38sで3betする話。
こんばんは初めましてこんにちは。プレイヤーネーム:タカハシタカシと申します。この度このような形で筆を執ったのはスターズの40%バックプロモが来なかったから、、、ですね。良い機会なのでポーカーについての雑記を書いてみたいと思った次第です。
『38sで3betする話。』
この見出しを目にした時、どんな印象を受けたでしょうか?
マニアック、マッド、フィッシュ、基地外。或いは過激で大げさな見出しのためのやり口…嘘くさい…そう思われたのではないでしょか?実のところ、先の印象は客観的に見た時に自身が抱いた感想です。しかし、それでもなおこの題名に決めました。
さて、何故38sかと申しますと、実際に以前ライブトーナメントで38sで3ベットを打たれ、その出来事ナシでは今の今までポーカーを続けていたのか分からないほど思い出深いものだったからです。謂わば、私のポーカーオリジンであります。
真名「一人の大学生がポーカーというゲームにドハマりするまでの話。」
・38s体験
学生ポーカーリーグseason2中盤戦 9max 25/50 ef10000点
UTGが100点にオープン、UTG+1と+2がコール
HJがレイズ450点。全員フォールド
はい。これだけです。何気ないワンシーンですね。
この時UTG+2であった私はフォールドした後、HJの人物に「ハンドはなんでしたか?」と雑談のつもりで尋ねました。なお、HJの人物は以前からの友人で、今でも適当に通話し、遊びに行く程の中です。
さて、そのときHJの人物がショウダウンしたハンドは38s。続けて、「みんな降りるから3ベットしたよ。」
な・る・ほ・ど・ぉ・~~
ぐうの音も出ませんでした。当時このトーナメント界隈で盛り上がっていた主な話題はハンドレンジをどのように決めるかであり、始めて半年から一年程度で信頼できる師匠もない、有用なソフト等にも辿り着いていない状態。
100bbレンジも50bbレンジもあるいはpush or foldレンジもその意思決定の選択基準は寄る辺なく、ネットから拾ったハンドレンジやパワーナンバー表を真似ることが精いっぱい。
情報や教えを忠実に真似ることで明らかなミスを減らし、結果として競り合いに勝つ。
当時の私は正にそれで、ハンドレンジの遵守に腐心する日々。僅かながら成績も向上し、これでよいと思う一方でぶっちゃけ「暇だな。」と思っていたのでした。決められたハンドを捨て特定のハンドでレイズ、良くわかんないからハーフpotのCB、降ろしたいからもっと大きくベット。
今でもライブポーカーでは手持ち無沙汰と感じる事がままありますが、これでは考える事もやる事の少なすぎて退屈です。いや、流石にもうちょっと色々考えていたとは思いますが、、実際出来たことはこんなもんでしょう。(テルの観察とかね…)
さて、話を戻すと38sをショウダウンされた当時の私は衝撃を受けました。自身の何気ない「ハンドはなんでしたか?」にしても、「(3betしそうな99+、AJs+、AQo+の内)ハンドはなんでしたか?」という意味合いでしかなく、38sは正に死角であり、想定外そのもの。そして、その38sは現に他のハンドを押しのけてpotを獲得しているのです。
この時私は抱いた感情はなにか?そこそこのハンドを降ろされた憤り?悲しみ?あるいは38sで抵抗してきたHJへの敵愾心?
私が覚えているレスポンスはただ一つ。爆笑でした。そして、その時の思いとは、「ポーカーとはこれほどに自由でいいのか」。これに尽きました。
こんなにも弱いハンドで3betを敢行することは、一般論として推奨されませんし、ましてハンドレンジ表に載るはずもありません。しかし、現実にHJの彼は凡そ確信を持って3betを選択しpotを獲得、ゲームを有利に進めています。
私はこの事実を以て、ポーカーというゲームおいて人の意思決定のプロセスがゲームに影響を与えること。
勝敗を決し得るテクスチャーになっていることを確かに認識し、そのゲーム性の妙味に嵌まってしまったのでした。
・ビヨンド・ザ・オリジン
38sの件からそろそろ4年経ちます。今の自分が同じように3betに降りて38sを見せられ同じようにやり取りをしたらどう思うでしょうか。恐らく、「小癪な」なんて言うでしょう(笑)
実際、38s3betがリスク込々で+になり続けるかといえば難しいでしょうし、どっちかというとやはり「してやられた」となるのでしょう。それでも怒りはしませんし、その後のスムーズにプレイを続行するでしょう。
むしろ、その積極性にエキサイトすること請け合いです。(リスペクトは下げる)
さて、今現在の私はゲームの妙味或いは、、エクスプロイトと呼ばれる領域でのゲームを楽しみたいとポーカーを続けています。
例えばゲーム上達の指標と目標としてスターズのzoomを攻略するべく、もうかれこれ3年は色々試しています。一昨年はsnowieきゅんと500時間は戯れ、当時の100bb6MAxsnowieの完コピには相当の自信が持てる程度にはやりこみました。
Run it OnceのElietで動画漬けになったりポーカーの新書を欠かさずチェックしたり、昨年度からはPioSolverProを日々弄繰り回したりと一介のファンにしては頑張ってます。それなりに上達したとも思います。
それでもなお、今挑戦している50zoomにおいては最近学んだoopBmcb関連のスポットで5BIやらかすなど苦戦する毎日です。勿論ゲームに効率的に勝って何なら儲けて海外旅行くらいの気構えに至りたいところですが、
日々難所を見つけて今までのプレイを超えたゲームをプレイすることそれ自体に愉しみを見出してもいいんじゃないか、そう思うのです。それがポーカーにドハマりしていると、そう言っていいのではと思うのです。
私ことタカハシタカシは2020年6月においてもポーカーにハマっているようです。
noteの出来についてコメントやグッドボタンがあるとnoteもポーカーもやる気が増します!ここまでお読みいただきありがとうございました!!
余談と成績
*5月から6月上旬の50zoom挑戦結果
3万ハンドまで非常に上振れ続けて正直舐め腐っていた。
大きなスポット、わからなかった箇所はソルバーに突っ込んで復習中
直近の目標は10万ハンド時点で+収支にすること(哀)
好きな言葉(隙有自語)
「いいプレイヤーの第一条件を教えて。経験?」
「いや、インスピレーションだな」
(紅の豚のワンシーン)
インスピレーションも経験値も足りてなーわ!!!
鉄強のプレイ盗み見て、ソルバーといちゃこらしたら賄えるかな!?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?