

目盛りは10を1目盛りとすると、1の次の目盛りは10、次の目盛りは100、その次の目盛りは1000になりますにゃ。

1人→2人→4人→8人→16人→32人と増えた場合、普通のグラフだと急激な右肩上がりの「曲線」になってしまうのだけど、片対数グラフにすると右肩上がりの「直線」になりますにゃ。

東京にゃ~そく通信(1月21日)Ver1.0 その3

にんげんは曲線だとグラフの変化に気がつきにくいのですにゃ。たとえば、1人→2人→4人→7人→10人→14人→18人と推移したとしても、普通のグラフでは「収束の方向」に向かっていることは気がつきにくいですにゃ。2つの形式でグラフにしたものを貼っておきますにゃ。

東京にゃ~そく通信(1月21日)Ver1.0 その4

実はウイルスの増殖や感染者数の増加を調べるときは、本当は普通のグラフ(線形グラフ)を使わずに片対数グラフを使わないといけないのですにゃ。だけれども、マスコミでは普通のグラフを使っていますにゃ。

今回の東京の陽性者数をみてみると、片対数グラフ(左上)では1月10日ぐらいから徐々に傾きは緩やかになっていますにゃ。ところが普通のグラフ(左下)では、逆に急激に上がっているように見えてしまいますにゃ。面白いことに、実効再生産数も1月10日にピークになっていますにゃ。

東京にゃ~そく通信(1月21日)Ver1.0 その5

下降曲線が少し凸凹してしまったのは、連休の影響だと思いますにゃ。(藤原かずえさんは寒暖差が激しかった影響とも推測していてそれもあるかも知れにゃい。)

にゃので、1月10日くらいからしっかりと拡大傾向は弱まって、「収束の方向」に向かいつつあることがわかりますにゃ。感染してから報告まで仮に7日かかるとすると1月3日くらいから、10日だとするとちょうど1月1日くらいから「収束の方向」に向かい始めたということになりますにゃ。(目玉焼きモデルだと、中心から外側に向かい始めた。つまりZone1からZone 2へ向かい始めた。)

本当であれば、陽性者数の報道も片対数グラフを使って欲しいものですにゃ。そうすれば、収束に向かっていることがすぐにわかり、人々は安心するにゃ。また、政策も無駄なことはしないですむと思いますにゃ。

ところで、にゃかの先生が提唱したK値は、

[直近1週間の陽性者数の合計]/[波が始まってからの累計陽性者数]

で求めますにゃ。

にゃかの先生は新型ころにゃウイルスの場合、このK値が1.0から0.25くらいまでは直線状に下がっていることを発見したのですにゃ(ただし、単一波になる場合)。

国内ではこの下がり方は都会でも田舎でも、どの地域でも共通ですにゃ。ただ、この傾きが「国によって、またウイルス変異体によって異なる」ということですにゃ。

波の初期の値を元にK値のグラフは自動的に描けますにゃ。そして、未来の感染者数も予想できますにゃ。

これまでの経験から、ウイルスの変異は多段階に起こっていて、第5波まではサブウェイブのうちの中心波(サブウェイブの中の一番大きな波)の主役の変異体が出現するまで時間がかかり、波が多段階になるのかも知れないとにゃんこは理解していますにゃ。前の波の主役の変異体との入れ替え期間もありますにゃ。

今回のオミクロン変異体も詳しくみると複数の型に分かれるそうですにゃ。しかし、他の国を見てみるとほぼ単一波になっているので、オミクロン変異体の中の複数の型(ややこしくてごめんにゃ)の性質に大きな違いはないと見ていますにゃ。にゃので日本の第6波は予想しやすくなっていると思いますにゃ。

面白いことに、これまでの波においては、このK値の推移は緊急事態宣言やまん防の発出の有無で変化したことがありませんにゃ。

長くなりましたにゃ。

東京も大阪も順調に収束の方向に向かっていますにゃ。

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