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大学2年春学期、最悪を更新した


現在進行形で大学2年の春学期が続いている。最悪を更新している

英語の授業が苦痛で大学に行けなくなる

この話をする前に、履修を公開した方が良いだろう。

パッと見てわかるだろう。多い。不幸自慢は好きじゃないが、こればっかりは普通に辛い: (  インスタグラムにはいつも、文系の友人がディ⚪︎ニーだのチームラボだのに行っているのが上がっていた。テーマパークなんぞ一回行けば飽きるので、それ自体はそこまで羨ましくないが、そういう時間と金を捻出できるアルバイトの余裕が窺え、非常に嫉妬した。俺がそういう時間があったらなら、電車に揺られながら、よくわからない哲学書や文庫本を読みたい。そして行き着いたところの居酒屋で好きなだけ酒を楽しみ、自分の立ち位置を証明しなくても良い居心地の良さに浸りたい。
専門科目はそこまで苦ではなかったが、水金の英語の授業がとにかく苦痛だった。
出席点と細かな提出物を要求され、グループワークをひたすらやる。内容としては低次なのだが、やる意味がわからなかった。自分の特性として(ここで、英語四文字のあの発達障害を出しても良かったが、妙に癪なのでしない)興味のないことには全くと言ってほどやる気のポテンシャルエネルギーが上がらない。無理矢理にでもやれば良いのだが、そうなると今度はこだわりの強さが出てくる。時間がかかる。大学をコスパ良く生きている友人がいて、彼はGPAが3.2ぐらいあり、かつアルバイトにも精を出しているのだが、そんな彼がchatgptに出力させた英語レポートが自分が40分ほどかけたものより良い評価をもらっている時はかなり辛かった。

不満が少しずつ溜まり、その授業に行きたくなくなった。もうテストも受けるやる気がない。その授業に行かないだけならまだ良いが、他の授業にも行かなくなった。
出席点がまずいので5限だけ顔を水金は出したが、他の信号処理の授業などは行かなさすぎて試験があることに気づかぬまま中間試験が終わっていた。努力はするが多分落単だろう。専門科目は出席点の割合が低いので、火曜と木曜も元々大学には行かなくなった。

実験が辛い

実験だけはなんとかやろうとしたが、ここでも大学は社会不適合者を排除していた。事前課題というものがあり、実験についての概要をレポート形式で書き、それを提出しないと実験を受けられないのだ。それ自体は把握していたので、頑張っていたが、どの程度書かなければならないのかわからず(普通はサークルの先輩や、友達から聞くらしい)、一つ実験が不可になり落単が確定した。
事後のレポートも辛かった。普通に1-4限全て使って行う実験結果をまとめるだけでかなり時間がかかる。グラフに結果をプロットするのだが、その書式の体裁がとても細かく、同じデータを二度プロットし、互いに点のフォントを変えて、白丸の中に黒丸が来るようなプロットを作れと。何だそれは。何のルールなんだ。
また、Excelを使って引いた近似曲線が縦横の軸が交わってはいけないというルールもあった。意味がわからない。ガイダンスで教授は偉そうに今後のためですと言っていたが、そんなルールお前らだって守っていないだろう(サークルで論文を読むのだが、そこでは全然上記のルールは守られていない論文ばかりだ)
考察も量がおかしい。一個のレポートで平均して40枚ぐらい書かされる。文系だったら一個で一授業ぐらいの単位が来そうだが、この授業はそれを4つやって、やっと三単位だ。1コマあたり驚異の0.75単位である、どんだけブラックなんだよ。

もう自分のためには頑張れなくなった

大学に入ってから留まることなく下がり続けている自己肯定感の影響もあり、誰かから必要とされることにしか生きがいを見出せなくなった。もっと正確な言い方をすれば、自分のために努力することによる遅れてやってくる「頑張って良かった」よりもバイト先の講師からの「ありがとう!君に任せて良かった!」の言葉の方が身に沁みるのだ。客観的には多分燃え尽き症候群なのだろう。高校3年間、自分の欲求を押し殺して勉強し、ある程度の結果こそ得られたが、色々と疲れてしまった。東大に落ちて、思ったほどのリターンがあったわけでもなかったしね。

俺は通っていた大学受験専門の塾の英語スタッフとして働いている。そこでは同じように勉強していた同期がチューターとして生徒との面談などの業務をしている。
俺は、他の同期とは違い講師直属のスタッフとして、採点業務などを任されている。講師が最上位クラスの担当なので、当然最上位クラスの生徒の英作文を採点している。俺が学んだクラスだった。そこの出身のやつはほとんど早稲田か慶應、東大から一橋まで出ていてかなりボリュームゾーンは高い。そんなわけで一枚一枚懇切丁寧に採点せねばならず、まぁ結構疲れる。2校舎分の高1-3の6クラス分を担当するので、量もかなりある。この一年、働いてみてまぁ良いように使われているな、という気がする。働き方はシフトが決まっているわけでもないし、まぁ自由だからそこはありがたいのだが、時給も1100で責任に対して見合っていない。

責任といえば、最近もっと重くなった。早慶などの大学受験対策の長文から、リスニング問題を上記の作業と並行して作っている。めちゃくちゃ問題を作るのは難しいし、正直学生アルバイトがやるもんじゃないし、やるならもっと金をよこせや…となっている。締切もそのくせタイトで、5月なんて、働いていない日を探す方が大変だった。給与を見ると、6万円。勤怠の写真を撮っておけば良かった。マジで訴えようかと思った。周りのチューターも給与が足りなくなって、それは不平不満として溜まるのでは?と思うかもしれないが、周りのチューターは、まず基本給に生徒を受け持つことによる給与が入る。平均して5000円ぐらいはある。また、面談など様々な業務ごとに特別給が付くし、結局給料は俺よりもいつも2,3万ぐらい多い。本当にキレそうだ。給与交渉をしてみたが、給与体系を変えるのが大変だ、
あとは学生スタッフ間で給与を変えて不平不満が出ることが嫌なのだとか…

だが、こんな結構クソな職場でも、人に必要とされているから、手放すことが出来ないくらいには何かもう心理的に追い込まれている。そこを見透かされて良いように使われているのもわかっているが、声を上げる気すら無くなってきた。

さっさとプログラミングを勉強して、高給なインターンでも行きたいな。

今学期の予想取得単位

話が逸れてきたので、戻す。今学期は現時点でも実験3単位と、英語は落単だろう。専門は頑張って単位を取る予定だ。来年の春頑張れれば、ストレートで卒業できるようにはしてある。もう全部頑張るのは無理なのだろう。そこそこ手を抜いて生きることにした、と自分の怠惰を後付けで正当化している。生活が大学生アニメの、美少女抜きみたいな感じでイライラする。大学の楽しみである、恋愛も全く気配がないので、マッチングアプリを始めてみたが、ルックスの高い男が独占しているのか全くマッチしない。大学で現状楽しいのは数理モデルとか確率モデルとかの勉強をしている時と、喫煙所でタバコを吸いながら大抵彼氏がいるビジュアルのいい女を眺めている時しかない。学食はまずい上に高い。外の飯屋は高い。平均給与4万でどうやって外食すればいいんだよ。

アカデミアに行かなければ就職する。案外悪くないだろう。自分だけのマンションに住んで、中華料理屋で値段を見ずにメニューを選べるようになるのも。トキシックな母親からの干渉から逃れて、好きなように生きれるのが待ち遠しいな…


おわり。


        幸せになりたい….

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