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Railman@電車運転士の乗務日誌
2020年12月5日 13:50
私は冬の運転台が好きだ。早朝に出区するのが嫌な季節になった。寝起きの冷えた身体を引きずって指定された番線へ行き、バッテリーを投入してパンを上げ電車を起こす。場所によっては1km近く歩かされるので芯から冷え切ってしまい、もちろん車内も寒いので散々である。「温風」とか「温風暖房」とか書かれたスイッチを入れると、音の割には心許ない温風が吹き出し口から出てくるが、あったまるには時間が掛かるので諦