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製図試験はいつになったらCAD化されるのか?

この間、製図試験っていまだに手書きなの?と聞かれました。そう・・建築士の製図試験は製図版で手書きで書いています。実務ではCADが主流の中、手書きの試験というのは違和感があるんでしょうか?

普段はCADで図面を書いているので、私は製図版を使った手書きの試験はちょっと楽しかったです(^^) まー実務でやるとなったらゾッとしますが・・

私は普段はJW-CADで書いているので、製図試験は、手書きでもCADでもどちらでもいいかなとは思っていました。ただ、製図版は持ち運びや練習する場所が限られてくるので大変ですね(苦笑)

製図試験のCAD化は以前から言われていたことですが、中々実現しませんね・・・そもそもこの製図試験は作図の技術を競う訳ではないので、CADでも手書きでも変わらないような気もします。問題用紙にはフリーハンドでもかまわないと書いてあります。大事なのは空間構成であったりするので、この論点は試験の重要な部分にはないと感じます。

ただ、図面って表現力が大事で、CADで書いても、手書きで書いても相手に伝える役割としてはどちらも重要です

この間、自社で設計した家の増築工事を担当したのですが、当時の担当者が退職したので、引継ぎをして当時の図面を利用して増築後の図面を書いたのですが、既存の図面が見ずらい。線の太さがほぼ同じ・・・微妙に線種の太さを変えていますが、印刷した図面で判断できないレベル。よく言われる「メリハリ」がない・・・

相手に伝わる図面って大事ですよね。CADで書いても、手書きで書いてもそこには違いがない・・・

私は手書きが好きですよ・・・

お客様や職人さんとの打ち合わせなんかでは、手書きでとっさに説明することもありますしね・・・手書きで図面を書けることは大切なことでもあります。




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