見出し画像

【やるやらツリー】朝の電車ぎゅうぎゅう体験を無くすには?

私は神奈川県のとある電鉄の沿線に住んでいます。フルリモートOKの契約で働いていますが、週の半分は都内のオフィスに行っており、朝は7時30分までに電車に乗るのをルーティンにしています。その時間なら急行でも車内空間に余裕がある状態で目的の駅に着けるので好きです。

でも、たまに遅刻できないのに寝坊した時は、7時45分〜8時30分頃の急行に乗っちゃうんですが、この時間帯の急行は、渋谷に近づけば近づくほど必ず車内がぎゅうぎゅうのすし詰めになり、「骨折れちゃうかな・・・」と思うこともしばしば。

そんな車内状況だと、乗客としては「これ以上、乗客を入れないで〜」という気持ちなのですが、各ホームのアナウンスと乗車口の守衛(?)スタッフさんは、無情にも「車内奥までお詰めください!」「お荷物をお引きください!」と全力で声がけをされます涙。なんとか乗客を押し込んで扉が閉まった後の守衛さんの「いい仕事したぜ、さあ次だ」という清々しい表情を眺めながら「詰め込み、ダメ絶対!」って思っているのは私だけでしょうか。

この状況、利用者目線で考えると、確かに目的の駅に早く到着したい気持ちはあるものの、ここまで身の危険すら感じるぎゅうぎゅう圧縮されちゃうと、オフィス付く前にメンタル&フィジカル削られてしまう良くない体験だよなぁと思います。この体験、何とか無くせないものですかね。

そこで、「8時台の◯◯線急行電車のぎゅうぎゅう体験を無くすには?」をお題にして【やるやらツリー】を作ってみました。

8時台の◯◯線急行電車のぎゅうぎゅう体験を無くすには?


個人的には赤文字にした「エレベーターみたいに列車ごとに乗車上限を設けて越えたらブザーを鳴らす」が一番コスト対効果がありそうだなぁと思いました。ブーって鳴ったら降りますよねきっと。

と整理して行く中で、既存の乗車上限って1車両あたり何人なんだろ?と知りたくなったので、カスタマーサポートに問い合わせをしてみました。驚いたことに、基準はありませんでした。以下、やりとりのメモです。

私「今朝の電車がすし詰めで大変だったのですが、因みに御社が設定されている乗車可能人数の上限ってどれくらいなのか教えて下さい。」
CSの方「1車両あたりの乗車上限ですか?・・・少しお待ち下さい。確認いたします。」

(1〜2分後)

CSの方「お待たせしました。確認したところ、その様なものは無い様です。」

私「え!無いんですか。それだと、もしも車内でぎゅうぎゅうになり過ぎて骨折とかした場合はどうなるんでしょう。他の指標だと、、例えば利用客の安全性とか快適性に関する指標とかを設定されたりはしますか。」

CSの方「お待ち下さい。運転課より折り返しさせていただきます。」

運転課の方「乗客をどこまで載せて良いのかの基準はありません。安全性や快適性の指標はなく、混雑による怪我はご本人の判断なので保証はできません。」

私「なんとー!詳しく教えていただきありがとうございました。」

CSの方もこの様な質問を受けたご経験がなかったそうで、確認に手間取られていました。私としては一定の驚きもありつつ、あのすし詰め状態は指標があれば回避できるものだろうから、無いことを確認するためにお電話したので納得の回答でした。

こうなると、現状は「きっとあの人も急いでるんだろうな、詰めてあげよう…」と考えてくれる乗客たちの「優しさ」に、鉄道会社が頼り過ぎな状況なのかも知れませんね。

乗り込み過ぎたら「ブブー!!」って鳴る車両、いかがでしょう?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?