社会人の勉強時間は7分
総務省が行っている「令和3年社会生活基本調査 生活時間及び生活行動に関する結果」では、社会人の学習・自己啓発・訓練(学業以外)にかける時間は7分というデータが公開されています
平成28年度のアンケートでは、6分という結果だったので、令和3年度では1分増えたことになります。ちなみに「休養・くつろぎ」の時間は、平成28年度と令和3年度では24分も増えています。コロナ禍になり仕事量が少なくなった分「休養・くつろぎ」の時間が増えたという結果になっています。
コロナ禍になり、勉強する人が増えたということは耳にしたことがありますが、あまり変わっていないのですね・・・実際に勉強を始めた人は増えているとは思いますが、勉強していない層があまりにも多すぎて、全体的にはさほど変化していないのでしょう。
学習の中には、資格勉強も含まれているとは思いますが、この資格勉強も一時的なものですよね。難関試験や資格マニアでもない限り、短期間の勉強になると思います。
事実、私も資格勉強をしていた時は、1日に2~3時間くらい勉強していましたが、現在の勉強時間は0です。
こういうことも考慮すると、日々継続してコツコツと自己啓発に時間を掛けている人は、ごくわずかになると思います。
社会や会社のせいにして文句や愚痴ばかり言っている人は多いですが(自分も含めて)、このデータを見る限り、やはり日本人には努力が足りないような気もしてきますね
自己責任論を唱える成功者の方が多いですが、やはりこの結果を見る限り、そういう目で見られてもしょうがないのかもしれません。
「努力しても報われないし、何も変わらない」と思っている人は多いと思いますが、このデーターを見ていると、勉強すれば何か変わるのかな?という期待も持てるようになりますね。
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