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たやすく振り返る

スマホ時代になって、写真を撮る機会が増えた。

昔は、と言っても学生時代はインスタントカメラで、修学旅行などのイベント毎にスナップ写真をよく撮っていた。

確か、27枚どりが主流で、高校時代の沖縄への修学旅行にて、当時青葉台駅前の写真屋さんに勤めていた母から、インスタントカメラを4つも差し入れてくれた。

その代わりだろうか、
4泊5日トータルの分だと言われて頂いたお小遣いが1万円だけだった事には驚いた。笑

で、またコレを余らせて帰ってくると厄介で、27枚全てを撮り切らないと現像に出せない。
(出せるは出せるけれども、一度現像に出すと、撮影枚数が2枚だろうが20枚だろうが、それでそのカメラはおしまい) ◀︎◀︎誰向けの説明⁇笑

僕は、さっきも記述したように母が写真屋に居たので、直ぐに現像に出してくれた。

しかもかなりこだわりの強い昔気質の写真屋だったので、インスタントで撮ってもイイ色で焼いてくれる。

今だから言えるけれど、母はその拘りを逆手にわざと「色が良くない」と言ってロス(ミス)を出して、写っている人物分の焼増しをしてくれたりもした。

懐かしい。。
母よ、ありがとう。

こうして現像に出してさえすれば、その写真を見て昔を思い出す事が出来る。

アルバムに挟み、いつの日か家族友人と見るのだ。

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今の時代はどうか。

大スマホ時代。

写真は幾らでも撮れる。

それこそ、27枚に縛られる事なく、
現像に出す出さない、関係ない。

ま、あくまでストレージの容量次第だが。。

昨日の妻の誕生日を過ぎ、そういえば去年は何をどうしたんだっけ、
と、ふと気になり巻き戻す。

🔺🔺そうだ、ウエストビレッジで誕生日パフェ食べたんだ。。2018年。

その前は…??

🔺🔺そうだ、野沢温泉行ったんだ。。2017年。

その前は??

その前は???

こんな感じで、撮りためた写真はいつでもどこでもスマホ1つで取り出せる。

まことに手軽な世の中だ。

でも、これって僕1人が楽しめるものであって、昔のように現像写真をアルバムに挟んで、家族や友人が囲ってワイワイ見る事は、スマホ時代では難しい。


アナログの功罪、

デジタルの功罪。

使い方は、あなた次第。

この僕のスマホに撮り貯めた写真を、
娘と見る時代、間も無く訪れる。

今のところ、、、
想像がつきません。

良いも悪いも、
沢山キミの写真あるから、

首を洗って待っとけよ。

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