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ミニベリースフレ税込380円

12/8 晴れ

【呆れて半ギレ!?】色々な色の謎

 6時半起き。6時間睡眠。今日は眠い。電車のボックス席脇に傘をかけ、着席。その後、車窓からの景色にまどろむ。起きると、駅到着。すぐに離席し、いつものようにドトール。今日は土木分野の復習、小冊子づくりの勉強ができた。眠いなか、上出来。せっかく晴れなので歩いて自宅兼喫茶店の美味しい珈琲とフルーツパンケーキを楽もう。わくわくして席を立ち、荷物を確認すると、なぜか傘が見つからない。

 どうやら、傘を駅におき忘れたらしい。しょうがない忘れ物センターにあるはず。傘を回収してすぐ喫茶店へ行こう。向かうとちょっと高圧的なオジが何用だ?見たいな視線を向ける。事情を説明し、傘の特徴を『クリーム色』と伝える。今朝は『薄黄色』の傘一本届いたが、私が伝えた情報と少し違うとを話された。しかし届いているので一度、営業事務室に行ってみろとのこと。

 駅内を歩いているがどこにあるかわからない。仕方ないので改札横の駅員に話をする。先ほどのオジに言われた通り、『薄黄色』の傘であると説明した。しかし、所在地不明の営業事務室に問い合わせ後、『ベージュ』の傘がすでに、忘れ物センターにあるとの話。

 どうなっているのだ?渋々もう一度、忘れ物センターへ。説明すると、オジが『あいつら、』とちっちゃい声で文句を言っている。確認するがやはりここには無いらしい。

 もはや、ここまでか。そう諦めかけたとき、先ほどの駅員が足早にやってきた。お客様、営業事務室に案内しますと話す。

 駅員と営業事務室に向かうと、そこにあるのは私の傘だった。『薄黄色』であり、『クリーム色』でもあり、『ベージュ』である傘。発見されとても嬉しい、この傘は大切にしよう。手続きを済ませて、部屋を出る。そういえば、ここはどこ?

 部屋を出て、振り返る。重い扉の前に『関係者以外立ち入り禁止』の張り紙。通りにいくつもある鉄の扉のひとつを開けると営業事務室なのだ。ここは駅構内の誰にも辿り着けないひみつの部屋。

 いや、ヘタな脱出ゲームか。ここに辿り着くのは、至難の業。自分の忘れ物のしてしまったことに呆れてしまうが、あのオジの説明不足によりとんだダンジョンになってしまった。

 予定よりだいぶ遅くなり、喫茶店には行けそうに無い。また妥協の四六時中。しかしラーメンだけでは負けた気がする。ミニベリースフレの追加注文で、今日の目的は半分達成としようか。

傘はブランド名も覚えておくと吉

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