ハッピーバースデー
だいぶ久しぶりの投稿ですね
こんばんは、たかてぃーです!
昨日は、タイに住んでいた頃からの大親友の誕生日だったので彼との思い出を振り返ってみたいと思います
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僕らが出会ったのは、灼熱のバンコク
今日もカラフルなタクシーやノーヘルライダーたちが大渋滞を巻き起こす
立ちこめる埃の匂い、思わず目を細めるほどの排気ガス
タイと聞いて、「田植え祭り」や、のどかな農村を思い浮かべたあなたはきっとイッテQ!の見過ぎだ
彼と初めてしゃべったのは中学校1年生の頃だった
お互い幼稚園の頃からタイにいるし、同じクラスにならなかっただけで、家も近かったので顔見知りではあった
「1年1組」で同じクラスになったのがきっかけで彼と親しくなり、帰りのバスも毎日隣に座って帰った
彼とのおしゃべりは僕にとって特別な思い出だ
全校生徒が一斉にスクールバスで帰宅すると、100台以上の大型バスが町にあふれかえる
ただでさえ渋滞の多いバンコク
運がいいと40分くらいで帰れる道のりが、渋滞がひどかったり、バスが事故に遭ったりすると3時間以上かかったこともあった
そう、彼とのおしゃべりはバンコクにいたからこそ生まれた時間
話した内容なんてその辺の中学生の話してることと何も変わらない
恋バナ、下ネタ、恋バナ、下ネタ、、、
もちろん真面目な話もした笑
一緒に宿題もやった
タイの道路はガタガタでバスも大きく揺れるから、シャーペンは出しちゃいけないんだけど、バスの添乗員さんにばれないようにこそこそやっていた
あの生活が恋しい
そう思わせてくれるのは、紛れもなく彼のおかげだ
飾り気のない素直な彼は、超のんびり屋で周りからいつもからかわれていた
僕もはじめは、彼はこういうキャラなんだ、と思っていたが、彼がこれを嫌がっていることを知ってから止めていた
すると、からかっていた人たちは彼をからかわなくなったと同時に、彼を避けるようになった
かわいそうだった
日本に帰国し、寮に入って高校に通っていたがそこでも上手く友達は作れなかったらしい
でも彼のすごいところは、友達を本当に大切にできるところだ
彼は僕の卒業アルバムにこう書いた
僕はありがたいことにたくさんの友達に恵まれて、これまで「1番最高の友達」だと言える友人がいなかった
しかし彼にとって僕は「1番最高の友達」だった
このメッセージをもらった時、嬉しくて涙が止まらなかった
のんびり屋で不器用で困ったやつだ
でもそれらは何の欠点でもない
彼はいつも笑っている
何よりも大切なことじゃないか
僕は彼を心から尊敬している
そして、彼の「1番最高の友達」が決められないくらい、彼に友達がたくさんできることを願っている
ゆうと、お誕生日おめでとう!