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2021年6月4日の日米相場定点観測

6月4日の雇用統計後の上昇がMAとオシレータをどのように変化させたかを先週(5月28日)の相場定点観測と比較して下さい。

日経225先物トレンド・・・25MAは青、50MAは緑、75MAは赤です

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金曜日のナイトセッションの上昇で75MAまでとらえた。前5本の上髭を振り払う高値引けだった。25AMの上昇と50MAの上昇もトレンド強化だ。

日経225の3つのオシレータ(RSI,MACD,RVGI)

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オシレータも「過熱感」なく上昇サインを出している。新規ロングも間に合う位置だと思います。


ダウのトレンド(ライン色は日経と同じ)

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先週に続き文句なしの上昇トレンド継続中だ。逆に言えば天井待ち。


ダウのオシレータ3種(日経と同じ)

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ダウのオシレータも過熱感なく「まだ上昇するぞ!」のサインだ。S&P500も同型で史上最高値更新の確率は高いチャートだ。


ナスダック100のトレンド(同)

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雇用統計の結果を一番大きく受けた上昇。50MAを抜け3本のMAをすべて上回った陽線だ。しかも直近の高値13777を越えると史上最高値の可能性も出てきた。弱気派はWトップ目指していると語るチャートです。

ナスダック100のオシレータ3種

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RSIの急角度のラインが先高を想像させる。MACDのヒストグラムが陽転(赤から緑)してから薄い緑に変化して(弱くなって)金曜日にまた濃い緑に上昇の勢いを強めた。先行指標のRVGIが接しているのは10日前の陽線の安値が計算されているためで月曜日にはスローが上になる。過去例ならRVGIがデッドクロスしてRSIが70を突破すると天井になるケースが多い。

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6月7日の日経は高寄りから「寄り底」か「押してから上昇」か「寄り天」か解りませんが、29500円の外資オプション激戦価格にチャレンジしそうだ。手口からは最大手のアムロが29500円突破は「大いに困る」ポジションですから抵抗するするか。暴れん坊Cスイスがロング突破を図るか?

本気の上昇なら30000円突破からですので、先物は欲張らずに半分は利食いして押し目待ち、押し目なくとも悔やまない。「機会損失」を食らうと追撃買いをしたくなるものだが、我慢・待機が有利になるケースが多い。

現金があれば、いつでも再戦が可能だ!

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