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遠隔個人ヒーリングセッションのテスト

先日、個人セッションを遠隔でやる試みにチャレンジしてみました。
現在受け付けているのは、ミッドタウンのヒーリングスタジオでの対面セッションのみなのだけど、遠隔をやってほしいという人が今まで何人かいて、新年だし、新しい試みとしてやってみることに。

被験者は東京にいる友人で、日本の夜10時とニューヨークの朝8時という距離と時間差で、ビデオコールにてのセッションです。

今まで、レイキや、他の一方通行的なエネルギーヒーリングを遠隔でやったことはあったのだけど、現在の、多次元キネシオロジーがベースであるエネルギーワークを、ちゃんとしたセッションとしてやるのは初めて。

始めてみると、やはり対面とはかってが違うところがあって、戸惑う場面もあったのだけど、結果的にはそこそこ対面と変わらない、普通のセッションができることが確認できて良かったです。

例えば戸惑った場面の例としてはこんなものです。

通常の対面セッションでは、ヒーリングのためのチャンネルを開くためのセットアップを、クライアントさんのハイヤーセルフなどからの許可をとったり、ヒーリングを行っている間のプロテクションのための結界をはったり、といったプロセスも組み込んで、儀式的に行うプロセスをまず最初にやってから、ヒーリングセッションを始めます。


それを、クライアントさんの頭上にあるチャクラや、体の中心線にそって行うのですが、遠隔となるとまず目の前にそのセットアップをするための、クライアントさんがいないわけです。あたりまえだけど。


それで、対面のセッションだと自然にやってる、マッスルメモリー的にササッとできてしまうそのプロセスで、「???」って一瞬頭が真っ白になったりするわけです。

私の遠隔では、クライアントさんを一時的に体現する、ホログラム的なエネルギーフィールドを代理に使ってセッションをやるのですが、その最初のセットアップから、慣れからではなく、意識をその代理のエネルギーフィールドに移行して、、、というステップをちゃんと頭を使って踏む、ということをやるまで、何故かその後の全てのステップを忘れてしまったかのような、「頭ポッカリ感」を感じたわけです。

他には、対面のクライアントさんでは、マッサージテーブルの上に横になってリラックスしてもらっているので、こちらがキネシオロジー(筋肉反射テスト。短く筋反射ということが多い)を使って様々な情報をあげていったり、調整に必要な情報をダウンロードして、、、といった、場合によってはかなり時間がかかるプロセスが必要な時でも何も気になったことはなかったのだけど、
スカイプでのビデオ画面越しに座っているクライアントさんが、こういった事を黙々とやっている間、暇だろうな、とか、退屈だろうな、なんて事を思ってしまって、少し集中力が落ちてしまったり、とか。

それで、クライアントさんには、ただ目をつむって座っていてください、とお願いするべきなのか、なんか適当にやっててください、と指示するべきなのか、、、とか、考えたのですが、、、
やはりセッションの効果を考えると、意識は自分の内側や、目に見えない次元でのエネルギーなどに向いていて欲しいので、あまり意識が外に向くような事はお勧め出来ないな、と。
だからといって、スキャンリストから筋反射で情報あげたりしているこちらの姿を、スクリーン越しにじーっと見ててもらう必要はないわけで。

今回の被験者さんが言っていたことなのだけど、遠隔ヒーリングセッション中ずっと編み物をやりながらセッション受けた、と言う友人がいるらしい。もし編み物が得意で、何も考えずにできる人なら、それもありなのかなぁ?と思ったりも。


編み物について詳しくないので、編み物やってる間、人はどういう事を考えてるとか、編み方やプロセスについてどれぐらいの強さで考えてないといけないのか、などなど全くわからないけど、
でも、例えば、「あー、毛糸この長さで足りるかなぁ?セールの時に、もちょっと買っときゃよかったな、、、」なんて事を考えてる時に、インナーチャイルドを癒すプロセスなどが必要になって、「それでは自分の意識の内側に入って、自分のインナーチャイルドに繋がって、抱きしめてあげてください」などど指示したとこで、そんなに急に、深くて親密な心持ちに切り替えられるかは、やはり大きな疑問です。

大切な時間を割いて受けていただいてるセッションですから、自分がリラックスできる状況で受けてもらいたいですが、やはり大事な時間を割いて受けていただいてるからこそ、その時間だけは自分の内側に意識を向けることに使ってもらうことが一番かな、と思います。

それから、エネルギーワーク中に、流しているエネルギーが大きければ大きいほど、こちらの頭がクラクラするというか、すこし飛んでしまう感覚があって、遠隔では対面の時ほどに、そのエネルギーがクライアントさんに流れている感覚がつかめなくて、このエネルギー全部が自分に流れてて頭がクラクラしてたらどうしよう、なんてことが心配になったり。
これはクライアントさん側の変化を筋反射で確認して、エネルギーは全く問題なく流れるのがわかって良かったですが。

セッションの後には異常な眠気が何時間か続いて、やろうと思ってた事がまったく進まなかったので、何かおかしいと思って調べてみたら、すっかり睡眠モードのクライアントさんと同調してしまっていたことが分かりました。日本ではセッションの後はもう寝るだけの真夜中だったんですね。
対面だと、クライアントさんが物理的にセッションルームから帰られることで、ハッキリとした分離ができるのですが、
遠隔の場合、遠隔で繋がる分、セッション後にきちんとその接続を切る、という事が必要なようです。

ということで、今回のテストで、遠隔の時に注意しないといけないことや、ちょっとしたコツの様なものが掴めたりと、いろいろと勉強になって大満足だったし、
戸惑ったことなども、すぐに慣れるようなことばかりで、何よりも対面と大差ないセッションができることが確認できたことはとても嬉しかったです。

被験者になってくれた友人に感謝です。

もう少し検証をかさねたら、遠隔での個人セッションも正式に提供していきたいと思いますので、その際はまたこのブログでもお知らせしようと思います。
もし興味のある方がいれば、楽しみにしていてくださいね。

今のところ、ウェブサイトは英語のみの状態なので、日本語のページも作らなくてはいけないのですが、ね。。。

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