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出身地の定義

出身地の定義は「生まれ」?「育ち」?

今日、「さんま御殿」でこんな話題をやっていた。

僕の様な移住者は、こういう事をよく考える。

僕は、横浜市中区の生まれ。
有名な元町商店街の産院で産湯を浸かり、その上の段の山手町で幼少期を過ごした。

山手町のマンションは、外人墓地や山手教会、フェリス女学院や港の見える丘公園の並びに位置する、今考えると目ん玉飛び出るくらい好立地なマンションに住んでいたものだ。

その後、親父の身勝手な都合で、同市内の栄区に。
港南台駅からバスで20分。
陸の孤島の様な土地、上郷町にあるちょっとした団地に越す。

あっという間にこの地も離れ、これまた同市内の緑区(現・青葉区)へ。
東急田園都市線、青葉台駅からこちらもバスで10分程、たちばな台の賃貸に15年。
僕が20歳の頃まで住まう。

この後色々な事柄が起きて、今僕は長野県伊那市に居る。

2005年に長野県に単身移り住んだ。

ハイエースに布団と自転車、着替えと18インチのテレビのみを積んで、4万円のアパートに住む事になる。

もうかれこれ14年になる。

僕は自分が横浜出身である事にかなりの誇りがある。
プライド、と言ってもいい。

これには勘違いして欲しくない部分があり、決して優劣をつけて誇りだのプライドだのを言っているわけではない、という事。

生まれ育った場所にこそ、自分のルーツがあり、誇りが常に付き纏うのだ。


人生を大きく3分割すると、

①幼児〜学生まで
②社会人〜定年まで
③定年後〜墓場まで

こんな感じだろうか。
今のクールが②であるならば、②のスタートは今ここに居る長野県伊那市から。

生まれ育った場所、と言えば間違いなく横浜市。

でも社会人として生まれ育ったのは、これまた間違いなく、信州伊那谷なのだ。


なかなか横浜に帰れないので、

あいつは信州に魂売ったな。

なんて思われているのかも。

でも、どっちも大好き。
宝くじが当たったら、石川町のタワマンと坂下のどこかの土地に家を建てるのが夢。

もちろん、今の家は取っておく事前提で。

生まれ育ちは横浜であり、伊那谷です。

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