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運の使い道

若い頃は物事に運任せなところもあったり、運試しと言って宝くじを買ったりおみくじを引いたりビギナーズラックで勢いのままにパチンコや競馬をやってみたり。

それらが酷く勿体ない運の使い方をしていたと、今になって後悔しています。

せっかくの運を無駄に浪費してしまった。


そしてこの数年で「運」について考え方が540度変わりました。

これは良い考えだと気づき、「運」に対してこのように心掛けるようになりました。


運は使うのではなく、溜めるもの。
溜めた運は自分以外の周りの人に配るもの。


小さなラッキーと出会ったら、
笑顔になれるような出会いがあったら、
嬉しさが込み上げる良いことがあったら、

それらは運を使って起こったことではなく、運と出会ったのです。

それらには運が付いていて、運を手に入れたら溜めていきます。
たくさん溜まるように日々心掛けます。
繰り返し続けていくと様々なことが好転していきます。
そして溜ている運を溜めるばかりでなく、自分に向ける事でもなく、周りの人に配っていきます。
この循環がさらに好転へと変化を齎してくれます。

もちろん直ぐに結果が現れるようなことはありません。
しかしその心掛けの積み重ねが心を豊かにし、苛立ち、妬み、執着心などの足を引っ張るような悪い感情が浮かんでこなくなります。

運を使うという表現はマイナス思考を誘発する恐れがあります。
やはり使う以上減ってしまうものだし、残りがあるのか無いのかも分からないし、それによってもう運が無いかもと思った矢先に悪いことが重なると負のスパイラルが発生します。
目に見えるものでもないし説明がつかないから精神的にふらついてきます。

人によって「使う」という表現が合うのならそれでいいと思いますが、心理的にはキツイことも多くなるかと思います。

言葉のチョイスで吸収が変わりますから、「溜めていく」という表現は柔らかく、無理が無く、たくさん溜まると良いことがあるような気がするし、それを人に配るなんてさらに良いことをしている気持ちが増えていきますね。


運命のような強い引きの「運」もありますがそれはきっかけに過ぎず、
本人次第で無下にすることも出来ます。


一番大切なのは日ごろにあると思ってます。

徳を積むというのは、分かりやすく言うと、「良い行いをすること」。

人に親切にしたり、思いやりを持って、感謝を忘れず、
言葉遣いや態度に気を配り、生活ではゴミや洗い物を溜めず、洋服はきちんと畳んで仕舞ったり、水回りをいつも清潔にしておいたり、玄関を綺麗にして靴を乱雑に置かないなどなど。

意識すれば周りの人や環境だけでなく自分の事でも善行は様々あります。

「徳を積む」心掛けをしている近年で代表的なのは、大谷翔平選手のゴミ拾いですよね。

彼は「人が捨てた運を拾ってます」と答えています。

ここで大切なのは「理由と解釈」。
ゴミを拾えば綺麗になるのはもちろんですが、

「ゴミを見つけたら拾っていこう」と
「運を拾っていこう」という理由と解釈の違いで、その行動と言葉から与える自分への影響は変わっていきます。

もちろん、運を拾えればいいという賤しさなんて微塵のカケラも無く、運を拾いながら環境が綺麗になってくれたら尚嬉しいと大谷さんは思っているに違いないですね。


徳を積むといっても、ただ行動していくだけでなく、家の掃除をするにも「掃除をさせてくれてありがとう」や「健康を守ってくれてありがとう」と
感謝の気持ちを持ちながら掃き掃除、拭き掃除をするのがいいですね。これが理由と解釈。

そんな時に失くし物が見つり小さなラッキーで運も見つかったりして、それを溜めて人に配る。
この循環を想像するだけでもほのぼのしませんか。


2024年は始まったばかり。

楽しいか楽しくないかは言葉のチョイス。

自分に合った理由と解釈でたくさん徳を積んで、良い一年にしましょう☆

最近人に親切をした事は
駐輪場で自転車をドミノ倒ししてしまった
人を助けたこと。
アシスト自転車って結構重いですね。



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