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日本選手権

【Team TSUKUBA】試合動画 → DAY1 / DAY2
再三に渡り各SNSで報告してきましたが、第5回 3x3日本選手権で優勝しました。
応援してくれた皆様、NatureMade、そしてチームメイトのみんなに改めて感謝します。
良い形でスタートした2020年シーズン、1つでも多く勝ちを重ねていきたいと思います。

第5回 3x3 日本選手権大会

2019年12月から始まったこの大会は、日本バスケットボール協会主催の日本一決定戦。5人制でいうところの天皇杯と同じような位置付けでしょうか。
各都道府県で予選、各1位が東・中・西日本の3ブロックの予選に進出、そこを勝ち抜いた16チームが2020年2月22日に大森ベルポートに集結し、優勝すれば世界大会出場権獲得という、国内最高峰の大会です。
県予選から決勝まで10試合、長い道のりでした。

BREXがいない、DIMEに落合さんがいない、大本命がいない、色々言われた大会でした。
もちろんルールに則って精一杯戦ったのでこの結果には誇りを持っています。でも、現在の日本の3x3チームの中で“確実に”BESTかと聞かれたら、自信を持って頷ける訳ではないのが正直なところです。
だからこそ今は、出場権を獲得したDOHA Mastersで結果を出したい、そしてプロサーキットの波に乗って世界と戦って力をつけたい、そんな気持ちでうずうずしています。

1回戦

運も味方してくれた大会でした。
1回戦は不戦勝、2回戦の隣の山では1番(個人的には)ビビっていたBEEFMANがSENDAIに敗れるなど、僕らにとっては追い風がビュンビュンと吹いていました。

2回戦

僕らにとっての初戦の相手はHACHINOHE DIME。日本の3x3を牽引するDIMEの青森部隊です。キョーノスケの2Pが大当たりしたらどうしよう、それに気を取られて北向さんの2P炸裂したらどうしよう、とか、対策は色々練りました。

しかし終わってみればRenaldo Dixon 1人に16点取られるという結果に。TSUKUBAの弱点が顕著に現れた試合でした。21-20の接戦をなんとか制し、次戦へ。試合後はとにかく勝った事をポジティブに捉えようと話しました。3x3で大事なこと、"切り替え" 勝てばとりあえずOK。次、次。

準決勝

日を改めて準決勝。1点差で命拾いした僕らの次の相手はSENDAI AIRJOKER。15年以上前から何度も対戦してきた、隣の中学校出身の江田健人のいるチーム。こんな大きな大会の準決勝で対戦出来た事は本当に嬉しいし、感慨深いものでした。

内容はというと、ススムに好き放題やられ、サイズの差も活かしきれずリードされる展開。どうにか終盤まくったものの、気の緩みが出た反省点の多い試合でした。勝負の世界は結果が全て。しかしそれだけで満足していいのか、考えさせられる試合となりました。

決勝

ついにここまできた。不思議と緊張はしませんでした。小さい頃から水泳、野球を習っていた僕の夢は常に日本一でした。バスケを始めた中学の頃の目標も日本一。その当時は99%無理だと思いつつ、目標だから夢だからと、そう言い続けていました。あと21点先に取ればあの頃の夢が叶う、控え室でそう思ってワクワクしたのを覚えています。
試合内容は、この大会3試合目で1番いい出来でした。

vs DIME

偉そうな言い方になってしまいますが、DIMEには本当に感謝しています。僕が3x3.EXE PREMIERに参戦した年も同じカンファレンスでした。翌年も同じで、他の大会でも(Team TOKYOで)僕の前にはいつもDIMEが立ちはだかりました。長い間大事な試合でDIMEを倒す事が目標でした。それがモチベーションとなりここまで成長する事が出来ました。今では一緒に練習をさせてもらえるようになり、世界で戦ってきた先輩方からたくさん勉強させてもらっています。
本当に、ありがとうございます!

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優勝、世界大会へ

21-15。夢が叶いました。本当に夢のようで、喜び方もよくわからず、ただただニコニコしてました(笑
実はドーハに行ける事も知らなくて、表彰式でビックリしてたんです。(江田がドーハは無いって言ってました笑)チームスタッフの皆さんと握手した時は涙を堪えるのに必死で、意味不明な冗談を言ったような気がします(恥

優勝プライズとしてWorld Tourへの出場権を獲得しました。開催地はカタール🇶🇦ドーハ。"悲劇"で有名な地です(笑 自分達は全員World Tour初挑戦。動画でいつも見ている面々と対戦出来ると思うとワクワクと恐怖とで滅茶苦茶な気持ちになります。1点も取れないんじゃないか、とか、ここをこうしたらもしかしたら勝てるかな、とか今は毎日そんな事を考えています。応援してくれる人、期待してくれる人、そしてこの日本選手権で負けたみんなの為に全力で戦い、自分の為に1つでも多く勝ちます!

改めまして応援ありがとうございました。
応援は力になります。頑張れます。
もっと応援してもらえる、選手、チームになります。

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